秋の大阪を駆け上がる階段レース「2025 ステアクライミングチャレンジ大阪大会@ツイン21 MID タワー」を11月30日(日)に開催

会場:ツイン21MIDタワー

2025-12-12 11:00
株式会社MEETING

株式会社MEETING(本社:大阪府大阪市西区)は、2025年11月30日(日)に、大阪・ツイン21 MID タワーにて、ステアクライミングレース(階段レース)「2025 ステアクライミングチャレンジ大阪大会」および「2025 ステアクライミングジャパンサーキット大阪大会」を開催いたしました。

メインビジュアル

メインビジュアル

開会式

バケツドラマーshiuta

バケツドラマーshiuta

「2025 ステアクライミングチャレンジ大阪大会@ツイン21 MID タワー」はバケツドラマーのshiutaさんによるパフォーマンスで幕開けしました。ツイン21 MID タワーの1階から37階まで739段を駆け上がる参加者を鼓舞する演奏で、会場の空気が一気に熱くなり、出走を控えたエリート選手や一般の選手の表情が引き締まります。

開会式には、大会プロデューサーの奥野晋一郎氏、タイトルスポンサー株式会社横森製作所の代表取締役社長である有明威氏、ゲストランナーのきゃっするーひとみさん、榎本樹羅さん、くわがた心さん、渡辺良治さんが登壇しました。

大阪大会 タイトルパートナーの株式会社横森製作所 有明 威 (ありあけ たけし)代表取締役社長による開会式での挨拶

開会式の様子

開会式の様子

「我々は階段をつくっている“階段専門メーカー”でございます。全国に拠点がありまして、北は北海道から沖縄まで、全国をカバーしている階段メーカーです。大阪だと、一番有名なのは「あべのハルカス」。もちろん、こちらのツインタワーの階段も納品させていただいております。今年は『大阪・関西万博』がありましたけども、全50ぐらいのパビリオンのうち、およそ半分くらいの階段を納品させていただきました。“階段をつくっているメーカー”ということもありまして、サーキットのメインスポンサーとして、今年で5年目になるんですかね、務めさせていただいております。今年も約500名という多くの皆さまにチャレンジいいただいているということで、皆さんの健康促進に多少なりとも貢献できる機会をサポートさせていただいている事、非常にありがたく思っております。大阪は、毎回来るたびに、本当に活気のある街だと感じます。来年以降も、さらに 大会を盛り立てていけるよう、我々としてできることを続けていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
また、ゲストランナーのうち、渡辺良治さん以外の3名はツイン21 MID タワーの階段は初挑戦。榎本樹羅さん、くわがた心さんはステアクライミングそのものが初めてということもあり、少し不安を感じさせつつも、笑顔で会場の空気が明るくなるように盛り上げていました。

2025 ステアクライミングジャパンサーキット大阪大会

ステアクライミングジャパンサーキット大阪大会の様子

ステアクライミングジャパンサーキット大阪大会の様子

ステアクライミングジャパンサーキット大阪大会は2025年シーズンの最終戦で、年間王者が決まる重要なレースです。今年2月に開催された2024シーズンでは、2本の合計タイムで順位が決まりましたが、今大会は1発勝負。
ひとつのミスが順位に大きな影響を与えるのと、男女ともに今回の着順によっては新しいチャンピオン誕生の可能性があるため、これまでの3戦とは違った緊張感が、エリート選手の背中から伝わってきました。
ステアクライミングジャパンサーキットでは、1人ずつスタートするため、他の選手の姿を把握することができず、駆け引きなしの全力での駆け上がりとなります。このため、37階に到達したエリート選手は全員が最大心拍数に限りなく近い状態まで自分自身を追い込み、ゴールした瞬間に悶え苦しみながら倒れ込みました。
男子の優勝は3分37秒464で駆け上がった浜悠輔選手。2位の梅村碧一選手との差は1秒もない接戦を制して年間王者も獲得。女子の優勝は立石ゆう子選手で4分39秒676。今大会の優勝で年間順位が入れ替わり、4連覇を達成しました。

SJC表彰式

SJC表彰式

男子優勝者 浜 悠輔(はま ゆうすけ)選手コメント

「人生をかけて挑んだ、SJCラストレース。最後は本当にきつかったけど「絶対に日本一になるんだ」という思い一心で登り切りました。競技人生で一番“出し切った”と言い切れるレースになり「これで負けても後悔はない」そう思いながら迎えた表彰式。自分の名前が呼ばれ、優勝を掴んだ瞬間は胸が震えるほど嬉しかったです。3年前まで何者でもなかった自分が、必死に積み重ねてきて勝ち取った“日本一”。ステアクライミングを始めて本当に良かったです。あの日一歩を踏み出した自分に心から「ありがとう」と伝えたいです。今後は世界チャンピオンを目指す挑戦が始まります。もっと高く、もっと強く。これからの躍進をどうか楽しみにしていてください。」

女子優勝者 立石 ゆうこ(立石 ゆうこ)選手 コメント

「今年で4年目のSJC参戦となりました。今サーキット戦は過酷なショートレンジが多く、海外戦との日程も含めて闘い抜くのがとても苦しかったです。それでも参戦を決めたのはもっと国内でこの競技を盛り上げたいと言う気持ちからでした。仲間が増え、会場の熱が年々高まっていくのを感じるたび、この舞台に立ち続けたいという想いになります。階段競技に出会い人生が変わったと言う方を多く聞きますが私もその一人です。人生は変えたいと想い、行動すれば変わる。そのきっかけをくれたこの階段競技の発展にこれからも貢献できる様に国内、世界の頂点を目指したいと思っています。また階段でお会いしましょう」

リザルト

■SJCエリート男子
1位 浜 悠輔 3分37秒464
2位 梅村 碧一 3分38秒934
3位 矢島 昭輝 3分42秒923

■SJCエリート女子
1位 立石 ゆう子 4分39秒676
2位 布施 愛里 4分43秒030
3位 鈴木 沙那 5分08秒384

2025 ステアクライミングチャレンジ大阪大会

ステアクライミングチャレンジ大阪大会の様子

ステアクライミングチャレンジ大阪大会の様子

エリート選手が高めた緊張感を、そのまま引き継ぐ形でステアクライミングチャレンジが始まりました。ステアクライミングチャレンジは一般・中学生・小学生高学年・小学生低学年と年齢別に種目がわかれています。
さらに一般はシングルとダブルの2種目あり、5人1組で階段に挑む「チームの部」も含めて約480名のエントリーがありました。初挑戦という方もいましたが、全体の6〜7割がリピーター。ステアクライミングの沼はハマりやすく、抜け出すことが難しい競技であることが、リピーターの多さからわかります。
レースですので順位はつきますが、それぞれの参加者が大切にしているのは、自分のすべてを出し切れるかどうか。過去の自分を超えていけるかどうか。どれだけ苦しくても、諦めることなくフィニッシュ地点に到達した参加者は、タイムに関係なく最大級の達成感を味わいました。

ステアクライミングチャレンジ大阪大会一般の部表彰式の様子

ステアクライミングチャレンジ大阪大会一般の部表彰式の様子

リザルト

■一般ダブルの部 男子
1位 東鼓 太郎 8分12秒5(4分15秒3+3分57秒1)
2位 千葉 健一 8分58秒7(4分28秒2+4分30秒4)
3位 飯泉 直哉 9分05秒0(4分32秒2+4分32秒7)

■一般ダブルの部 女子
1位 川崎 和代 13分23秒5(6分28秒3+6分55秒2)
2位 森 未琴 13分56秒5(6分54秒9+7分01秒5)
3位 くわがた 心 14分02秒1(7分29秒0+6分33秒1)

■中学生の部 男子
1位 白石 理人 4分27秒4 2位 齋藤 海聖 4分42秒2 3位 前川 泰輝 5分33秒2

■中学生の部 女子
1位 青柳 歩花 5分24秒5 2位 吉田 歌那 5分42秒7 3位 荒木 陽愛 6分44秒9

■小学生高学年の部 男子
1位 白井 水斎 5分13秒9 2位 満澤 蓮音 5分14秒0 3位 新谷 智樹 5分18秒4

■小学生高学年の部 女子
1位 永井 絢女 5分21秒4 2位 上杉 奈央 5分42秒4 3位 鴨井 美咲 5分58秒4

■小学生低学年の部 男子
1位 満澤 響 5分48秒0 2位 酒井 統万 6分18秒9 3位 楠本 大晴 6分20秒1

■小学生低学年の部 女子
1位 安井 七葉 6分05秒6 2位 山本 蓮乃 6分56秒3 3位 三浦 理紗子 7分00秒8

■チームの部
1位 茅海RT 25分50秒0 2位 西村ハム 26分09秒7 3位 ハッスルまことー 27分10秒7

■一般の部 男子
1位 加藤 浩 3分50秒0 2位 杉江 颯真 4分01秒3 3位 後藤 駿之介 4分03秒3

■一般の部 女子
1位 小林 華蓮 5分20秒1 2位 合田 睦美 5分26秒9 3位 黒田 悠李 5分44秒5

ゲストプロフィール

[オープニングアクト]
■shiuta バケツドラマー
16歳からバケツドラムを始め、これまで美術館やハーフタイムショー、expo2025では「宴パビリオン」にてバケツドラム パフォーマンスを行う。現在、TikTokフォロワー数111万人。総再生回数は1億回以上。

[ゲストランナー]
■きゃっするひとみー ランニングインフルエンサー
“大阪城を愛し大阪城に愛された女”お城とランニングをこよなく愛し、日本城郭検定3級も保有する。3人の子育てに奮闘しながら月間200Km以上を走る。ただ速いだけでなく、女性らしく美しい身体作りを目指すランナー。

■榎本樹羅 アスリート
兵庫県出身。陸上歴12年。種目:走り幅跳び/100m。大学時代チームの主将を務め、インカレ2位の経歴を持ち現在は実業団アストライア明石ACに所属。陸上で培った筋肉とビジュアルのギャップを武器に“ムキ子“としてスポーツ番組への出演経験もあり、SNSでは陸上やトレーニングの楽しさを発信する活動を行っている。

■くわがた心 お笑いタレント(松竹芸能所属)
松竹芸能所属のピン芸人。“やたら体力があるピン芸人”をキャッチコピーに大阪マラソン、北海道マラソンなどフルマラソンなどにも挑戦。元気と愛嬌のあるキャラクターで全国のスポーツイベントを盛り上げる。フジテレビ「千鳥の鬼レンチャン」女子300mサバイバル決勝進出。中学から陸上部に所属。・フルマラソンベスト4:17:02

■渡辺良治 階段王(アスリート)
2016年にあべのハルカスで開催されたステアクライミング世界戦にて初参加3位入賞。この大会をキッカケに世界一への夢を追いかけることを決意。以降、海外大会を中心に転戦を重ね2023ステアクライミング世界選手権にて悲願の金メダルを獲得。2024年にはワールドツアーの年間チャンピオンの座を獲得した、現在世界トップのステアクライマー。

スケジュール・種目

08:30 開会式
09:00 エリート男女スタート
09:30 一般男女 ダブル HEAT1
10:00 一般男女 ダブル HEAT2
10:25 オープニングレース
10:50 中学生 男女
11:10 小学生 高学年 男女
11:30 小学生 低学年 男女
12:00 表彰式(1)
12:45 チーム(5名1組)
13:10 一般女子 シングル
13:30 一般男子 シングル(1)
14:00 一般男子 シングル(2)
14:40 表彰式(2)

[競技インターバル]
個人種目:20秒 チーム種目:60秒

ステアクライミングとは

『ステアクライミング』は、高層ビルやタワーの非常階段を使って頂上まで駆け上がるタイムを競うレースです。海外では世界を代表する都市であるニューヨーク、パリ、ロンドン、ドバイ、韓国、上海などのランドーマークをはじめ、年間約300レースほどが毎年開催されており、すでにメジャースポーツになっています。
日本国内では寺院の石段などでレースを行うなど、「高さ」だけにこだわることなく、さまざまな階段を舞台に全国各地でレースが開催されています。

■ステアクライミングジャパンサーキット(SJC)
ステアクライミングのエリート選手が、愛知、群馬、滋賀、大阪の4会場の獲得ポイントで年間ランキングを競い合う、サーキットスタイルのステアクライミングレースです。参加資格は中学生以上のJSA(日本スカイランニング協会)登録選手に限られ、指定されたユニフォームを着用してレースに出場します。

■ステアクライミングチャレンジ(SCC)
ステアクライミングチャレンジは、小学生以上の健康な方であれば、誰でも気軽に参加できるチャレンジ部門です。名古屋(中部電力ミライタワー)・大阪(ツイン21MIDタワー)・高松(高松シンボルタワー)の3会場でレースを実施。日本一を目指す本格アスリートから、健康促進を目的とされる方まで、幅広い層が参加しています。

開催概要

開催名称:2025 ステアクライミングチャレンジ大阪大会
     2025 ステアクライミングジャパンサーキット大阪大会
会場:ツイン21MIDタワー(大阪府大阪市中央区城見2-1-61)
日時:2025年11月30日(日)8:30~15:00
主催:株式会社MEETING
協力:日本スカイランニング協会 / 階段普及推進協会
タイトルスポンサー:株式会社横森製作所 / SYSTAIR
スポンサー:株式会社SMI/ AmpHuman / 第一生命保険株式会社 / 株式会社ステップ
計測:みなみえる株式会社
問い合わ崎:info@sjc-kaidan.jp

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