EXPO 2025大阪万博|フランスパビリオンを彩る1万本の花装飾
愛と運命を尊重する赤い糸

フラワーライフ振興協議会は2025年9月13日、大阪万博フランスパビリオンにて開催された「フランスナショナルデイ」に合わせ、花装飾の施工を担当しました。今回のデザインテーマは「赤い糸」。フランスパビリオンのコンセプト「愛の讃歌」に呼応する形で、愛とつながりを象徴する“赤い糸”をモチーフに、ジャパンフラワーグループ株式会社【ROSE GALLERY】ローズギャラリー Brand Director 武田桃子によるハートオブジェをデザイン、施工デザインをクリエイティブ・フラワー・コーポレーション株式会社、田村陽子が監修しました。
デザインに込めたコンセプト、フランスと日本の赤い糸 × 愛の讃歌

今回のデザインテーマは「赤い糸」。人と人との見えない絆を象徴するこのモチーフを軸に、フランスパビリオンのコンセプト「愛の讃歌」と響き合う空間演出。
デザインコンセプト

ハート型オブジェの左右で異なる素材を用いた象徴的な造形。 片側は生花で命の息吹と感情の豊かさを表現、もう片側はベロア素材のドレープで優雅さと深みを演出。赤い糸のオーナメントをハートの中心を貫くように配置し、「つながり」や「運命」を視覚化。来場者に作品を通して“見る・感じる・撮る”体験を提供し、記憶に残る演出に。
日本の花の魅力を世界に広める取り組み

「日本の花の魅力を世界に広め、消費拡大、ひいては生産量の拡大につなげたい」という思いから企画された本プロジェクトは、フラワーライフ振興協議会が受託、EXPO 2025大阪万博・フランスパビリオンにて展示されました。
株式会社ジャパンフラワーコーポレーション(本社:富山県射水市)の呼びかけにより、株式会社JFT姫路生花(本社:兵庫県姫路市)の協力のもと実施されました。富山・兵庫をはじめとする国内外の産地から、ケイトウ、ガーベラ、バラ、などの生花をご提供頂き本プロジェクトの実現につながりました。
株式会社JFT姫路生花 インタビューコメント

今回使用した花材の一部は、当社とお取引のある生産農家の皆さまから、「お花を通じて海外と文化的につながり、世界との架け橋となれば」という想いのもと、ご賛同・ご協賛をいただいたものです。
全国の生産者の皆さまとともに、「日本の花」を世界へ発信できたことを、心から誇りに思っております。
協賛協力企業
・姫路生花 秋田県 JA秋田おばこ ダリア
・輸入商社 SKコーポ ピンポン菊 赤カーネ
・広島県 神田ばら園 バラ
・岡山県 藤原農園 バラ
・岡山県 大内ファーム バラ
・和歌山県 西浦健太 ガーベラ
・輸入商社 春田フラワー カーネーション
・兵庫県 情熱カンパニー ケイトウ
【デザイン提案、施工】各社(株式会社ジャパンフラワーコーポレーション、クリエイティブ・フラワー・コーポレーション株式会社、ジャパンフラワーグループ株式会社)
フラワーライフ振興協議会

「フラワーライフ振興協議会」は、「花のある生活は人生の価値を高める」という花文化の浸透・発展と、それに伴う新たな需要創出を目指す一般社団法人です。
2020年に任意団体として設立され、2023年6月、一般社団法人として新たなスタートを切りました。
フラワーライフ振興協議会
info@flower-life.org
※現地写真の提供も可能