近畿大学創立100周年に入学した舞台芸術専攻1年生による 100年をつなぐ東大阪発オリジナルミュージカルを公演

2025-12-11 14:00
学校法人近畿大学
舞台芸術専攻1年生の練習の様子

舞台芸術専攻1年生の練習の様子

近畿大学文芸学部(大阪府東大阪市)芸術学科舞台芸術専攻は、令和8年(2026年)1月15日(木)から17日(土)までの3日間、近畿大学東大阪キャンパスにて、ミュージカル『100 -ONE hundred(ワン ハンドレッド)』を上演します。
本作は、令和5年(2023年)に東大阪市文化創造館で市民キャストにより上演された同タイトルのミュージカルをもとに、学校法人近畿大学創立100周年に合わせ、一部設定を改変したものです。

【本件のポイント】
●近大創立100周年に入学した1年生が、東大阪を舞台に100年越しの交流を描くミュージカルを上演
●東大阪の町工場、花園ラグビー場やかつての帝国キネマ長瀬撮影所、旧生駒トンネルなどのスポットが登場
●学生は舞台制作に必要な要素を総合的に学び、クラスで協働して一つの作品をつくり上げる過程を経験

【本件の内容】
今回上演する『100 -ONE hundred』は令和5年(2023年)に東大阪市文化創造館にて市民キャストにより初演された、東大阪ゆかりのオリジナルミュージカルを元にしています。今回の上演では、近畿大学創立100周年に合わせて主人公を近畿大学の卒業生にするなど、一部の設定を脚本家の了承のもと改変しており、東大阪市および東大阪市文化創造館の協力により実現しました。
『100 -ONE hundred』は、大正時代と現代をつなぐ東大阪を舞台に、町工場、花園ラグビー場やかつての帝国キネマ長瀬撮影所、旧生駒トンネルなどのスポットを織り込みながら、100年の時を越えて人々が交流するファンタジーを描きます。脚本は脚本家・演出家の徳尾浩司氏、音楽は作曲家・舞台音楽家の宮川彬良氏が手がけ、監修は近畿大学文芸学部芸術学科 教授 阪本洋三が務めています。
本公演は近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻の専門科目「舞台芸術特別実習I」における1年生の授業発表公演として実施します。令和7年(2025年)は学校法人近畿大学の100周年にあたり、その年に入学した1年生が取り組む本作品は、節目の年にふさわしい題材となっています。学生は、台本・演技・照明・音響・衣装・装置など舞台制作に必要な要素を総合的に学び、クラス全体で協働して一つの作品をつくり上げる過程を経験します。こうした創作活動を通じて、自身の役割や貢献のあり方を主体的に考える学習機会となります。

【あらすじ】
創業100年になる金属加工の町工場の息子、東城充は、近畿大学を卒業して東京で映画監督を目指していたが、東大阪で町工場を営む父が「倒れた」という知らせを聞いて帰ってくる。だが、実は父は元気で、周囲が父子関係を修復して欲しい、という思いから考えた嘘だと知り、呆れて家を飛び出す。現実から逃避したい思いから、旧生駒トンネルに現れた電車に乗った充は、大正時代に迷い込んでしまう。「東洋のハリウッド」と呼ばれた映画撮影所で看板女優の高宮麗と、また工場の創業者である曽祖父、東城彦一らとの出会いを経て、充は自分の進むべき道を見つけていく。

【公演概要】
タイトル:『100 -ONE hundred(ワン ハンドレッド)』
日時  :令和8年(2026年)1月15日(木)・16日(金)19:00~21:00
     17日(土)11:00~13:00、15:00~17:00(全4公演)
     ※受付開始は公演の45分前、開場時間は公演の30分前に行います。
場所  :近畿大学東大阪キャンパス D館 3階ホール
     (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象  :一般の方(各公演定員60人、入場無料、要事前申込)
申込方法:
下記URLより申込み ※定員に達し次第受付を終了します
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe3x4459wIJelgoI0xgUF84_02WtFCTbb4B1wp8kachWZTdHg/viewform
お問合せ:近畿大学文芸学部学生センター TEL(06)4307-3061

【関連リンク】
文芸学部 芸術学科 舞台芸術専攻 教授 阪本洋三(サカモトヒロミ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1239-sakamoto-hiromi.html

文芸学部
https://www.kindai.ac.jp/lit-art-cul/