熊本市の慢性腎臓病対策会議でトイメディカルが取り組み事例を報告
人工透析患者の声を原点に生まれた「塩分オフセット」技術を紹介
塩分の過剰摂取問題の課題解決に取り組むトイメディカル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:竹下英徳)は、2025年9月29日、令和7年度(2025年度)熊本市CKD(慢性腎臓病)対策推進会議に招かれ、当社が開発した「塩分オフセット技術」についての説明や当社の取り組み内容を報告しました。
熊本市では、生活習慣病の原因ともなるCKD(慢性腎臓病)対策を重点施策として位置づけ、市民の健康寿命延伸に取り組んでいます。今回の会議は、医療従事者、行政、企業などが一体となって、地域全体でのCKD予防と啓発を推進する場として開催されました。

今回のCKD協議会は「食へのアプローチ」をテーマに開催され、関連企業や団体が各々の取り組みを紹介。従来の減塩とは異なるアプローチ技術を開発し、関連商品を取り扱う当社代表・竹下英徳が登壇しました。

発表では人工透析を受ける友人の「食事で困っている」という一言をきっかけに研究を始めた背景や、海藻由来の食物繊維「アルギン酸類」を活用して食事中の塩分を吸着しオフセットする独自技術「塩分オフセット技術」について説明しました。

さらに、同技術を応用したサプリメントや調味料、米菓の事例を紹介し、「日常の食卓から健康を支える」ことを目指す当社の取り組みに、多くの参加者が関心を寄せました。
また、登壇後には熊本市の大西一史市長からもコメントがありました。市長は、スタートアップワールドカップで竹下代表が優勝した際に自身も現地に参加しており、「注目が集まっている熊本発の企業だ」と紹介しました。さらに、同社技術を用いた米菓を今年4月の表敬訪問の際に試食した経験に触れ、「減塩食品はやっぱり味気ないというイメージがありますが、しっかり塩味を感じました。」と率直な感想を述べました。

今後もトイメディカルは、熊本を拠点に「おいしさ」と「健康」の両立を実現する商品開発を進め、食生活の困難を抱える方々に貢献してまいります。
イベント概要
■名称:令和7年度(2025年度)熊本市CKD(慢性腎臓病)対策推進会議
■開催日:2025年9月29日(月) 19:00~20:30
■会場:熊本市医師会館 2階 講堂
■主催:熊本市
会社概要

社名:トイメディカル株式会社
代表者:代表取締役社長 竹下 英徳
設立:2013年10月9日
資本金:1億円
本社所在地:〒861-4163熊本県熊本市南区富合町志々水48-1
メール:info@toymedical.jp