11月12日 新橋サテライトを新規開設
都内の配送ネットワークを強化し、よりきめ細やかな対応を可能に
1,700台のトラックと2,700人超のドライバーで毎日500万人の食生活を支える物流インフラ企業、アサヒロジスティクス株式会社(埼玉県さいたま市大宮区/代表取締役社長 横塚 元樹)は、2025年11月12日に、東京都港区に「新橋サテライト」を開設いたしました。この度の開設により、都心の飲食店密集エリアにおける配送ネットワークを強化し、よりきめ細やかな物流サービスの提供を実現します。

開設の目的:都市型物流の課題解決に向けて
近年、東京都心部では飲食店の高密度化が進み、現在東京都内には約6万6千件の飲食店が点在し、特に23区の主要エリアには約5万件の飲食店が集中しています。※
倉庫や物流センターから出荷された商品を店舗にお届けする「ラストワンマイル」は、物流全体の中でも特に細かく配送先が分散されており、特にこの区間の効率化は重要な課題となっています。
現在当社では東京都内の物流拠点を保有しておらず、都内への配送は、埼玉、神奈川、千葉県内の物流拠点からの対応、もしくは納品先の諸条件に対応した納品方法(低床車両の導入や一部を軽車両で対応するなど)で、さまざまなニーズに対応してまいりました。
また、当社の主力車両は4トン車となっており、現在都内の外食店舗へのルート配送にも使用されています。しかしながら、この車格の車両での配送業務においては、繁華街の狭い道路や、納品時の駐車スペース確保といった都市特有の問題に直面していました。
新橋サテライト開設は、こうした都市型物流の課題を解決し、大都市東京における配送効率と顧客満足度の向上を目指す取り組みとしています。
※総務省経済センサス活動調査より
戦略的立地と段階的展開による都内配送網の強化
新橋サテライトは、東京の中心的ビジネス街であり、飲食店が高密度に集積する千代田区、中央区、港区の結節点に位置します。この戦略的立地を活かし、小型の配送車両を活用することで、都心特有の狭あい道路や駐車制限のある地域でも、スムーズな配送を実現します。今回の新橋サテライトからの商品のお届けは、主にグループ会社である株式会社BPトランスポート(代表取締役:目黒真司)が対応することで、グループ機能を有効活用して都内配送の効率化を進めてまいります。
また、今後は上野・浅草・秋葉原エリア、新宿・渋谷・池袋エリアをターゲットとしたサテライト拠点を段階的に展開し、お客様のニーズによりきめ細やかに対応できる体制の構築を進めます。
「新橋サテライト」概要
- 名称:アサヒロジスティクス株式会社 新橋サテライト
- 所在地:東京都港区新橋5-20-3 新橋STビル1階
- 対象エリア:千代田区、中央区、港区を中心とした都心部
- 開設日:2025年11月12日
- 温度帯:常温・冷蔵・冷凍
- 倉庫面積(温度帯別)
常温:26.36㎡(7.97坪) 冷蔵:4.49㎡(1.36坪) 冷凍:9.42㎡(2.85坪)
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