高級宝飾店での不正転売対策に 「myVerifist]が採用
転売ヤーから健全な経済活動を守る技術
株式会社フライトソリューションズ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長 片山圭一朗、以下 当社）は、本人確認ソリューションの「myVerifist（マイ・ベリフィスト）」が、高級宝飾品の正規販売店に不正転売防止対策として採用されたことをお知らせします.
■高級宝飾店の課題
昨今のインバウンドは円安の影響などを受け、2025年4月に単月で訪日観光客がコロナ禍以前を上回る記録*1を達成しています。その一方、訪日外国人観光客向けの免税措置を悪用し、高級宝飾品を転売して利益を上げる問題が顕在化しています。販売数に限りのある希少価値の高い商品が不正に転売されることは、経済活動の公平性を損ねる要因ともなっています。こうした背景から、数百万単位の高額商品では購入点数に制限を設け、購入時に身分証明書の提示を求めることで不正購入対策を実施しています。しかし、近年の偽造証明書の精巧化により、身分証明書の確認の煩雑さや、人的リソースの効率化の観点から、オペレーションの改善が課題となっています。
■本人確認のオペレーションにIT技術を投入
この課題対策として、当社の本人確認ソリューションmyVerifistが高級宝飾店の数十店舗に採用されました。myVerifistは、マイナンバーカードをはじめ、パスポートや運転免許証、在留カード、特別永住者証明書といった国内で使用できるIC付きの証明書に対応しており、あらゆる顧客に対して確認が可能で、ソフトバンクショップへの採用実績（参考プレスリリース：本人確認ソリューション「myVerifist」がソフトバンクショップに採用：https://x.gd/flight_0421）があるサービスです。myVerifistの導入により、事業者は提示された身分証明書を本ソリューションで迅速に確認し、不正購入の抑制と販売プロセスの効率化を実現します。また、消費者が正規の価格で商品を購入できる公平で信頼性の高い経済活動に寄与します。
なお、今回のmyVerifistの採用にあたり、身分証明書を読み取る機器としてマルチ決済端末の最新モデル「Incredist Premium lll（インクレディスト・プレミアム・スリー）」が導入されております。
今後も当社は技術力の向上を目指し、自社開発ソリューションを通じて、健全な社会の実現に貢献してまいります。
*1：2025年5月21日付でJNTO（日本政府観光局）は、2025年4月の訪日観光客数が単月として3,908,900人と過去最高を更新したことを発表。
■商品画像
■フライトソリューションズについて：https://www.flight.co.jp
フライトソリューションズは、2010年9月に日本で初めてiPhoneでのクレジットカード決済ソリューションを市場投入した電子決済ビジネスのリーディングカンパニーです。2013年に自社決済端末「Incredist（インクレディスト）」シリーズを販売、2021年には国内初となるAndroid端末でタッチ決済を実現する「Tapion（タピオン）」の提供を開始しました。独自技術によるスマートフォンやタブレットによる決済サービスを主軸に、製品の開発・販売・サポート・システムの受託開発等、さまざまな領域でデジタル情報化社会に貢献しています。
myVerifist公式サイト：https://www.myverifist.com/index.html
