世界最小・最軽量を実現した4K対応の放送用ポータブルズームレンズ「FUJINON UA24×7.8BERD」新発売

24倍の高倍率ズームを備え、スポーツ中継や報道取材などで臨場感のある高精細な映像撮影が可能!

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、世界最小(全長約220.5mm)・最軽量(質量約1.98kg)(*1)を実現した4K対応の放送用レンズ「FUJINON UA24×7.8BERD」(以下「UA24×7.8」)を2018年1月より発売します。「UA24×7.8」は、コンパクトボディながら、広角7.8mmから187mmの焦点距離をカバーする24倍高倍率ズームを備え、高い機動力と運用性を発揮するポータブルズームレンズです。スポーツ中継や報道取材などにおいて、臨場感のある高精細な映像を撮影できます。

富士フイルムは、本製品を加えた全8機種の充実した4Kレンズラインアップで、4K映像制作現場の多様なニーズにこたえていきます。なお、9月にアムステルダムにて開催される国際放送機器展示会「IBC2017」に「UA24×7.8」を出展します。

◆詳細はWebページをご覧下さい。
  ⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1214.html?link=atp

ポータブルズームレンズ新発売

現在、欧米諸国や日本を中心に、スポーツ・報道番組などで4K映像の普及が進んでいます。また、OTT(*2)の急速な拡大によって、パソコンやタブレット端末でも4K映像を楽しむことができるようになり、4K映像を撮影する制作現場が増えています。また、小型・軽量のカメラ「4Kカムコーダー」の登場により、その高い機動力を活かした撮影が広がる中、小型・軽量なレンズのニーズがますます高まっています。
富士フイルムは、4K映像の普及を見据え、2015年に世界に先駆けて4K対応の放送用レンズを発売。その後も、レンズラインアップを拡充することで、4K放送の市場拡大に貢献してきました。

今回発売する「UA24×7.8」は、全長約220.5mm・質量約1.98kgと世界最小・最軽量を実現した4K対応のポータブルズームレンズです。「4Kカムコーダー」との組み合わせで、カメラを肩に担ぎながら撮影する「肩担ぎスタイル」の負担を軽減します。また、広角7.8mmから187mmの焦点距離をカバーする24倍ズームを備え、1本で多彩なシーンを撮影できるなど、高い運用性を実現します。さらに、コンパクトボディと高倍率ズームを両立したことにより、スポーツ中継や報道取材において、被写体を強調した臨場感のある映像を撮影できます。
そのほか、望遠ズームで生じやすい色収差を徹底的に低減することで、より「HDR(ハイダイナミックレンジ)」を活かした撮影が可能。夕暮れ時のスタジアムなど、明暗差の激しい撮影シーンでも、豊かな階調を再現します。

富士フイルムが提供するフジノンレンズは、これまで高い描写力が評価され、世界中の映画、TVCM、スポーツ中継などのさまざまな撮影現場で採用されています。今後、富士フイルムは映像表現の分野で長年培ってきた光学技術や精密加工・組立技術を活かし、4Kレンズラインアップのさらなる拡充を進め、制作現場の多様なニーズにこたえていきます。
*1 2/3インチセンサー搭載の放送用4Kカメラに対応したレンズにおいて。当社調べ。2017年9月6日時点の公開情報に基づく。
*2 Over The Topの略。通信事業者以外で、インターネット回線を用いてドラマや映画などのコンテンツを配信する事業者、もしくはそのサービスのこと。

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