NPO法人こどもゆめひろば、新たな地域ジュニアバンド 「生駒こどもゆめバンド」を設立 ~音楽を通じて地域の子どもたちの夢と成長を応援~
音楽の力で子どもたちの夢を育み、仲間と奏でる喜びを次世代へつなぐ地域バンド
NPO法人こどもゆめひろば(所在地:奈良県生駒市、代表:中川 晋一)は、子どもたちの夢を応援し、地域に根差した活動を通して次世代の育成に取り組んできました。その一環として、このたび新たに「生駒こどもゆめバンド」を立ち上げました。

「生駒こどもゆめバンド」設立の背景
本事業は、生駒市内で小学生を対象としたジュニアバンド(吹奏楽団)を発足させたいという保護者の方々の熱意をきっかけに始動しました。複数の保護者が自主的に運営委員会を結成し、こどもゆめひろばが主体となって運営を担う形で実現に至ったものです。
これまで「音楽を習わせたいけれども個人レッスンはハードルが高い」「学校以外で仲間と一緒に音楽を楽しむ場をつくりたい」といった声が地域で寄せられてきました。こどもゆめひろばは、その声を受け止め、子どもたちが気軽に音楽に触れ、仲間と共に成長できる場を提供するため、このプロジェクトを具体化しました。
活動内容とスケジュール
活動場所は、市内の公民館や会議室、ホールなどを活用し、利便性と継続性を確保します。練習は毎週土曜または日曜に1回、さらに平日夕方に1回を基本とし、月8回程度の練習会を予定しています。これにより、部活動や習い事と両立しながら音楽活動を継続できる環境を整えます。
正式活動開始に先立ち、2025年8月22日(金)と31日(日)には「楽器体験会」を開催しました。ここでは実際に子どもたちが楽器に触れ、どのように練習が進むのかを体験・検証しました。その成果を踏まえ、9月4日(木)に記念すべき初練習を迎えました。
ほとんどの子どもたちは楽器初心者ですが、保護者の中には吹奏楽経験者もおり、専門の先生と協力しながら、子どもたちに音の出し方を指導しています。保護者も伴走者として子どもたちの学びを支え、家庭と地域が一体となって音楽活動を盛り上げています。

学びと成長の場としての意義
「生駒こどもゆめバンド」では、単に楽器演奏の技術習得を目的とするだけでなく、協調性や自立心を育むことを重視しています。合奏という活動を通じて、子どもたちは互いの音を聴き合い、仲間と共に音楽を作り上げる喜びを体験します。これは、今後の学校生活や地域社会での活動においても貴重な財産となります。
また、保護者が積極的に関わることで、家庭・地域・NPOが三位一体となった持続可能な子育て環境をつくり上げることが可能になります。こどもゆめひろばは、単なる「習い事の場」ではなく、「地域の学び場」としての役割を果たしていきます。
「こどもゆめまつり」での発表機会
こどもゆめひろばでは、2026年2月28日(土)に生駒市の「北コミュニティセンターISTAはばたき」にて「こどもゆめまつり」を開催予定です。この祭典は、日頃努力を重ねる子どもたちに成果を披露する場を提供することを目的としており、音楽・ダンスなど多彩な発表が行われます。
吹奏楽やアンサンブル、チアダンスなどが舞台で披露されるほか、会場内ではマルシェも同時開催され、地域の飲食店やクラフト作家が出店します。「見る・聴くだけでなく、食べて・遊んで一日楽しめる」イベントとして、多世代が集える場となっています。
さらに、小ホールでは「タッチ&トライコーナー」を設置。楽器メーカーや楽器店による展示・試奏体験、リペアマンによる修理コーナー、各種楽器用品の販売など、音楽に親しむ新しい機会を提供します。これにより、子どもたちや来場者が音楽の魅力を体感できる場が広がります。入場は無料です。
今後の展望
「生駒こどもゆめバンド」は、今後も練習を重ね、地域イベントや発表会での演奏を目指していきます。初めて楽器を手にする子どもたちが、仲間と共に努力し、やがて大きな舞台で音楽を響かせる姿を描いています。
また、本活動を通して地域の音楽文化が一層豊かになり、世代を超えて音楽がつながるきっかけになることを期待しています。こどもゆめひろばは、引き続き地域の協力者・団体と連携し、子どもたちの夢を支える活動を展開してまいります。
法人概要
名称 : NPO法人こどもゆめひろば
所在地 : 〒630-0122 奈良県生駒市真弓4丁目15-22
代表者 : 中川 晋一
活動内容:
「NPO法人こどもゆめひろばは、子どもたちの成長と地域社会の活性化を目指し、音楽をはじめとする多様な活動を通じて次世代を育む団体です。」
URL : https://yume-hiroba.com