「WINA DAY」レポート: 韓国・農心が「辛ラーメン」×韓国消防庁の 安全キャンペーンを実施
即席めん業界の「災害支援を通じた安心」を通した社会貢献活動の実例
世界各国・地域の即席めんメーカーが加盟するグローバルな業界団体「一般社団法人 世界ラーメン協会 (World Instant Noodles Association 以下略称:WINA) 」は、WINA会員企業による社会貢献活動を促す取り組み、「WINA DAY」を業界として推進しています。
韓国では11月9日を「消防士の日」と定め、国民の火災に対する安全意識を高める行事や活動が行われていますが、WINAの加盟企業である農心は社会貢献活動の一環として、消防庁と連携した安全キャンペーンを継続的に実施しており、このたび本キャンペーンを通じて提供した火災報知器の累計台数が4万台に達したことを公表しました。

農心は2021年より、韓国消防庁と連携し、火災安全への意識向上と消防士の貢献に敬意を表することを目的としたCSR活動を継続的に展開しています。本キャンペーンを通じて、同社は一人暮らしの高齢者や障害者など社会的弱者世帯への火災警報器設置を提供しており、今年設置した1万台を含め、キャンペーンを通じて提供した火災報知器の累計台数は4万台に達しました。
消防の日を記念し、農心は同社のキャンペーンにおいて「ヒーロー消防士」としてモデルを務めたキム・スリョン、キム・ジウン、イ・スンヒョ消防隊長のモデル料全額を、本人たちの意向のもと殉職した消防士の遺族支援団体へ寄付しました。さらに同社はSNSキャンペーンを通じて、大規模火災の主な要因であるキッチンでの出火を防ぐ消火器の配布も行いました。

WINAは「WINA DAY」の取り組みの中で、本件のような会員企業による社会貢献活動の好事例の他会員企業への共有や、各企業の活動の参考となるフィールドワークの実施などを通して、業界として社会貢献活動を推進していきます。
「WINA DAY」について
「WINA DAY」は、即席めん業界による社会貢献活動を促進する取り組みです。これまでWINAでは、加盟する世界各国・地域の即席めんメーカーが非競争領域において知見を共有し、世界の共通課題である人々の栄養と健康状態の改善、地球環境の保全、食品安全、その他社会課題の解決に向けた取り組みを積極的に推進してきました。2025年8月に始動した「WINA DAY」の取り組みでは、防災教育や復興支援などの「災害支援を通じた安心」、フードシェアや子ども食堂など誰もが安心して食事ができるような「喫食シーンを通じた安心」、環境に配慮したサステナブルな事業運営や小規模農家の支援などの「サプライチェーン・コミュニティの安心」の3つの「安心」をテーマに、世界が抱えるさまざまな社会問題の解決に向けての取り組みを紹介しています。
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一般社団法人 世界ラーメン協会について
一般社団法人 世界ラーメン協会 (World Instant Noodles Association 略称:WINA) は即席めんの品質改善および消費拡大を図り、業界発展と世界の食生活に貢献することを目的に1997年に設立された、26カ国/地域の125社 (団体) が加盟する世界規模の業界団体です。当会では、消費者の皆様に即席めんをおいしく安心して食べてもらえるよう、品質向上に関わる業界共通の技術的課題について情報の集積・共有を行っています。また、日々の活動に加え、会員企業による品質向上のための意見交換を目的とした会議・イベントの開催や、即席めんを通じた社会貢献も行っています。
WINAウェブサイト