【免許返納問題】なぜ、高齢の親を買い物弱者にしてしまうのか?
~79歳、 仙台の技術屋社長の“挑戦”~
【なぜ】私たちは、この問題から目を逸らせないのか?
「私たちの力が、あまりにも足りないんです」
そう唇を噛むのは、モービルジャパン株式会社の代表、下永正明氏だ。同社が開発した特定小型原動機付自転車『TK3A』は、本年5月に累計受注200台達成を発表して以降も、免許を返納した高齢者の“新たな足”として、着実に販売台数を伸ばしている。

しかし、その表情は決して明るくない。テレビや新聞で高齢者ドライバーの事故が報じられるたび、そして、免許返納によって移動の自由を失い、親世代が静かに孤立していく現状を前に、「もっと早く、もっと多くの人に届けなければ」という焦りが募るという。
これは、「自分の親を、社会から孤立させたくない」と願う、多くの人々が抱える切実な想いに、一人の技術屋として応えようとする、79歳社長の挑戦の記録だ。
【なにが】その最適な答えなのか?
その問いに対する、同社の答えが、特定小型原動機付自転車『TK3A』だ。警察庁の調査(*1)でも「自主返納をしようと思ったことがある運転継続者」の約7割が返納をためらう理由として「車がないと生活が不便」と回答しているが、『TK3A』は、その不安を真っ向から解決する。

16歳以上であれば運転免許不要。誰でも乗れる三輪タイプの電動モビリティ。その真価は、他の移動手段と比較した時、あまりにも鮮明になる。
他の乗り物との維持費比較

この比較表が示すのは、免許返納後も「自由に買い物に行き、人と会う」という快適な日常を、最も経済的かつ安全に維持するための、現時点での“一つの最適な答え”であるという、揺るぎない事実だ。
【どうやって】その“安心”を届けるのか?
しかし、スペックだけでは利用者の不安は消えない。その点について、下永氏は力強く語る。「我々が提供するのは、製品だけではありません。“買い物の自由”という、人生の楽しみを取り戻すための、完璧な仕組みです」
その仕組みは、2つの柱で構成される。
1.究極のシンプル操作:
「お年寄りが“迷わない”こと。自転車に乗るような感覚で、誰でも直感的に操作できる。これこそが、技術屋として譲れない、真の安全です」実際に動く様子は、こちら(その驚くほど簡単な操作性が、再び外に出る勇気を後押しする)クリックでご覧いただけます。
2.全国の“安心の砦”:
「“売りっぱなしにしない”という当たり前を、実直に守る。全国500店舗に及ぶ販売協力店ネットワークが、購入後のメンテナンスや相談まで、お客様の人生に寄り添います」
TK3A 主要スペック
価格:215,600円(税込)
航続距離:約50km
充電時間:約6~8時間
維持コスト:1km走行あたり約0.5円
【そして、未来は】どう変わるのか?
「私たちの最終目標は、単に製品を売ることではありません。この記事一本が、“私たちの街、仙台を発端に、高齢になっても安心して暮らせる場所なのだ”という、行政からの力強いメッセージに、やがて繋がるはずです」と下永氏は語る。
助けを求める声は聞こえているのに、認知度が足りない今は、その手を握ることができない。もはやこの記事を目にした我々は、この問題の傍観者ではいられないのかもしれない。
一台の小さなEVが、人の流れを生み、消費を促し、街に活気を取り戻す。この挑戦が、地域社会からの確かな支持を得て、ひいては市場の新たなスタンダードを築くことができるのか、注目が集まる。(了)
(*1) 警察庁「運転免許証の自主返納に関するアンケート調査結果」
【体験会開催中】実際に、この“答え”を体験してみませんか?
モービルジャパン株式会社では、報道関係者の皆様からの取材、及び『TK3A』の試乗体験を随時受け付けております。
「百聞は一体験に如かず」この一台が秘める、圧倒的な説得力と未来への可能性を、ぜひ肌で感じてください。ご連絡を心よりお待ちしております。
【製品・取材に関するお問い合わせ】
担当:代表取締役 下永 正明
電話:022-355-9591
FAX:022-355-9592