施設管理業務を支援するクラウドサービス「ArcLib」が モバイルアプリを強化、図面連携で現場のDXを加速
住友セメントシステム開発株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻田 享二)は、ArcLibの現場支援モバイルアプリを強化し、リリースいたしました。
当社は、2009年から建物(オフィスビル、商業施設、工場、ホテル等)のメンテナンス作業管理を行うクラウドサービスArcLibをビルオーナー、オーナー代行、建物管理会社向けに提供しております。ArcLibは、年間・月間の作業計画の立案、予実管理、実施結果の報告書出力などのビルメンテナンス業務から中長期修繕計画の作成などのプロパティマネジメント業務まで、施設管理業務を総合的に支援するサービスです。
施設管理に伴う各種情報の可視化・自動化・一元化を1つのクラウドサービスで実現し、施設管理業務の改善にご利用いただいております。
当社では、2013年に日常の点検・検針作業をタブレットで記録するモバイルアプリの提供を開始しました。現在は点検・検針(メーターの画像をAIで解析)・修繕の作業記録をタブレットやスマートフォンで完結できるモバイルサービスを提供しています。
施設管理業務において、不具合発生時、発生箇所を文字情報で伝える手間と共有の難しさという課題がありました。
この課題を解決するために、モバイル端末上に表示された図面にピンを立てて、不具合の発生箇所を記録できる機能を追加しました。また、日付などを指定すると過去に発生した不具合箇所のピンも1枚の図面上に表示できるため、エリアごとの傾向把握にもご利用いただけます。
サービスの特徴と機能強化の内容
(1) 図面上で修繕記録を直感的に登録
モバイル端末(アプリ)上に表示された図面で対象箇所にピンを立てて位置を指定し修繕内容を入力することができます。(図1)

(2) 現場で過去の修繕記録を瞬時に検索・見える化
修繕内容を検索して過去情報を現場で呼び出すことが可能。
日付、件名、症状などから指定した期間の修繕記録を図面上に表示でき、いつ・どこで・どのような修繕記録があったかを視覚的に確認できます。(図2)

(3) 修繕記録と設備機器の一元管理
図面上に登録した修繕記録に対して設備機器と紐づけが可能。
履歴を参照した際に各設備機器単位でいつどのような対応を行ったのか確認することができます。(図3)

(4) 修正時に直感的な操作で登録変更が可能
一度立てたピンもドラッグ&ドロップで簡単に修正できます。
報告書の作成時などにピンの間違いに気づいた場合でも、アプリとブラウザのどちらからでも修正できます。(図4)

今後の展開予定
ArcLib新機能:不具合進捗管理
サービス紹介URL
URL: https://arclib.jp/
会社概要
会社名 : 住友セメントシステム開発株式会社
所在地 : 東京都港区芝大門1-1-30 芝タワー3階
代表 : 代表取締役社長 辻田 享二
設立 : 1988年12月
資本金 : 1億円
事業内容: ソフトウェアサービスの開発、販売
URL : https://www.sumitem.co.jp/company/profile/
