「抹茶バブル」到来 外国人中心に大抹茶ブーム ニセコ初の外国人向け「茶道体験」が大人気 12月8日から第二回茶道体験会開催
世界的な抹茶バブルが広がる中、抹茶を通じて日本文化に関心を持つ外国人が増え、茶道などの文化体験が新たな観光トレンドになっています。欧米では健康志向を背景に抹茶がスーパーフードとして人気を集めています。一方、日本では茶道人口の減少や茶農家の高齢化が進み、伝統文化の衰退が課題です。こうした中、京都で茶道体験教室を運営する株式会社アイディアル(所在地:京都市右京区、代表取締役:藤原 長憲)の、北海道ニセコで初の外国人向け「茶道体験プログラム」が注目されています。昨年は10か国以上から参加者が集まりました。第二回を2025年12月8日から開催します。

SNSと訪日で抹茶人気が急騰
世界的に抹茶バブルが到来しています。欧米ではカフェイン過剰摂取の懸念や健康志向の高まりから、抹茶ラテが日常のドリンクとして定着し、SNSでは「#matchalatte」が拡散し、市場規模はイギリスだけで90億円を突破しました。「抹茶=日本文化」であるにもかかわらず、日本人より外国人の方が抹茶を楽しむ時代になっています。日本では若者の日本茶離れと伝統文化の高齢化があり、お茶農家も15年で半減、日本茶の購入量もこの20年で3割減少し、お茶文化の衰退が深刻化しています。
【ニセコにはスキー以外に楽しむ場所がない?】
京都で茶道体験教室を運営する株式会社アイディアルの北海道・ニセコで外国人観光客を対象に日本茶文化を体験してもらう「茶道体験プログラム」が注目されています。スキーリゾートとして知られるニセコでは、冬季に多くの外国人が訪れるものの「スキーをしない女性や家族層が楽しめるアクティビティが少ない」という課題がありました。そこで始まったのが、日本の伝統を体験できる茶道プログラムです。
英語での解説付きで、茶筅(ちゃせん)の使い方や和菓子との調和を学べる内容が好評を呼び、昨年初回開催ではオーストラリア、シンガポール、アメリカなど10か国以上から参加者が集まりました。京都の茶道師による丁寧な指導は「手順がわかりやすく、まるで瞑想のように心が落ち着く」と好評です。「ニセコに来るなら立ち寄る価値がある」と参加者の満足度も高く、地域における新しい観光スタイルとして注目を集めています。
日本のお茶文化を伝えたい
◇お客様の声
・オーストラリア・女性
「最初は抹茶ラテのイメージしかなかったけど、茶道を体験して抹茶は文化なんだと感じました。」
・シンガポール・女性
「ニセコには何度も来ているけど、スキー以外で日本らしい体験ができるのは初めて。家族にも勧めたい。」
◇代表の声
「世界的な抹茶ブームの中で、日本のお茶文化を伝えたいという想いから始めました。抹茶を飲み物としてだけでなく、心を整える時間として感じてもらいたい。日本のお茶文化を未来につなぐ活動として広げていきたいです。」
2025年12月8日から第二回となる茶道体験会を開催します。
《Chanoyu The KYOTO in SANSUI NISEKO》
日時 : 12月8日~3月中旬
時間 : 14時~、15時~、16時~、17時~(全4席)
所在地 : 〒044-0080 北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条4丁目5−32
山翠ニセコ エントランス内にて
申込方法 : WEB予約または当日現地にて申し込み
申込フォーム: https://the-kyoto.com/niseko2025-26/
内容 : 本格的な茶の湯体験を気軽にお楽しみいただけるサービスとなっています。
お茶会で見るような本格的な茶道具、京都から取り寄せた和菓子や最上級の抹茶を使用し、世界中からお越しの皆様をおもてなしいたします。
《会社概要》
会社名 : 株式会社アイディアル(代表取締役 藤原 長憲)
営業所 : 〒616-8101 京都市右京区太秦和泉式部町19番地 北2階
事業内容 : 茶道など文化体験事業の運営
URL : https://the-kyoto.com/
