【TOKAI RADIO】2025年日本民間放送連盟賞 中部・北陸ブロック地区審査で1位を獲得した番組の再放送が決定
TOKAI RADIO(FM92.9/AM1332)が制作し、 2025年日本民間放送連盟賞中部・北陸ブロック地区審査会で1位を獲得した特別番組『オールドルーキー』と『魔法が解けるまで〜その日限りの鍵盤〜』を再放送することが決定した。
番組部門「ラジオ教養」で1位となった『オールドルーキー』は、8月3日(日)14時00分~15時00分放送。番組部門「ラジオエンターテインメント」で1位となった『魔法が解けるまで〜その日限りの鍵盤〜』は、同日15時00分~16時00分に放送する。
52歳10ヶ月でのプロ野球実況デビューを描いた『オールドルーキー』

番組部門「ラジオ教養」で1位となったのは、キャリア30年を超えるベテランアナウンサーがプロ野球の実況デビューを描いた『オールドルーキー』。52歳10ヶ月での実況デビューはおそらく史上最年長であり、その源石アナウンサーがどのような経緯でスポーツ実況の世界に踏み出し、準備を重ねてきたのかを丁寧に追いながら、スポーツアナウンサーという職業の特殊性や、一般のアナウンサーとの違いについても深く掘り下げた。番組には、TOKAI RADIOの同僚アナウンサーである森貴俊、プロ野球中継番組「ガッツナイター」の実況で名を馳せた元TOKAI RADIOアナウンサーの犬飼俊久、野球解説者の岩瀬仁紀。さらに文化放送の斉藤一美、ニッポン放送の大泉健斗といった現役アナウンサーへのインタビューも踏まえ、各々の視点から「スポーツアナウンサーとは何か」について語り、年齢を超えた挑戦の意義を浮き彫りにした。さらに、スポーツ報道と社会の関係性や、放送の中で担う役割については、関西大学社会学部名誉教授・黒田勇が社会学的観点から考察。ナレーションは、俳優としても知られる佃典彦。彼の温かくも力強い語り口が、源石アナウンサーの挑戦の過程をより深く伝えた。
ピアノ調律師として約40年にわたり第一線で活躍してきた鈴木均さんに焦点を当てた『魔法が解けるまで〜その日限りの鍵盤〜』

番組部門「ラジオエンターテインメント」で1位となったのは、ピアノ調律師として約40年にわたり第一線で活躍してきた鈴木均さんに焦点を当てた『魔法が解けるまで〜その日限りの鍵盤〜』。全国におよそ1万人いるといわれるピアノの調律師の一人、愛知県幸田町出身の鈴木均氏(77 歳 ※取材時)は、コンサート用ピアノの調律を専門とする職人。番組では鈴木氏の調律風景に密着し、繊細な技と心に迫った。鈴木さんはその仕事を「コンサートの間だけ、ピアニストの魔法が解けないようにすること」と語る。
さらに、愛知県内のコンサートホールで、鈴木さんが仕上げたピアノを使って姉妹ピアノデュオ・Kitriによる演奏が行われ、その“魔法の瞬間”を収録。言葉を介さず音だけで交わされる職人と演奏家のやりとりを、丁寧に描いた。そして鈴木さんが調律師を目指した理由や、道具・耳・経験を駆使して音を整える日々の仕事にも光を当て、調律という仕事に込められた思い、そしてピアノと半生をともにしてきた鈴木さんの歩みを1時間に切り取った。音楽の舞台裏に息づく職人の物語と情熱をリスナーに届けた。
上記2番組に加え、番組部門「生ワイド」で1位となった『Saturday Flavor Special 「東海」は誰のもの?』を含む3番組は、8月に行われる中央審査会に進出する。
番組概要
■放送局:TOKAI RADIO ( FM92.9MHz / AM1332kHz / radiko )
◆「オールドルーキー」
再放送日時:2025年8月3日(日)14時00分~15時00分
〇出演
源石和輝(TOKAI RADIOアナウンサー)
森貴俊(TOKAI RADIOアナウンサー)
犬飼俊久(元TOKAI RADIOアナウンサー)
岩瀬仁紀(TOKAI RADIO野球解説者)
斉藤一美(文化放送アナウンサー)
大泉健斗(ニッポン放送アナウンサー)
黒田勇(関西大学社会学部名誉教授)
〇ナレーション
佃典彦(劇作家、演出家、俳優・劇団B級遊撃隊主宰)
〇スタッフ
プロデューサー・企画・制作 : 岸田実也(TOKAI RADIO)
技術 : 長谷川聡(サウンドインオアシス)
◆「魔法が解けるまで〜その日限りの鍵盤〜」
再放送日時:2025年8月3日(日)15時00分~16時00分
〇出演
鈴木均(ピアノ調律師)
Kitri(姉妹ピアノデュオ)
〇インタビュアー・ナレーション
源石和輝(TOKAI RADIOアナウンサー)
〇スタッフ
企画・制作 : 宮田勝司 (ミックスアップ)
技術 : 森真二(三光)
プロデューサー : 源石和輝 (TOKAI RADIO)