「体験」を売る出版社が短編映画『それでも紙の本が好き』を制作 蓬莱舞・佐々木しほが上映会に登壇
~“紙の本”の魅力を映画で発信~

株式会社英智舎(東京都新宿区、代表取締役:上村雅代)が、短編映画『それでも紙の本が好き』の完成を発表。2025年10月3日に、関係者へ向けた上映会を開催しました。
今後は一般公開の実現に向け、作品ならびに“紙の本”の魅力を発信していく予定です。
●短編映画『それでも紙の本が好き』とは

昭和の面影が色濃く残る家。自宅で出版社を営む千紗子(佐々木しほ)のもとに新刊の束が届く。本に駆け寄る娘の葵(蓬莱舞)。二人は茶紙を剥がし、刷りたての本の匂いを深く吸い込む。「まだあったかいよ」と葵がつぶやく。
人は本の世界に入り込んでいる時、どんな景色を想い描き、どんな体験をしているのか。傍目には、ただ本に没頭しているようにしか見えないその瞬間に、想像を超えるリアルな世界がある。
AI時代の今こそ届けたい。観終えたあなたも、きっと紙の本を抱きしめたくなる。
※YouTube 予告編URL
https://www.youtube.com/watch?v=_Fpa1RzuymI
●【クロストーク】上映会の様子
作品公開のあとに実施されたのは、本が大好きな葵役を務めた蓬莱舞と、その母親である千紗子役を演じた佐々木しほによるクロストーク。
英智舎代表であり、今作の監督・脚本を自ら担当した上村雅代による司会のもと、映画の振り返りや紙に対する思いが語られました。

はじめに、上村から「あらためて作品を観ていかがでしたか?」との質問が投げかけられると、蓬莱は「一人語りをするシーンが多く、AIと対話する場面とのバランスを意識して演じました。」と返答。
次に、作品内で幸せについて語るシーンがあることにちなみ「幸せだと感じる瞬間はありますか?」と上村が尋ねると、佐々木は「大好きな映画を観て感動している瞬間が幸せです。もちろんこの作品も、幸福感に包まれながら見届けることができました」と明るい笑顔で答えました。

また「本は紙派ですか?それとも電子派ですか?」という質問では、2人とも“紙派”で、さらに“紙の本の感触が好き”という同じ思いを持っていることが発覚。一方で、利用がスムーズな電子書籍でも読書を楽しんでいることが語られました。
その話を受けた上村も「情報を早く検索したいときには、電子が便利だなと私も思う。」と共感。続けて「でも何度も読みたいとか、自分の本棚に入れておきたいとか。そんな大切に思える作品に出会ったときこそ、やはり紙の本で残しておきたくなりますよね。」と話し、2人と強く頷きあっていました。

そして最後に「この作品はどんな人に見てもらいたいか」について2人が思いを語り、和やかな雰囲気でクロストークが終了しました。
佐々木しほ:電子書籍を普段読む方にこそ、この作品を観てほしいと思っています。少し手間をかけてでも、きっと紙の本を手にとってみたくなるはずです。
蓬莱舞:仕事や私生活で電子機器を使っており、とくにAI疲れを感じている人におすすめしたいなと思います。この作品が、紙の本と触れ合うきっかけになってくれると嬉しいです!

●上映に関する情報は英智舎より随時発信
紙の本がもつ魅力を感じ取れる作品『それでも紙の本が好き』。上映予定など今後の情報は「英智舎 ― 「体験」を売る出版社 ―」の公式Xからお知らせいたします。
https://x.com/oRt6E3LgPPZYE1V
上映会の詳しい様子や、出演者からのスペシャルコメントについては、エンタメメディア「POETRY ON(ポエトリー・オン)」にて公開中です。(該当記事内、プレス様に限り転載、要約、改変を許可しています)
●短編映画「それでも紙の本が好き」
(出演)
蓬莱舞/佐々木しほ/和田慎太郎
(監督・脚本)
上村雅代
※YouTube 予告編URL
https://www.youtube.com/watch?v=_Fpa1RzuymI
