奈良県保育協議会主催研修会にて 現場保育士向けの防災セミナーを実施

2025-12-12 17:30
一般社団法人日本保育防災協会

一般社団法人日本保育防災協会(所在地:東京都千代田区、代表理事:西畑 進太郎)は、奈良県保育協議会様主催の2025年度研修会において、当協会認定講師が「現場保育士の防災意識の向上とBCPの基礎について」をテーマとした講演を行いました。

研修の様子

研修の様子

近年、日本各地で地震や豪雨災害が頻発する中、保育現場が直面するリスクの理解と、子どもたちの安全を守るための実効的な備えの必要性が高まっています。本研修では、保育士が日々の保育に防災視点を取り入れるとともに、災害時に施設としての機能を維持するための基本を学ぶ内容として実施されました。

▼セミナー概要
講演では、以下の内容を中心に解説が行われました。

  1. 地震と日本の現状理解
  2. 保育施設を取り巻く災害リスクの把握
  3. ハザードマップを用いた実践ワーク
  4. BCP(業務継続計画)の基礎理解
  5. 被災園の声から学ぶ教訓

▼今後の取り組み
奈良県保育協議会様においては、2026年に施設長向け防災研修が予定されており、管理者層を対象に、より高度な防災マネジメントについて当協会が講師を務める予定です。

一般社団法人日本保育防災協会は、今後も保育現場の安全と防災力向上に向け、自治体・保育事業者との連携を強化し、全国の保育関係者に向けた研修・情報提供を継続してまいります。

▼奈良県保育協議会について
奈良県保育協議会は、認可を受けた県内の公立・私立保育園および認定こども園が、互いの特色を尊重しつつ協力し合い、質の高い保育を目指して研究・研鑽を行う組織です。多様化する保育ニーズに応じた施設機能の専門性向上を図るとともに、保育者の資質向上のための研修や研究活動の促進を行い、組織の強化を事業の目標としています。

また、令和5年4月施行の「こども基本法」の理念に基づき、すべての子どもの最善の利益を保障し、保育の質の向上に継続的に取り組んでいます。

詳細: https://www.nara-hoikukyo.jp/

▼一般社団法人日本保育防災協会について
一般社団法人日本保育防災協会は、「命を預かるお仕事」を担う保育業界に特化した防災教育・研修を提供する専門団体です。保育施設における防災力の向上を目的に、災害を“自分ごと”として捉え、日常保育の中で防災を継続的に学び、実践していくきっかけづくりを行っています。

概要

法人名 : 一般社団法人日本保育防災協会
所在地 : 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-32 紀尾井町WITH3階
代表理事: 西畑 進太郎
HP   : https://hoiku-bosai.com/association/