東京工芸大学 芸術学部デザイン学科 八十島一菜さんが JAGDA国際学生ポスターアワード2025で金賞を受賞
東京工芸大学(学長:吉野 弘章、所在地:東京都中野区、以下本学)芸術学部デザイン学科3年、八十島 一菜さんの作品「赤い光」が、「JAGDA国際学生ポスターアワード2025」で、金賞を受賞しました。この作品は、身近にある、安全のために機能している赤い光をモチーフにした作品です。

本学芸術学部デザイン学科3年八十島一菜さんの作品「赤い光」が、日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)が主催する「JAGDA国際学生ポスターアワード2025」で、金賞を受賞しました。受賞作品「赤い光」は、車のブレーキランプ、火災報知器のランプ、交通整備の誘導棒などの街中で見かける赤い光が、安全のために機能していることを表現した作品です。
金賞を受賞した八十島さんコメント
「今回このような賞をいただけたことに、驚きと喜びを感じています。赤い光は暗闇のなかで光り、緊急時周りがよく見えない我々に、安心感をもたらしてくれます。その存在感をモザイクの中の光として描くことで、SAFEを表現しました。」と話します。
今後、八十島さんの作品は、2025年11月下旬に国立新美術館(東京都・六本木)で開催される「JAGDA国際学生ポスターアワード2025」展で展示されます。また、アジア最大級のデザイン団体である日本グラフィックデザイン協会が発行する、優れたグラフィックデザイン作品を収録した年鑑『Graphic Design in Japan 2026』にも掲載される予定です。
JAGDA国際学生ポスターアワードとは
「JAGDA国際学生ポスターアワード」は、日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)が主催し、国内外の優れた若い才能の発見と顕彰、およびグラフィックデザインの新たな発展と進化を目的に、毎年開催されています。
イメージとテキストの融合による自由な表現のポスターには、人の心を動かす瞬発力があり、国や地域を超えたビジュアルコミュニケーションを可能にし、ポスターによって互いを理解し、国際的な課題を共有することが期待されています。
また、国内で最大規模の国際的な学生ポスター・グラフィックデザインコンペティションとして評価されており、近年の出品数は3,000点を超えています。入賞作品は、年鑑に掲載されるなど世に作品が出る機会もあり、将来クリエイターを目指す学生の登竜門となっています。
今年の審査員は、永井一史 氏、ひびのこづえ 氏、菊地敦己 氏、タイガー・パン 氏、ジョン・ワーウィッカー 氏をはじめ、グラフィックデザインやアート分野で活躍する13名が務めています。
作品の出品は、高校生から大学院生まで、年齢・学年・国籍を問わず行うことができます。作品は、毎年設定されるテーマに沿って制作され、今年のテーマは「Safe」でした。
また、本学からは芸術学部デザイン学科3年佐藤 桃萌さんの作品「虫」が、マカオデザイナー協会賞。芸術学部デザイン学科2年松本 紗良さんの作品「安全な国。日本。」が、東京デザインプレックス研究所賞を受賞しています。


東京工芸大学
東京工芸大学は1923(大正12)年に創設された「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、創設当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきました。2023年に創立100周年を迎えました。
【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/
公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)
公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)は、1978年に設立し(初代会長:亀倉 雄策)、現在、国内外に会員3,000名を擁するアジア最大級のデザイン団体(会長:永井 一史、副会長:左合ひとみ、服部 一成)。年鑑『Graphic Design in Japan』の発行、展覧会やセミナー、地域振興や公共デザイン、デザインの権利保護などの公益事業を全国的に展開するとともに、都道府県や地域ごとの活動も活発に行っています。
【URL】 https://www.jagda.or.jp/






