テクサーと藤倉コンポジット、 電源レス漏水検知×L5Gゲートウェイの 評価キットを共同開発
~スマートビルディングEXPO 2025で初披露。 電源レス×月額ゼロ通信で、持続可能なビル管理を実現~
株式会社テクサー(本社:東京都、代表取締役:朱 強)と藤倉コンポジット株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長執行役員:森田 健司)は、「電源レス漏水検知センサー」と「太陽光発電+1NCE通信対応L5G Gateway」を組み合わせた評価キットを共同開発しました。本製品は、初期購入のみで利用可能(月額通信費不要)かつ、170か国で通信可能なグローバルIoTシステムを実現しており、2025年12月に開催される「スマートビルディングEXPO 2025」(東京ビッグサイト)にて初披露します。
開発の背景
脱炭素化・スマート化が進むビル・施設管理の現場では、電源配線や通信コストが導入の大きな壁となっています。藤倉コンポジットは、水に触れるだけで発電し無線発信する自己発電型・電源レス液体検知センサーを開発。テクサーは、太陽光発電による完全自立型「L5G BLE Gateway」と、CAT-M1通信+1NCE IoT回線を統合。これにより、電源・配線・通信契約すら不要の、次世代型スマートビル監視システムが誕生しました。
製品の特長
電源レス×太陽光発電の完全自立運用
センサーは水に触れると自ら発電し、BLEで信号を送信。L5G Gatewayは太陽光で稼働し、外部電源不要で長期連続運用を実現。
1NCE通信プラットフォーム採用
CAT-M1/LTE-Mネットワークを利用し、170か国以上で通信可能。初期購入のみで、月額費用なしのワンタイムコストモデルを実現。
高感度・即時検知センサー
マグネシウム空気電池の原理を応用し、数滴の水で発電・通信を実現。漏水や結露、異常水位を迅速に報知。
BUILDICSプラットフォーム連携
BUILDICSが各センサーデータを統合監視し、クラウド上で漏水・電力量を一括可視化。
サステナブル設計・メンテナンスフリー
電池交換や配線工事が不要で、運用コストとCO2排出を大幅削減。

展示会出展情報
展示会名: 第6回 スマートビルディングEXPO【JAPAN BUILD内】
開催期間: 2025年12月10日(水)~12日(金)
会場 : 東京ビッグサイト(東京都江東区有明)
ブース : テクサー/藤倉コンポジット共同ブース(南1展示棟内 32-18)
出展内容: 電源レス漏水センサー × 太陽光発電・1NCE通信対応L5G Gateway 評価キット実機デモ
ZETA/BLEなど対応各種センサーの展示
スマートビル・防災・インフラ監視の導入事例紹介
今後の展望
藤倉コンポジットとテクサーは、今回の評価キットを皮切りに、スマートビル・防災DX・スマート農業など、電源レスIoTの応用を拡大していきます。両社は「電源レス×月額ゼロ×グローバル通信」をキーワードに、持続可能なIoTインフラの構築を推進します。
会社概要
株式会社テクサーについて
所在地 : 東京都多摩市鶴牧1-1-14コージィーコート2F 1
資本金 : 2億9,763万円
事業内容: 展示会DXシステムAiMeet(R)の開発と販売
ビルディングDXシステムBUILDICS(R)の開発と販売
ZETA(R) LPWAの関連製品開発と販売
URL : https://techsor.co.jp
藤倉コンポジット株式会社について
所在地 : 東京都品川区西五反田8-4-13 五反田JPビル4F
資本金 : 38億429万円
事業内容: 工業用ゴム部品、空圧制御機器、医療用部材、CFRP製品などの製造・販売
URL : https://www.fujikuracomposites.jp/