増える「実家の片付け問題」、 ちゃんと話ができている人はどれくらい?オンラインセミナー参加者にアンケートを実施

2023年木耐協オンラインセミナー④ 参加者アンケート

木耐協(正式名称:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合/事務局:東京都千代田区/理事長:小野秀男/組合員:全国約1,000社)は、いつか起きる地震への備えを広く多くの方に進めていただきたいとの想いから、10月21日(土)にオンラインセミナー「地震による津波災害への備え & 実家の片づけ」を開催いたしました。
今回は、約90名の参加者の内、67名の方からアンケートの回答をいただきましたので、その結果をまとめました。

【2023年度 第4回オンラインセミナー 開催概要】
テーマ : 「地震による津波災害への備え & 実家の片づけ」
日時 : 2023年10月21日(土) 10:00~11:45
会場 : オンライン
参加費 : 無料
主催 : 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(略称:木耐協)
協力 : 一般社団法人防災教育普及協会
後援 : あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
講師 : 今村 文彦 氏(東北大学災害科学国際研究所 教授
/一般社団法人防災教育普及協会 副会長)
杉之原 冨士子 氏(一般社団法人日本ホームステージング協会 代表理事)
※セミナーの詳細は下記ホームページをご覧ください
   https://www.mokutaikyo.com/bousai/

【1】 実家の片付け問題はご自身にも起きると思いますか?

アンケート回答者の約半数(49%)が実家の片付け問題について、「ご自身にすでに起きている(起きた)」という結果になりました。また、「今後、必ず起きうる」「起きる可能性がある」と回答している方も合わせると、実家の片付け問題は、約95%の方がその当事者になると考えていることが分かります。

実家の片付け問題はご自身にも起きると思いますか?
実家の片付け問題はご自身にも起きると思いますか?

【2】実家の片付けについて、家庭で話したことはありますか?

実家の片付けについて家庭で話したことがあるかという質問に対し、最も多いのが「話して片付けを進めた(39%)」ですが、「話したがうやむやに終わった(28%)」「話していない(30%)」の合計は、58%という結果になりました。

実家の片付けについて、家庭で話したことは?
実家の片付けについて、家庭で話したことは?

→実家の片付け問題がすでに起きている(起きた)人の内、実家の片付けについて、 しっかりと進められていない人が43%と約半数

【1】の質問で「実家の片付け問題がご自身にすでに起きている」と回答した方(有効回答28名)の、【2】の質問の回答数では、「話して片付けを進めた(57%)」で半数を超えた一方、「話したがうやむやに終わった(29%)」「話していない(11%)」「その他(3%)」が43%となり、多くの方が実家の片付け問題が進んでいない状態であるといえます。

(問題がすでに起きている人)家庭で話したことは?
(問題がすでに起きている人)家庭で話したことは?

【3】実家の片付けをする場合、処分に困ると思うものは何ですか。(複数回答可)

実家の片付けの際に処分に困るものを回答いただいたところ、1位は、「写真・書類/思い出の品」「家具」がでした。2位が「衣類」、3位が「趣味のもの・コレクション」という結果となりました。

実家の片付けをする場合、処分に困ると思うもの
実家の片付けをする場合、処分に困ると思うもの

<まとめ>

参加者の大多数は、「実家の片付け問題」を自身の問題に捉えていることが分かりました。災害時に上からモノが落ちる危険性などから、防災の観点でも「実家の片付け」問題は重要です。
行動に移せない方も多い中、いかに自分ごとに捉えてもらう分かりやすい説明が必要だと感じます。


住まいと生活を安全・安心に 木耐協オンラインセミナー
https://www.mokutaikyo.com/bousai/


木耐協 組合概要

木耐協は、全国約1,000社の工務店・リフォーム会社・設計事務所などから構成される団体です。
【地震災害から国民の生命と財産を守るため、「安全で安心できる家づくり・まちづくり」に取り組み、耐震社会の実現を目指す】ことを基本理念とし、地震災害の備えに対する啓発活動や木造住宅の耐震性能向上のための活動を行っています。

団体名:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(略称:木耐協)
本部所在地:〒102-0083東京都千代田区麹町2-12-1グランアクス麹町7階
TEL:03-6261-2040
URL:https://www.mokutaikyo.com/
<国土交通省 住宅リフォーム事業者団体登録制度 登録団体>


AIが記事を作成しています