若者と高齢者を友達にして、日本を元気に! — 京都大学発スタートアップ『まごとも』、新たな一歩!
株式会社whicker(代表取締役 山本智一)は、京都大学大学院医学研究科との共同研究が倫理委員会を無事通過し、正式に研究を開始する運びとなりました。この研究は、『まごとも』が提供する世代間交流のプログラムが若者の自尊感情にどのような影響を与えるかを科学的に検証するものであり、京都大学発ベンチャーとしての地位をさらに確固たるものにする重要なステップです。
背景と意義
日本社会では、若者の孤独感や自殺率の増加、高齢者の孤立といった問題が深刻化しています。『まごとも』は、若者と高齢者の交流を通じて、世代間のつながりを再構築し、双方の心の健康を支えることを目指しています。本研究では、若者が高齢者との交流を通じて得られる内面的な成長、特に自尊感情への影響に焦点を当てます。
京都大学大学院医学研究科との共同研究により、科学的な裏付けをもとに『まごとも』の社会的意義をより明確にすることで、サービスの発展と社会への貢献を目指します。
研究の概要
研究テーマ: 高齢者との世代間交流が若者の自尊感情に与える影響の実態調査
研究方法: 若者と高齢者による3か月間の世代間交流プログラムを実施し、半構造化インタビューと質問紙調査を通じて分析
協力機関: 京都大学大学院医学研究科および株式会社エクセレントケアシステム
期待される成果: 若者の内面的な成長を促進するプログラムの構築と社会実装の基盤形成
『まごとも』とは
『まごとも』は、若者が高齢者を訪問し、スマホ操作の支援や外出のサポート、趣味の活動を共に楽しむことで、まるで孫のような時間を提供する世代間交流サービスです。単なるサポートを超えた心のつながりを創出することで、高齢者の孤独感を解消し、若者にとっても成長の場を提供します。
今後の展望
本研究の成果を基に、『まごとも』のサービスをさらに進化させ、全国への展開を目指します。また、シニアだけでなく若者にも効果があることを科学的に証明することによって、企業や自治体との連携をより強化で、地域社会全体の活性化に寄与していきます。
株式会社whickerは、今後も研究と実践を融合させた活動を通じて、日本社会が抱える課題解決に取り組んでまいります。
本件に関するお問い合わせ
株式会社whicker(ウィッカー)
本社所在地:〒606-8501京都府 京都市左京区吉田本町36 番地 1
京都大学国際科学イノベーション棟西館 104 ベンチャーインキュベーションセンター内
代表取締役:山本 智一
設立年月日:令和4年2月8日
事業概要:高齢者に対する家事代行を含む訪問介護型生活支援事業
サービスHP:https://whicker.info/
各種SNS:https://lit.link/magotomo