講師は日本、生徒はインドネシア!海を越えるリモートVR介護授業開始!介護教育VR「CareVR」インドネシア進出!セティア マネジメントと共同

 株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下 ジョリーグッド)が提供する、外国人材介護教育VRサービス「CareVR」(ケアブイアール)が、インドネシア最大規模の人材データベースを保有する人材紹介会社 セティア マネジメント株式会社(愛知県名古屋市、代表取締役:矢部将勝、以下 セティア マネジメント)の提携する送り出し機関で導入が決定しました。
 CareVRは、これまでベトナム、ミャンマーで導入されており、インドネシアは三カ国目の導入となります。また、日本にいる講師がインドネシアの自宅にいる受講者らに、海を越えて一対多のオンラインVR授業を実施するのは、これが史上初となります。

 CareVRは、日本が世界に誇る介護の技術を、日本に入国する前にVRでトレーニングすることができる外国人労働者向けの教育ソリューションです。インドネシアでは、コロナ禍でオンライン授業は普及し始めていますが、介助技術などの実習が行えないことが外国人労働者教育を行う上で課題となっていました。CareVRのリモートVR教育システムにより、当事者目線でのVR体験トレーニングを実施することで、オンライン授業にリアルなVR実習プログラムを組み込むことが可能になります。

▲日本とインドネシアを繋ぐ、オンラインVR授業のイメージ
▲日本とインドネシアを繋ぐ、オンラインVR授業のイメージ

■コロナ禍でも教育は止められない!VRが言語を越えたリアル実習体験を提供

 インドネシアでは、新型コロナウイルスの影響で国がオンラインでの教育を推進しており、大学や送り出し機関では、すでにオンライン授業が導入され始めています。介護の教育は、入浴や移乗などの介助技術に加え、相手の気持を配慮したコミュニケーションを学習する必要があります。現在のオンライン授業では、現場をシミュレーションした実習ができなくなっており、質の高い教育を提供できないことが課題となっていました。またこれまでの現地教育でも、日本のリアルな介護現場をイメージするのが難しく、技能の習得までには多大な時間を要しているのに加え、オンライン授業ではコミュニケーションの課題がさらに浮き彫りになっています。

■外国人材介護教育VRサービスCareVRとは

 CareVRは、実際の日本の現場でのリアルな介護の流れを、介護士や高齢者の視点で360度体験学習が可能です。またCareVRは、昨年開催された第16回日本eラーニング大賞にてグランプリを受賞した、介護研修VRサービス「ケアブル」を外国人労働者向けに再構成して開発されています。
 コンテンツは、テキストでは理解しにくい暗黙知などの「コミュニケーション」、入浴や食事などの「介助技術」などがあり、日本式介護技術の習得を効率化することができ、より一層充実した教育を行うことが可能になります。また、事前に日本でのリアルな介護現場を体験することで、就業後の早期退職の防止や日本文化へのスムーズな順応が期待できます。

【CareVR導入のメリット】
1.本人視点で介護現場の体験ができる
2.短い時間で理解・習得ができる
3.利用者の目線や気持ちがわかる
4.気づく力を育成できる
5.質の高い教育を幅広く提供できる

<コンテンツ例>

左から、コミュニケーション、介助技術、日本式介護の概念
左から、コミュニケーション、介助技術、日本式介護の概念

<提供対象と価格>

国内外の教育機関、日本語学校、送り出し機関、国内の外国人労働者受け入れ施設など
※価格:月額15万円〜
詳細・お申し込みはこちらまで(https://carevr.jp/)

■遠隔で一対多のVR授業を実現する「多接続リモートVR教育システム」

「多接続リモートVR教育システム」は、通学通勤や集合が難しい場合に、受講者を一箇所に集めることなく、講師が自宅にいる受講者らのVRゴーグルを操作して一斉オンラインVR授業を実現します。本システムによる、「リモートVR授業サービス」は、zoomやGoogle Meetなどのオンライン会議システムをつなぎながら、注視してほしいポイントをタブレットに描画し、受講者のVR空間に共有するアノテーション機能などにより、VR空間でも直感的でスムーズな授業の進行を可能にします。

左から、アノテーション機能、多接続リモートVR教育システム
左から、アノテーション機能、多接続リモートVR教育システム

■CareVRを体験したインドネシア人の皆さんのコメント

 ジョリーグッドとセティア マネジメントは、介護施設にご協力いただき、リモートVR授業サービスを活用して将来介護士を目指すインドネシア人5 名にVR体験会を実施しました。現役の日本人介護スタッフを講師に迎え、受講者は外部にいながらコミュニケーション技術や介助技術などのコンテンツを視聴し、オンラインでのVR介護授業を体験しました。

VR体験会の様子はこちらをご覧ください。

インドネシア語版

ギランさん:今日VRで見たものはまさに介護現場そのものでリアル。インドネシア人は介護職に馴染みがないので、勉強する時テキストだけでは想像しにくいが、このVRを使えば理解がしやすくなると思う。早くインドネシアに導入して欲しい。

イヴァナさん:利用者さんの視点を疑似体験することで、どうやって介護をしたら利用者さんが喜んでくれるのかを理解することができました。

アユさん:ものすごい臨場感!テキストだけだと分かりにくいことがVRだと簡単に理解することができます。

アナスさん:遠隔で授業ができるのは素晴らしい。内容も分かりやすく、項目によって英語の説明もあった。特に今のようなパンデミック時期にはとても貴重な学習ツールだと思う。

■介護施設 施設マネージャー 石澤さんコメント

 「利用者さまや介護士の視点で学習が出来るので、介護現場で働いたことのない方にとっても教育がしやすくなると思います。育成プログラムでVR学習をして頂けるのは、人材と受入れ側のどちらにとってもメリットが大きいと思います。」

■フロアーマネージャー 真辺さんコメント

 「まるで現場のような臨場感があり、テキストのみで学習するより遥かに学習効率が増すと思います。今後もコンテンツを増やして頂けると、実際の介護現場で役立つことが増えるので期待をしています。」

■セティア マネジメント代表取締役 矢部将勝さんコメント

 「あまり知られていませんが、インドネシアはEPA(経済連携協定)による介護人材の最初の送り出し国であり、EPA介護福祉士の受け入れ人数でも世界ナンバーワンの介護人材の宝庫です。しかし国民の平均年齢が29歳と若く、介護という仕事が身近ではない環境で、座学だけで理解するのは大変です。そこでVRを使えば、臨場感を持って現場を「体感」し、海外にいながら実践的理解を深めることができると思いました。
現在のコロナ禍では、インドネシアでも大規模社会的制限(PSBB)により、多くの学生達が自宅待機を強いられています。彼らの「学び続けたい」という期待に応えたいと思ったのがVR導入の大きな理由の1つです。VRがあれば場所も時間も選ばず、効率的な学習を継続できる。正にwith/afterコロナのニューノーマルの世界においてVRこそが学習の最適解だと考えています。」

ジョリーグッドは、7月末、現地インドネシアの送り出し機関インドネシア研究センター(PT. SAHABAT JEPANG INDONESIA)に通う生徒5名の自宅と、日本の講師を繋ぎ、一斉リモート操作でのVRを使ったオンライン授業の実施を予定しています。日本にいながら現地の介護教育を行うことで、海外での介護講師不足の課題解決にもつながり、より充実した教育環境が期待できます。

医療や福祉、その他業種の「リモートVR授業」お問い合わせはこちら
https://jollygood.co.jp/contact-us-2

今後は、同時に接続できる規模の拡大や、新たなシステムの開発を進め、インドネシアの外国人労働者の教育向上を目指し、送り出し機関や日本語学校、大学、そして国内で外国人労働者を受け入れる介護施設へサービスを提供していきます。

詳細・お問い合わせはこちら:https://carevr.jp/

■セティア マネジメント株式会社について(https://setia-mgmt.co.jp/

 セティア マネジメントは、優秀なインドネシア人材と日本企業を結ぶ人材の総合サービス会社です。弊社が提供する人材データベースは、インドネシア最大のHR企業であるPT Infomedia Solusi Humanika(ISH)など政府の認可を受けた送り出し機関や、バンドン工科大学やウダヤナ大学を始めとするインドネシア国立大学16校との提携によるものです。また、雇用後の人材のケアにも重点をおいており、人材紹介だけではなく長く人材が定着するための人材サポートも行っています。

■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/

 ジョリーグッドは、高精度な“プロフェッショナルVRソリューション”と、VR空間のユーザー行動を解析するAI エンジンなどを開発するテクノロジーカンパニーです。先端テクノロジーをギークやマニアだけでなく「地域の生活者や企業が活用できるテクノロジープラットフォーム」にデザインして、数多くの企業や自治体に提供しています。


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