Googleディスカバーの掲載について
プレスリリースはタイトルが重要と言われますが、なぜ重要なのでしょうか。
今回はプレスリリース配信サービスを利用する場合に絞って、2つのポイントを解説します。

- メールの件名に自動変換
記者のいないメディアの攻略
①メールの件名に自動変換
プレスリリース配信サービスにおいて一般的に語られる理由になり、記者へ情報がメールされる際に、プレスリリースの件名が自動的にメールの件名に変換されて送信されているため、本文にバリューある内容が書かれていたとしても開封されなければ意味がありません。さらに、1人の記者に対して毎日500~1,000件のメールが届いていると言われており、みなさんのプレスリリースの内容が記者が必要としている情報であったとしても、件名で興味を引けなければその他のメールに埋もれてしまいます。つまり、プレスリリースのタイトルは文章のタイトルの役目はもちろんですが、記者の目に留まるものでなければいけません。
×例) (認知度がない商品名や社名)の新商品が◇月◇日発売、従来に比べ機能が▲%アップ
○例) 【新商品】(新商品で何ができるか)「商品名」が◇月◇日発売!
②記者のいないメディアの攻略
メールの件名は記者を攻略する取り組みでしたが、近年、メディアへの掲載は記事の内容がメディア次第になることから、配信サービスを利用してプレスリリースを配信する際にはプレスリリースが直接ステークホルダーに届く効果に重点を置く場合があります。そういった場合には、記者を攻略する以上にタイトルが重要になります。プレスリリースが直接ステークホルダーに届く導線はいくつもありますが、その中でも掲載を能動的に勝ち取っていける取り組みとしてGoogleディスカバーへの掲載が非常に重要です。Googleディスカバーへ掲載されるポイントは、GoogleのSEO的にポジティブな内容であること(E-E-A-T)が重要ですが、その中でもタイトルにトレンドワードが組み込まれているかで掲載確度が大きく変わり、タイトル前半に以下のような情報を入れる必要があります。
・地名
・固有名詞
・トレンドワード
まとめ
①と②を総合すると、タイトルの前半部分に必要な情報をどれだけ盛り込めるかが非常に重要です。とはいえ、クリックベイトとなるようなものでは長期的にマイナスの効果も出てきます。プレスリリース配信サービスを利用してプレスリリースを配信する場合のタイトル作成のおすすめは、「タイトル」→「本文」の順番で作成するのではなく、「本文」→「タイトル」の順番で作成することにつきます。本文を作成した後、重要なワードを拾い上げていき、ワードの優先度の順番に並び替えてタイトルを作成しましょう。