【森ノ宮医療大学】大阪・関西万博に出展する大阪ヘルスケアパビリオン内で本学教員の研究が展示されます!
2025年に開催される大阪・関西万博で2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会が出展する大阪ヘルスケアパビリオン内の、「展示・出展ゾーン」(企画・運営=中小・スタートアップ出展企画推進委員会(公益財団法人大阪産業局・大阪商工会議所共同設置))に本学インクルーシブ医科学研究所 所長の工藤慎太郎教授が携わっている研究が展示されることとなりました。出展企業名は「Walk Care」です。展示期間は、2025年6月17日(火)~6月23日(月)の7日間となっています。この期間は公益財団法人 大阪産業局が事業企画を行い、「みんなで考える未来の街プロジェクト」と題して、REBORN・その他(スマートシティ)に取り組む企業8社が出展します。
・2025年日本国際博覧会 大阪ヘルスケアパビリオン 展示・出展ゾーン:https://osaka2025.site/
・大阪ヘルスケアパビリオン:https://2025osaka-pavilion.jp/
■展示される研究内容について
今回展示される研究は、TOPPAN株式会社と株式会社フォーカスシステムズ、TRY and TRIとの共同研究で、高齢者の歩行能力を推定する際に重要な指標となる、歩行中の足関節で発生するパワーを小さなセンサー1つで計測するシステムを開発し、社会実装に向けて取組んでいます。具体的には、利用者がふくらはぎに小さなセンサーを着けた状態で、数メートル歩行するところをスマートフォン等のアプリを使用して撮影することで、「歩行中に床を蹴る力」と「運動の滑らかさ」を自動評価できます。さらに、その結果に基づいたリハビリトレーニングを自動で指導するシステムも兼ね備えています。システムが実用化された際には、簡易に歩行能力が計測でき、それに伴うリハビリトレーニングを自動で指導することで、より多くの方の移動能力低下を防ぐことが期待されます。
■工藤教授コメント
本学は“万博に一番近い大学”として、様々な協力を行っていくと聞いていました。この数年間、森ノ宮医療大学発の研究を万博で展示することを目標に取り組んできたため、出展が決まった際は正直、ホッとしたというか、肩の荷が下りた気がしました。しかし、同時に今度は出展する内容について、万博らしい未来感を持たせるために、グレードアップさせていくことになり、ますますプレッシャーが大きくなりました。しかし、教員の先生方、研究員や院生、学部のゼミ生が一緒に頑張ってくれるため、この1年間、4社の皆さんと協力して、楽しんで開発を進めていきたいと思います。
森ノ宮医療大学は、多岐にわたる医療系専門職養成学科を擁する西日本最大級の医療系総合大学です。各学部・各学科・専攻科・大学院はそれぞれ高度な医学教育・研究を展開しており、また専門領域の垣根を超えた横断的医療教育プログラムにより魅力的な多職種連携チーム医療教育を実践していきます。
■看護学部:看護学科
■総合リハビリテーション学部:理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科
■医療技術学部:臨床検査学科、臨床工学科、診療放射線学科、鍼灸学科
■大学院 保健医療学研究科
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■森ノ宮医療大学附属 大阪ベイクリニック
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