彬子女王[著]ほしよりこ[絵]のエッセイ集 『飼い犬に腹を噛まれる』が発売10日で10万部
テレビ紹介や書店ランキング入りで反響続々
株式会社PHP 研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、彬子女王著[著]ほしよりこ[絵]のエッセイ集『飼い犬に腹を噛まれる』(2025年9月29日発売/税込1,485 円)について、10月8日、発売から10日というスピードで、4回目の重版(11月4日出来)を決定しました。これにより、累計発行部数が10万部に到達します。

初回重版は発売前に決定、ランキング1位の書店も続々
『飼い犬に腹を噛まれる』は、情報解禁直後から書店注文やネット予約が殺到。初版4万5千部でも対応が間に合わないと判断し、発売を待たずに1万5千部の重版を決定しました。さらに、発売を3日後に控えた9月26日に、フジテレビ系列の番組「サン!シャイン」で本書が紹介されると、問い合わせが一気に増加。予想を上回る反響と注文を受けて、これまでに合計4回の重版を決定し、発売後は各書店のランキングで第1位を獲得しています。
●トーハン調べ 週間ベストセラー(10/6~12/文芸書部門)第1位
●紀伊國屋書店 梅田本店(10/13~19/評論・随筆・詩歌部門)第1位
●くまざわ書店全店(10/6~12/文芸書部門) 第1位
●丸善 丸の内本店(10/2~8、9~15/ノンフィクション部門)2週連続第1位
●丸善 日本橋店(10/2~8/ノンフィクション)第1位
(書店は五十音順)
彬子女王殿下のユーモアと、ほしよりこ氏の挿絵の相乗効果
『飼い犬に腹を噛まれる』のヒットの要因を、担当編集者は次のように分析しています。
彬子女王殿下のユーモアあふれる文章が非常に魅力的なこと、また普段なかなか知ることのできない皇族の日常への関心の高さが大前提としてあると思います。そのうえで、インパクトのあるタイトルへの反響が、ものすごいです。手ではなく「腹」、しかも比喩ではなく実際にお腹を噛まれているという衝撃的な事実に、多くの方がびっくりされるようです。そして、もう一つ大きいのが、彬子女王殿下も「感激した」とおっしゃっている、漫画家ほしよりこ氏のすてきな絵です。読者の方からは「エッセイと挿絵を交互に見て何度も味わっている」「彬子女王殿下のエッセイにぴったりの挿絵」という感想を複数いただいています。
書誌情報

書 名:飼い犬に腹を噛まれる
著 者:彬子女王 著/ほしよりこ 絵
定 価:1,485円(10%税込)
仕 様:B6判変型並製240ページ
発売日:2025年9月29日
発 行:PHP研究所
著者プロフィール

彬子女王
1981年、故寬仁親王殿下の第一女子として生まれる。学習院大学在学中及び卒業後に、英国オックスフォード大学マートン・コレッジに留学し、女性皇族として初めて博士号を取得(専攻は日本美術)。京都産業大学日本文化研究所特別教授、一般社団法人心游舎総裁などを務める。著書に『赤と青のガウン オックスフォード留学記』(PHP文庫)、『新装版 京都 ものがたりの道』(毎日新聞出版)、『日本美のこころ イノリノカタチ』(小学館)などがある。

ほしよりこ
1974年生まれ。関西在住。2003 年から「きょうの猫村さん」をネット上で毎日1コマ連載。2005 年に『きょうの猫村さん1』(マガジンハウス)として書籍化されベストセラーになる。2015 年、『逢沢りく』(文藝春秋)で第 19 回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。その他の著書に、『カーサの猫村さん』『僕とポーク』『B&D』(いずれもマガジンハウス)などがある。