【ピジョンキッズ】 子どもの“自分でできる力”に関する意識調査 子どもの「やってみたい!」を見守りたいが余裕がなく葛藤を感じる親は9割以上
~忙しい暮らしの中でも、子どもの気持ちを応援できるような環境づくりに注目が集まる~

ピジョン株式会社(本社:東京都中央区、社長:矢野 亮)は、本日18日にローンチした新ブランド「ピジョンキッズ」に関連して、全国に住む0才または2才0ヵ月~5才11ヵ月の子どもを持つママ・パパを対象に、子どもの“自分でできる力”に関する意識調査を実施しました。本調査では、共働き世帯の増加を背景に、キッズ世帯(※1)の多くが「子どものやってみたい気持ちを尊重したい理想」と「日々の忙しさからスムーズに済ませたい現実」とのギャップに悩みを抱えている実態が浮き彫りになりました。また、子どもの自立を促したいものの具体的な働きかけができていないという課題がある一方で、「子どもが自分でできる環境づくりをしたい」と回答した割合は9割と高く、子どもを応援したい親の想いがうかがえる結果となりました。
本調査の主要トピックス
【キッズ世帯の理想と現実】子どものやりたい気持ちを尊重したいが、忙しい現実
キッズ世帯の実情として、「子どものやりたい気持ちを尊重したい」と回答した割合が98%である一方で、「子どもを見守りたいがスムーズに済ませたい」と95%が回答。多くのママ・パパが葛藤を感じながら子育てに向き合っている結果となった。
【キッズ世帯の課題】子どもの自立を促す働きかけができていない

子どもの自立を促したいものの、「子どもがポジティブな気持ちで行動できるような声掛けをしたいが、なかなかできていない」と答えたママ・パパは78%に上り、サポートができていない現状が明らかに。
【キッズ世帯ならではの悩み】周りと比べて生じる焦り

「成長や発達について、周りの子どもと比べて、焦りを感じたことがある」と回答したキッズ世帯のママ・パパは55%と半数以上。0才児の親と比べて20ポイント高い結果となり、子どもの年齢が上がることで直面する悩みが示唆された。
【キッズ世帯の望み】子どもの“できた!”を後押ししたい親が多数

「生活面のことは子どもが自分でできるような環境づくりをしたい」と回答した割合は86%と高い結果に。子どもが自分でやってみようと思う瞬間を増やすための声掛けや、自分の力でできるようになるための環境づくりを整えたいと考えるママ・パパが多いことがわかった。
※1 当調査において2才0ヵ月~5才11ヵ月児を持つ世帯
*本調査結果を引用・転載される際は、必ず「ピジョン調べ」のように出典を表記ください
■「子どもの“自分でできる力”に関する意識調査」結果
◎ 9割以上のママ・パパが「尊重したい理想」と「忙しさの現実」のギャップに悩む
「生活面で、子どもが自分でやりたい気持ちはできる限り尊重したいですか」の設問に、「とてもあてはまる」「ややあてはまる」と答えたキッズ世帯のママ・パパは98%と非常に高い結果に。一方で、共働き世帯の増加を背景に、育児休暇取得後に復職し、慌ただしい毎日を過ごす親は多く、「子どもを見守りたいが、スムーズに済ませたい葛藤を感じる」と答えた人は95%にのぼりました。多くのママ・パパが“子どものペースを尊重したい理想”と“効率を求めざるを得ない現実”との間で揺れ動いている様子がうかがえます。


◎ 子どもの行動を促すサポートができていないと感じる親は8割
「子どもがポジティブな気持ちで行動できるような声掛けをしたいが、なかなかできていない」と答えたママ・パパは78%に上りました。子どもの自立に期待し、そのためのサポートをしたい思いがありつつも、行動に移せていない課題が明らかになりました。

◎キッズ世帯ならではの悩み:周りの子と比べて、焦りを感じるママ・パパが増加
「成長や発達(※2)について、周りの子どもと比べて、焦りを感じたことがある」と回答したキッズ世帯のママ・パパは55%で、0才児の親と比べて20ポイント高い結果となり、子どもの年齢が上がり自分でできることが増える時期だからこそ、直面する悩みがあることが示唆されました。

◎ 子どもの「できた!」を促したいママ・パパが8割以上。後押しのための行動意識も高まる
「生活面のことは子どもが自分でできるような環境づくりをしたい」と回答した割合は86%と高い結果に。子どもが自分でやってみようと思う瞬間を増やすための声掛けや、自分の力でできるようになるための環境づくりをすることで、子どもの「できた!」を後押ししたいと考えるママ・パパが多いことがわかりました。

※2 蛇口を回す、数が言えるなど、昨日までできなかったことが、ある時を境にできるようになる変化
■調査概要
調査期間:2025年10月7日~10月22日、ピジョン調べ、子どもの発達に関する意識アンケート
調査対象:2才0ヵ月~5才11ヵ月のお子さまがいるママ・パパ n=234、子どもは1人で0才0ヵ月~0才11ヵ月のお子さまのママ・パパ n=319
■ 子どもの「やってみたい!」を引き出す新ブランド「ピジョンキッズ」

くらしに「あそび」をちりばめることで子どもの「やってみたい!」気持ちを引き出し、楽しく「できた!」を積み重ねていける商品を届ける、未就学児向けの新ブランドです。
忙しい暮らしの中でも、子どもたちの「やってみたい!」気持ちを応援できるように。そして、親子で「できたね!」と喜び合えるきっかけとなるように。当社は「ピジョンキッズ」を通して、子育てにあるたくさんの喜びを創ります。
ブランドサイト:https://pigeon.info/pigeonkids/
■「ピジョンキッズ」ブランドコンセプト監修者・沢井 佳子先生のコメント

【幼児の発達心理の専門家】沢井 佳子先生
チャイルド・ラボ所長、(一社)日本こども成育協会理事
お茶の水女子大学大学院修了。認知発達支援と視聴覚教育メディアのコンテンツ開発を専門とする。
幼児教育番組『ひらけ!ポンキッキ』心理学スタッフとして参画、同じく『こどもちゃんじ』『しまじろうのわお!』などを監修。
幼児期の子どもにとって、“あそび”は重要です。2才から6才頃までは、大好きなおうちの方のくらしの動作を、ごっこあそびでまねしながら、よく見て、聞いて、考える力を伸ばしてゆくのです。
「やってみたい!」と自由に選んだ挑戦が、よく学ばれて、記憶に残ることは、発達心理学でも確かめられています。あそびを通して「できた!」が生まれる後押しをしてくれるのが、ピジョンキッズです。“くらし”の中に“あそび”をちりばめましょう。
小さな「できた!」に、たくさん出会うくらしは、子どもにもママ・パパにも幸せなこと。毎日の生活習慣ができるようになる、というだけではなく、親子の喜びの時間を増やしてくれるブランドだと思います。

ピジョン株式会社
ピジョンは、育児用品をはじめ、マタニティ用品・介護用品・保育サービスなどを手掛けるブランドです。
60年以上に亘る研究に基づき、製品やサービスを提供することによって、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にしたいと考えています。
ピジョンは、赤ちゃんが生まれながらに持つ素晴らしい力を育み、すべての赤ちゃんがありのままに輝ける世界の創造を目指していきます。
赤ちゃんにやさしい未来に向けた世界中に広がる私たちの取り組みを下記でご紹介しています。
https://www.pigeon.co.jp/vision-of-a-baby-friendly-future/