近畿大学吹奏楽部が「第65回定期演奏会」を開催 ダグラス・ボストック氏を客演指揮者に迎え、国内外の名曲を披露

近畿大学吹奏楽部(大阪府東大阪市)は、令和7年(2025年)12月19日(金)、フェスティバルホール(大阪府大阪市)にて、「第65回定期演奏会」を開催します。昨年度は2,000人を超える方にご来場いただいた大好評のイベントです。
【本件のポイント】
●「全日本吹奏楽コンクール」で通算22回の金賞受賞を誇る近畿大学吹奏楽部による定期演奏会
●国際的に活躍する指揮者 ダグラス・ボストック氏を客演指揮者に迎えて実施
●大学吹奏楽ならではの迫力あるサウンドでアメリカ、イギリス、日本を代表する吹奏楽作品を演奏
【本件の内容】
近畿大学吹奏楽部は、これまで、「全日本吹奏楽コンクール」に通算33回出場し、22回の金賞を受賞しています。令和7年(2025年)8月に橿原文化会館(奈良県橿原市)で開催された、「第75回関西吹奏楽コンクール」でも金賞を受賞しました。演奏会は昭和40年(1965年)に第1回を開催して以来、毎年開催しており、今回で65回目という伝統を誇ります。
吹奏楽コンクールの自由曲で演奏したClaude Thomas Smith作曲の「華麗なる舞曲」を、今年度より音楽監督に就任した田中弘氏の指揮で披露するほか、真島俊夫作曲の「三つのジャポニスム」、P.スパーク作曲の「ドラゴンの年(2017年版)」など、アメリカ、イギリス、日本を代表する吹奏楽作品を幅広く演奏します。また今回は、国際的に活躍されている指揮者ダグラス・ボストック氏を客演指揮者としてお迎えし、より豊かな音楽表現をお届けします。
【開催概要】
日時 :令和7年(2025年)12月19日(金)開演18:30(開場17:30)
場所 :フェスティバルホール
(大阪府大阪市北区中之島2-3-18、
京阪中之島線「渡辺橋駅」 下車12番出口直結)
入場料 :S席2,500円 A席2,000円 B席1,500円(全席指定、税込)
高校生以下500円(税込)高校生以下は先着200名限定
※未就学児は入場できません。
申込方法:
フェスティバルホールチケットセンター
https://www.festivalhall.jp/ticket/
電子チケットサービス「teket」
https://teket.jp/8985/55277
高校生以下チケット専用フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd6_vLDDcbsQWjp4d1p_0MJE1YyzJ3PVjvGKl7tszd8bQnOAQ/viewform
主催 :近畿大学吹奏楽部
後援 :東大阪市、関西吹奏楽連盟、大阪府吹奏楽連盟、
近畿大学学友会連合会、近畿大学吹奏楽部OB・OG会
お問合せ:近畿大学吹奏楽部 TEL(06)6721-9260
【プログラム】
<第1部>
・キャンディード序曲/Leonard Bernstein
・アメイジング・グレイスによる交響的変奏曲/Claude Thomas Smith
・華麗なる舞曲/Claude Thomas Smith
・マスク/Kenneth Hesketh
・シェイクスピア・ピクチャーズ/Nigel Hess
<第2部>
・ドラゴンの年(2017年版)/Philip Sparke
・子供たちのマーチ「丘を越えて彼方へ」/Percy Aldridge Grainger
・三つのジャポニスム/真島俊夫 他
※曲目を変更する場合がございますので、予めご了承ください。
指揮者:ダグラス・ボストック氏(客演指揮者)
田中弘(音楽監督)
平井瑛大(学生指揮者、文芸学部文化・歴史学科4年)
【近畿大学吹奏楽部】
近畿大学吹奏楽部は、昭和38年(1963年)に応援団および音楽部から大学公認団体として設立され、昭和42年(1967年)に独立団体近畿大学吹奏楽部となりました。日本最大規模の吹奏楽の大会である「全日本吹奏楽コンクール」は、これまでに通算33回出場し、22回の金賞を受賞しています。昭和60年(1985年)および平成6年(1994年)には5年連続で金賞を受賞した実績を評価され、特別招待演奏を行いました。海外においても積極的に活動しており、音楽のオリンピックとも称される「世界音楽コンテスト(WMC)」にオランダのケルクラードで出場。平成9年(1997年)には「ファーストディヴィジョン」、平成13年(2001年)には最高グレードである「コンサートディヴィジョン」で、いずれも金メダルを受賞しました。また、平成28年(2016年)には第7回韓国国際吹奏楽祭に日本代表バンドとして招聘されるなど、国際的な舞台でも高い評価を受けています。さらに、大阪・関西万博関連イベントにも多数出演し、「ブラスエキスポ2025」、「いのち輝く吹奏楽」、「マルタ共和国×近畿大学吹奏楽部コラボコンサート」など、マーチングなどの多彩なスタイルでの演奏活動も積極的に行っています。現在、約100人の部員が在籍し、日々練習と演奏活動に励んでいます。
【客演指揮者のプロフィール】
ダグラス・ボストック(Douglas Bostock)氏
イギリス出身の指揮者。国際的に高く評価されている南西ドイツ室内管弦楽団の首席指揮者兼芸術監督を令和元年(2019年)から務めている。スイスのアールガウ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を経て、平成15年(2003年)~平成30年(2018年)に名誉指揮者を務め、スイスのハルウィル・オペラ音楽祭の音楽監督の重責を担ってきた。欧州、米国、日本などで幅広く活躍しており、平成12年(2000年)から10年間にわたり東京佼成ウィンドオーケストラの常任指揮者、首席客演指揮者を務めた。その他、昭和54年(1979年)~平成5年(1993年)南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団の音楽監督。平成3年(1991年)~平成10年(1998年)チェコのカールスバッド交響楽団の音楽監督及び常任指揮者。平成11年(1999年)~平成18年(2006年)ミュンヘン交響楽団の首席客演指揮者として活躍。令和7年(2025年)4月にオオサカ・シオン・ウインド・オーケストラの首席客演指揮者に就任した。
日本ではこれまでに、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、札幌交響楽団など日本を代表するオーケストラで客演。海外においてもロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ放送交響楽団など国際的に有名な音楽祭やホールに出演している。
また指揮の指導者としても評価され、日本においては東京藝術大学の指揮・オペラ科の客員教授として同大学との高い信頼関係を築くとともに、洗足学園音楽大学においても客員教授として後進の指導に当たっている。
【関連リンク】
近畿大学
https://www.kindai.ac.jp/