猟師と小グマの絆がつむぐ、あたたかくも悲しいものがたり。新刊絵本『クマのろくた』、9月21日発売!

みらいパブリッシングの新インディーズレーベル「モモンガプレス」から、創作民話絵本が登場。ユニークでぬくもりのあるタッチに心癒される、心にしみる一冊。

2021-09-16 11:10
『クマのろくた』書影

株式会社みらいパブリッシング(所在地:東京都杉並区高円寺、代表取締役:松崎義行)は、モモンガプレスから、新刊『クマのろくた』(著者:太田甲子太郎) を2021年9月21日に発売いたします。


 

内容紹介

 

猟師と小グマの絆がつむぐ、あたたかくも悲しいものがたり

 
江戸時代の頃のこと。
猟師の与重は、親からはぐれた子グマを拾い、
女房のキミと育てました。

夫婦には子どもがなかったせいもあり、
ふたりは我が子のようにろくたをかわいがりました。

やがて成長し、おとなのクマになったろくたを
与重は山へ返します。
猟師である与重は、ろくたにてっぽうを向ける日が
来ないことを願いつつ、別れを告げます。

それから何か月か経ち、人を襲うクマが
与重の村に現れました。
村人たちは、人を襲うクマはろくたに違いないと
口々に噂します。

与重はろくたは人を襲ったりしないと信じていましたが、
村の長に命じられ、ろくたを処分することを決めます。
ひとり狩りの支度をし、山へ入っていった与重が出会ったのは――

「絵本はあったかいが王道でしょうが、涙をさそう絵本があってもいいのでは、と思います。
名作『ごんぎつね』も悲しい童話です。」(作者より)

『クマのろくた』より

出版社より

ろくたに出会ってから、ろくたに恋をしています。
とくに表紙のろくたがかわいくて仕方ありません。

現代においても創作民話を生み出し続ける、著者の太田さんの情熱に圧倒されました。
宮沢賢治や新美南吉、安房直子、松谷みよ子を私淑し、作家としての研鑽を重ねている方です。

著者プロフィール

太田甲子太郎(おおた・かしたろう)

和歌山市在住。作家。
郷土史家・俳人の吉備慶舟氏に師事し、和歌山県の歴史を学ぶ。
歴史作家の神坂次郎氏に原稿依頼を受けて、 郷土冊子『和歌山 いまむかし』(和歌山県共済農業協同組合連合会発行)を共同執筆する。

和歌山市の中心商店街「ぶらくり丁」活性化のため、編著書『紀州に伝わる民話』を3000部無料配布。
編著書『民話集』が和歌山県立古座高校の授業に使用される。
民話集の売り上げ金は、被災者などへの寄付、義援金に充てている。

和歌山こどもの広場 絵本講座講師
一般社団法人 日本児童文学者協会会員

【共著】
『劇の本』『カシオペアの越冬支局』(日本標準)
『心があったかくなる話』『お墓まいり』(ポプラ社)
『少年詩集』(銀の鈴社)

【著書】
児童書『ちょんまげ絵くらべホーホケキョ』(文芸社)
小説集『人魚の恋愛』(ウイング出版)
川柳集『悪魔の正月』(独祭出版)

【TV出演】
和歌山NHK「わかやまNEWSウェーブ」
『紀州に伝わる民話』無料配布の活動がとりあげられる。

書籍概要

書籍名 :クマのろくた
著者  :太田甲子太郎
定価  :本体1430円(税込)
体裁  :A5判横/32ページ/上製/オールカラー
ISBN :978-4-434-29446-4
URL :https://miraipub.jp/books/14493/

会社概要

商号   : 株式会社みらいパブリッシング
代表者  : 代表取締役 松崎義行
所在地  : 〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-26-12 福丸ビル6階
設立   : 2014年5月
事業内容 : 図書出版全般
URL   : http://miraipub.jp

モモンガプレス URL : https://momongapress.com/


本件に関する報道関係のお問い合わせ先

株式会社みらいパブリッシング  担当:安達
電話番号:03-5913-8611  Email: adachi@publishers.jp

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