【名城大学】学生主催のハンドボールのホームゲームを開催
-2026年3月の開学100周年記念アリーナ竣工イベントのプレイベントとして-


MEIJO SPORTS PROJECT(通称:MSP)が主催する本学と中京大学のハンドボールのホームゲームが10月15日、天白キャンパスの新体育館で開催され、約230人の観客が応援に駆け付けました。これまで本学としてホームゲームを実施したことはありますが、学生主催でのホームゲームを企画・運営するのは初めてで、新たなスポーツの魅力発信の機会となりました。
MSPは本学のスポーツの価値を高め、スポーツ魅せる&観せる・応援することを新たな文化として根付かせることを目的に、2024年度の本学の「学びのコミュニティ創出支援プログラム」に採択され、活動を開始。2026年3月の開学100周年記念アリーナ竣工イベントでのホームゲームの開催に向け、今回はそのプレイベントとして実施されました。
プロスポーツ試合のような演出


今年度、MSPの活動に参加しているのは学生12人。プログラム作り、動線整理など当日の運営体制を担当するAチーム、音響・照明演出、ハーフタイムイベント、応援スタイルの考案など、観客が楽しめる企画を検討するBチーム、イベントポスターやパンフレットの制作、SNSでの広報を担当するCチームの3チームに分かれ、今年4月から検討してきました。7月には立命館大学と筑波大学のホームゲームに出向き、観客誘導やスタッフの動き、音響設備の使い方、観客と一体となった応援方法など、多くの点で学び、それらを踏まえて検討を重ねてきました。
イベント当日は午後6時30分の試合開始に向け、会場の外にキッチンカーを配置し、ホームゲームの雰囲気をいっそう盛り上げました。試合開始前には、オフェンス時とディフェンス時の応援方法の練習もあり、應援團チアリーディング部がパフォーマンスも披露。選手紹介の際には照明が落とされ、MSPのメンバーがスポットライトで選手一人ひとりを照らし、プロスポーツの試合のような選手入場の演出がありました。




この経験をアリーナ竣工イベントで生かす


試合は中盤まで本学がリードを奪うものの、終盤に逆転を許す苦しい展開。スタジアムDJが応援を盛り上げながら、会場全体が一体となり声援を送り続けましたが、惜しくも一歩届かず敗戦となりました。
MSPメンバーの山本莉子さん(都市情報学部3年)は、「試合には負けてしまいましたが、観客の皆さんが楽しそうに観戦してくれてホッとしました」と安堵の表情を見せ、加藤花奈さん(同)は「開催前は数十人来てくれたらいいかなと思っていましたが、200人を超える方にお越しいただけて嬉しい」と話しつつ、「私はハンドボール経験者で、スタジアムDJの方にファウル内容や試合の流れを伝え、それをもっと観客に伝えられたら良かった」と反省も口にしました。山本さんは「開催に至るまで、私たち3チームとクラブ関係者など進捗の確認や連携に苦労しました。3月のアリーナ竣工イベントでは、この経験を生かして、成功させたい」と前を見据えていました。
MSPでは2026年3月の開学100周年記念アリーナ竣工イベントでのホームゲーム開催に向けて新規メンバーを募集中です。名城スポーツを一緒に盛り上げたい方、イベント運営や広報活動に興味のある方は、ぜひMSP公式Instagramまでお気軽にDMをお送りください。
MSP公式Instagram(@meijo_sports_project)
なお、募集説明会も予定しておりますので、どのような活動をしているのか具体的に知りたい方はお気軽にご参加ください。
■MSP募集説明会のご案内(申込不要・飲食可)
・11月6日(木)12:30~13:00 @天白キャンパス_共通講義棟南S405
・11月7日(金)12:30~13:00 @ドーム前キャンパス_南館DS403



