三原市芸術文化センター館長・片山杜秀の「みはら紀行『裸の島へ』」ポポロ公式YouTubeチャンネルで公開!

新藤兼人監督の名作「裸の島」の舞台となった瀬戸内海に浮かぶ宿禰島へ

一般財団法人みはら文化芸術財団

2020年4月から、三原市芸術文化センター(広島県三原市)の館長を務める政治学者・音楽評論家の片山杜秀が、先日、新藤兼人監督作品「裸の島」(1960年公開/1961年モスクワ映画祭グランプリ受賞作品)の舞台となった三原市沖の宿禰島(すくねじま)を訪れました。
定期航路も無く現在は無人島である宿禰島へは、三原港からチャーター船での訪問。草木の生い茂る山道を登り、たどり着いた山頂には「裸の島」の碑が設置されています。映画のシーンを思い描きながら、感慨にふけるひと時となりました。
訪問の様子を撮影した動画を、ポポロ公式YouTubeチャンネルで公開しています。ぜひご視聴ください!

片山杜秀(かたやま もりひで)

政治思想史研究者/批評家。慶應義塾大学法学部教授。1990年代には、フリーのコラムニスト、日本のクラシック音楽作曲家を主に扱う音楽批評家として活動。日本近代音楽の研究により京都大学人文科学研究所人文協会賞を受ける。『音盤考現学』と『音盤博物誌』(共にアルテスパブリッシング)で吉田秀和賞とサントリー学芸賞を、『未完のファシズム』(新潮社)で司馬遼太郎賞を受ける。大宅壮一ノンフィクション賞やサントリー音楽賞の審査員を歴任。現在、NHKFMで『クラシックの迷宮』のパーソナリティ、吉田秀和賞と尾高賞と佐治敬三賞の審査員を務める。
2020年、三原市芸術文化センター ポポロの館長に就任。

裸の島
『裸の島』(はだかのしま)は、1960年(昭和35年)11月23日公開の日本映画である。近代映画協会製作・配給。監督・脚本・製作は新藤兼人。モノクロ、シネマスコープ、95分。 経営危機にあった近代映画協会の解散記念作品として、キャスト4人・スタッフ11人で瀬戸内海にある宿禰島でロケを敢行、撮影期間1か月、500万円の低予算で製作された。台詞を排した実験的な作品で、孤島で自給自足の生活を行う4人の家
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%B8%E3%81%AE%E5%B3%B6
郷土三原ゆかりの人たち 新藤兼人(しんどう かねと) - 三原市ホームページ
https://www.city.mihara.hiroshima.jp/site/kyouiku/yukari22.html
広島県三原市の三原市芸術文化センター[ポポロ]
広島県三原市にある三原市芸術文化センター[ポポロ]オフィシャルホームページ
https://mihara-caf.jp/

三原市芸術文化センターへのアクセス

◎JR三原駅より4番バス乗り場「田野浦線」で5分
 「芸術文化センターポポロ・医師会病院入口」下車すぐ
◎山陽自動車道 本郷ICより約30分。福山西ICより約30分

団体概要

団体名:一般財団法人みはら文化芸術財団
所在地:広島県三原市宮浦2-1-1 三原市芸術文化センター ポポロ
設立 :2019年11月27日
URL :https://mihara-caf.jp/

お問い合わせ先

三原市芸術文化センター ポポロ
(一般財団法人みはら文化芸術財団)  担当:脇
電話番号:0848-81-0886
E-mail:event@mihara-caf.jp