【名城大学・女子駅伝部】粘りの継走、4位でフィニッシュ

「王座奪還」の目標は次年度に繰り越し

2025-12-31 18:00
学校法人 名城大学

名城大学女子駅伝部は12月30日、静岡県の富士宮市・富士市で開催された2025全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)に出場し、2時間24分34秒で4位でした。

富士山本宮浅間大社をスタート、富士総合運動公園陸上競技場をフィニッシュとする7区間43.4kmのコースで24チームが競い、10月下旬の全日本大学女子駅伝を制していた城西大学が2時間22分36秒で優勝。東北福祉大学が2時間22分47秒で2位、大東文化大学が2時間23分10秒で3位に続き、前回覇者の立命館大学が2時間25分39秒で本学に次ぐ5位でした。

1区の金森選手(左から2人目)

1区の金森選手(左から2人目)

本学の1区(4.1km)は大学での全国駅伝デビューとなった1年生の金森詩絵菜選手(人間学部)が務め、先頭に立った立命館大学から6秒差の4位(12分53秒)という好発進をしました。

2区から4区までは4年生トリオがリレー。前半の重要区間となる2区(6.8㎞)は大河原萌花選手(法学部)が担い、順位を3つ下げて7位に後退。区間成績は12位(21分45秒)でした。この区間でトップに立った城西大学との差は1分11秒となりました。最短3.3kmの3区は石松愛朱加選手(人間学部)が担当。区間13位(10分33秒)の走りで順位を1つ落とし、トップから1分30秒差の8位でつなぎました。

4区(4.4km)では主将の米澤奈々香選手(人間学部)が4チームをかわす区間1位(14分14秒)の力走で4位に浮上。首位・城西大学との差を1分02秒に縮めました。

2区 大河原選手から3区 石松選手への襷リレー

2区 大河原選手から3区 石松選手への襷リレー

4区 米澤選手

4区 米澤選手

5区 細見選手から6区 山田選手への襷リレー

5区 細見選手から6区 山田選手への襷リレー

最長10.5kmの5区は、1年生の細見芽生選手(人間学部1年)が出走しました。前方では大東文化大学のケニア人留学生が先頭を奪い、東北福祉大学、城西大学がそれを追走。本学は首位から1分39秒差の4位で中継し、細見選手は各チームのエースに対峙して区間3位(34分53秒)と健闘しました。

6区(6.0km)では山田未唯選手(人間学部3年)が4位の順位をキープし、首位の大東文化大学から1分57秒差でアンカーにリレー。区間成績は6位(20分14秒)でした。

高低差169mの厳しい上りコースの7区(8.3km)は1年生の橋本和叶選手(法学部)が出走しました。前方では上位3チームの順位が入れ替わり、優勝争いは大激戦。橋本選手はきつい上り坂での単独走に耐え、区間3位(30分02秒)にまとめて4位の順位を守り抜いてフィニッシュしました。

7区 橋本選手

7区 橋本選手

本学女子駅伝部は「王座奪還」の目標を掲げて1年間励んで参りましたが、今年はそれを達成することはできませんでした。もう一度優勝を取り戻すべく精進いたしますので、どうか今後も変わらぬ応援をお願いいたします。本年も皆さまからの温かいご声援、ありがとうございました。

2025全日本大学女子選抜駅伝 総合成績(8位入賞チーム)

順位 大学名 記録
優勝 城西大学 2時間22分36秒
2位 東北福祉大学 2時間22分47秒
3位 大東文化大学 2時間23分10秒
4位 名城大学 2時間24分34秒
5位 立命館大学 2時間25分39秒
6位 大阪学院大学 2時間26分35秒
7位 福岡大学 2時間26分59秒
8位 全日本大学選抜 2時間27分03秒

名城大学の成績

区間(距離) 選手名 通算順位 記録 区間順位 記録
1区(4.1m) 金森 詩絵菜(1年) 4位 12分53秒 4位 12分53秒
2区(6.8km) 大河原 萌花(4年) 7位 34分38秒 12位 21分45秒
3区(3.3km) 石松 愛朱加(4年) 8位 45分11秒 13位 10分33秒
4区(4.4km) 米澤 奈々香(4年) 4位 59分25秒 1位 14分14秒
5区(10.5km) 細見 芽生(1年) 4位 1時間34分18秒 3位 34分53秒
6区(6.0km) 山田 未唯(3年) 4位 1時間54分32秒 6位 20分14秒
7区(8.3km) 橋本 和叶(1年) 4位 2時間24分34秒 3位 30分02秒
https://www.meijo-u.ac.jp/100th/