スマホでも十分!?スマホで上手に動画撮影する9つのコツ

株式会社ヘリオス

動画サイトから企業のホームページまで、動画コンテンツが大人気。スマートフォンの性能が年々高まることにより、動画をスマートフォンで作成してWEB上にアップする人も少なくありません。そこで、視聴者に快適に見てもらえる、スマートフォンで動画を上手に撮影するコツと、クオリティをどれだけ高めることができるかをまとめました。

「縦撮り・横撮り」どっちにする?

スマートフォンを立てるか、横に寝かせるか、どちらの向きで撮影するかは、重要なポイントです。インスタグラムにアップする場合は縦撮り、Facebook・YouTubeは横撮りとなります。

用途が決まっていない場合は、横撮りで撮影しておくのが、汎用性が高くておすすめ。縦向きの動画をPCやテレビで再生すると、動画が小さくなることがあります。動画をWEBサイト上に掲載したり、テレビで視聴したりする場合は、横向きで撮影しましょう。スマホやタブレット端末など、縦長ディスプレイで観る場合は、縦撮りでも構いません。

また、動画を撮影するときに、撮りたい向きに固定してから録画ボタンを押しましょう。スマートフォンは、録画ボタンを押したときの向きで撮影されるようになっています。

手ブレを防ぐ構え方

手ブレは、初心者によくある失敗。まず、縦撮りも横撮りも、両手でしっかりとスマートフォンを持ちます。左手でホールドして、右手で録画ボタンを操作するのが一般的です。また、このときに脇をしっかり締めて、カメラを固定しましょう。自分の身体を三脚にする要領で、脇を閉めて腕を動かさないことで、手ブレを防ぐことが出来ます。

また、しっかりとホールドしても、少なからず手ブレは発生してしまうもの。その場合、安いものでも十分なので、スマートフォン用の三脚を使用してみましょう。使い方は一般的な三脚と同じです。手ブレを防ぎ、パーンもスムーズ。また、手ブレは暗い場所で起こりやすいので、そのようなシーンでも使用するのがおすすめです。

人物撮影はサイズがポイント

人物撮影は、サイズによって視聴者の受ける印象に変化がおこります。サイズは下記4種に分けられます。

・フル(足先から頭までが入る)

・ウエストアップ(腰から上が入る)

・バストアップ(胸から上が入る)

・クローズアップ(頭に焦点を当てる)

人物の話がメインの動画は、バストアップで撮影しましょう。飽きないようにクローズアップを間に入れると、少し作りこまれた、その人の内面に踏み込んだ動画に。

全体から一人に焦点を当てたい場合は、全体を画面に入れてから、一人のフルショットにカットインして、バストアップかクローズアップにしましょう。

また、様々なサイズの素材を撮影しておき、背景もいろんな角度から撮影すると、編集のときに役立ちます。

パーンで動きを取り入れよう

カメラを、別の地点に振ることをパーンといいます。横に振るだけでなく、上下や横から下などの場合も。景色の雄大さや細かいディティールを説明することができます。

状況説明に役立つカメラワークですが、やりすぎるとチープになり、動画全体のリズムが崩れます。ここぞというときに、パーンをするのが効果的。

三脚を使用せずにパーンをする際は、カメラワークの自然さと手ブレに注意しましょう。脇を締めた両手でスマートフォンを持ったまま、身体ごとカメラを振りましょう。数秒だけ静止してからパーン、そして再び静止することがポイントです。

ちょうどよい明るさにするには?
スマートフォンで動画を撮影すると、思ったより暗くなることがあります。やわらかくて均一な明かりの下で撮影するのがコツ。光源はスマートフォンの後ろ側に置き、逆光にならないようにしましょう。

屋内は、特に暗く映りがち。照明を多くして、明るくして撮影しましょう。また、カメラを窓の近くに置き、自然光も取り入れながら、蛍光灯も使うのがおすすめです。

屋外なら、曇りの日に撮影すると見栄えがよい印象に。晴れた日の撮影は、日光のまぶしさと影を避けるために、日陰での撮影がおすすめです

また、窓際での撮影等はホワイトバランスの調整が必要になる場合があります。ホワイトバランスは、色味を調整することができます。屋外のみ・室内のみで撮影する際はオート設定のままで構いません。自然光と照明が混ざっている場合、オート設定ではどちらの光が当たっているのか判断されにくい場合があります。黄色くなってしまった場合などは、ホワイトバランスを調整してみましょう。

音声の質は視聴するかの重要なポイント


音声が聞き取れるかは、視聴を続けるかの重要なポイント。話の内容が聞き取れるように必ず気を付けましょう。

スマートフォンの性能は高まっていますが、内蔵マイクを使う場合、スマートフォンの近くで話しましょう。良い音質で撮影すれば、編集の手間も不要に。屋外やにぎやかな場所で撮影する場合、雑音が入りやすいので外付けマイクを使用しましょう。また、静かな屋外や少し散らかった部屋のほうが、反響がなくて音が聞こえやすくなります。

解像度は使用目的によって使い分けよう
スマートフォンによっては、解像度の設定が可能。撮影後に解像度を下げることはできるのですが、上げることはできないため、撮影時に解像度を設定しましょう。主要な解像度下記となります。

VGA:640×480

HD:1280×720

フルHD:1920×1080

高画質で美しいフルHDで撮影すると、データ量が非常に大きくなります。十分な保存容量があるかどうかを事前に確認しましょう。大容量のスマートフォンやクラウドを利用していて、容量に余裕がある場合は、解像度が高いもので撮影しても良いでしょう。テレビなどの大画面で再生しても、美しく観ることができます。

また、動画サイトなどにアップすることを目的としている場合は、VGAの解像度でも十分。また、動画サイトの多くはアップロードする際に動画がリサイズされて、小さくなってしまいます。

ピントが合いにくいときは、フォーカス調整
フォーカスとは、カメラのピントを合わせること。デフォルトではオートとなっていますが、シーンによって変更すると、クオリティを上げることが出来ます。

オート:デフォルトの設定はオート。自動的に被写体にピントを合わせてくれます。被写体が動く場合や、被写体よりもカメラ側に物がある場合はピントが合わないことも。

マクロ:接写モード。小さな被写体や、被写体に近づいて撮影したい場合に使用。

ロック:カメラのフォーカスをロック。動かない被写体などを撮影する際に使用。

無限:風景写真や、被写体が遠くにある際に使うモード。近くの被写体にはピントが合わせにくいことも。

アイテムやアプリで、更にハイクオリティに
スマートフォンは、一眼レフと違ってレンズを変更できませんが、外付けのレンズが販売されています。安価で手軽に、動画の印象を変えることができますよ。また、自撮りランプ・外付けマイク・動画撮影アプリ・動画編集アプリなど、いろんなアイテムやアプリが活用できます。

流行している自撮り棒も、アイディア次第で動画に利用できます。高アングルからの撮影、車の下やビルの隙間などの狭い場所の撮影、動物の目線で撮影など、いろんな変化が楽しめます。

おわりに
スマートフォンで動画撮影する9個のポイントをあげてきました。基本的に撮影後の修正は難しいことも多いため、撮影の段階からポイントを守ることが、クオリティが高い動画の秘訣。スマートフォンは日々進化しており、動画サイト向けや商業使用の動画にも十分なクオリティを出すことができます。ポイントを参考に、素人感の抜けた動画を撮影してくださいね。

また、より良い動画作成には経験が必要。特に、長い動画を一度で完璧に撮影することは、難易度が高いです。時間が長くなるほど、ミスやトラブルのリスクもアップします。短い動画を複数撮影して、編集アプリで繋いでいくことがおすすめです。場数を踏んで、工夫をすることにより、より良い動画を撮影してくださいね。

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