アシスト、ユニバーサルAIプラットフォーム「Dataiku」を提供開始
幅広いスキルレベルのユーザーが活用できるワンプラットフォームで、データ/AI活用の民主化を支援
株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、URL: https://www.ashisuto.co.jp/ 、以下「アシスト」)は、Dataiku(URL: http://dataiku.com/ )と代理店契約を締結し、ユニバーサルAIプラットフォーム「Dataiku」の提供を2025年7月10日付で開始します。
国内外においてアナリティクスおよびAIプラットフォーム市場が急速に拡大する一方で、データ/AI活用の民主化の阻害要因として、「サイロ化」や「専門人材の不足」、「部門間のコミュニケーションロス」が課題とされています。こうした課題に対応し、組織全体のデータ活用を推進するため、アシストは、ビジネスユーザーから専門家まで幅広いスキルレベルのユーザーが協働可能なデータ活用基盤として「Dataiku」の提供を開始します。
「Dataiku」は、データの準備から分析、機械学習モデルの構築、生成AIやエージェントの導入、分析アプリケーションの開発・運用、そしてガバナンスまで、企業のデータ活用とAI導入の全工程を包括的に支援するユニバーサルAIプラットフォームです。ノーコード/ローコード/フルコーディングに対応し、ビジネスユーザー、データエンジニア、データサイエンティスト、デベロッパーが役割に応じて柔軟にデータ分析可能です。

また、Dataikuは独自のプッシュダウンアーキテクチャにより、「Snowflake」をはじめとする主要なデータレイクやデータウェアハウス(DWH)上で直接、大容量データの加工や分析処理を効率的に実行できます。これにより、既存のデータ基盤のコンピュートリソースを最大限活用しつつ、Dataikuの高度な分析・AI機能と組み合わせた価値提供を実現します。
アシストは、DataikuだけでなくSnowflakeも併せた環境構築支援が可能です。Dataikuの導入に際しては、半日程度の短期間で活用に必要な基礎知識を習得できる、アシスト独自のトレーニングメニューも提供可能です。
アシストは、これまでのBIツールの販売実績や、データサイエンティストをはじめとするデータ活用分野における多数の専門エンジニアを擁している点が高く評価され、Premierランクパートナーに認定されました。こうした強みを活かし、アシストは2025年中に国内企業20社へのDataiku導入を目指します。
以下、Dataiku Japan株式会社からのコメントです。
株式会社アシスト様のDataiku提供開始を大変嬉しく思います。同社はこれまで培われたBIツール実績と多数のデータ活用分野の専門エンジニアを擁され、DataikuとSnowflake環境構築支援や独自トレーニングメニューという差別化された価値は、極めて重要な戦略的パートナーシップであり、この協業に大きな期待を寄せております。ビジネスおよびデータの専門家が共に組織全体でユースケースを量産し、日本企業の創造力と実行力を最大限に解放することで、データ活用格差解消と国際競争力向上に貢献します。アシスト様との連携を強化し、「ユニバーサルAI」の実現に向けて支援してまいります。
Dataiku Japan株式会社 取締役社長 カントリーマネージャー 佐藤 豊 氏
■「Dataiku」の概要
●主な特長
1.データ活用とAI導入の全工程を一つのプラットフォームで管理
・データ準備、分析と可視化、機械学習モデルの構築、デプロイと運用、生成AIやエージェントの導入と展開、ガバナンスまで、データとAI活用の全工程を一つのプラットフォームで実現します。機能ごとに異なるツールを使用する必要がないため、リソースの最適化や短期間での操作習得が可能です。
2.ノーコードからフルコーディングまで柔軟に対応
・Dataikuは、ノーコード/ローコード/フルコーディングに対応しています。ユーザーは自身のスキルやプロジェクトの要件に応じて作業方法を選択でき、高い柔軟性をもって開発に取り組むことができます。
3.プッシュダウンアーキテクチャやクラウドサービスとの連携によるパフォーマンスの最適化
・データが保存されている場所で直接処理を実行するプッシュダウンアーキテクチャにより、大規模なデータプロジェクトでも、データの移動を最小限に抑え、パフォーマンスを向上させます。
・AWSやAzure、Google Cloud Platformなどのクラウドサービスと連携しているため、クラウドのスケーラビリティや柔軟性を活用することで、リソースの動的なスケールアップやスケールダウンを実現し、効率的な運用が可能です。
4.コラボレーション機能
・チャット機能やWikiの編集、タスク管理などを用いて、プロジェクトの進捗や変更履歴を簡単に共有でき、組織を超えたチーム全体でのコラボレーションを促進します。
5.エンタープライズ水準のセキュリティとガバナンス
・ユーザーごとのロールベースのアクセス制御や監査証跡の生成、既存認証システムとの連携による認証の一元化といった機能で、安心してデータを活用できる環境を提供します。
・標準化されたワークフロー提供により、プロジェクトの各段階での承認やレビューが求められることで適切なガバナンスを実現できます。また、複数データプロジェクトの進捗を一元管理でき、可視性を維持しつつリスク低減に貢献します。
・生成AIの利用に伴うコストの変動、個人情報や機密情報の漏洩や有害コンテンツの参照、回答の品質のばらつきといったリスクに対してガードレールを設定し、コントロールします。
6.Dataiku活用のための教材・コミュニティ
・各機能に関する動画やハンズオン教材を無料で利用可能です(Dataiku Academy)。豊富なサンプルプロジェクトも用意され、実践的な活用方法やプロジェクト設計の参考にできます。
・ユーザー間で情報共有やQ&Aを行う「Dataiku Community」により、各社のナレッジやベストプラクティスが共有されています。
●詳細URL
●提供形態と価格
プラットフォームと役割に応じたユーザーライセンスの組み合わせでパッケージ化しており、以下3種類より選択が可能。
・Data Analytics
データ準備やデータパイプラインなど、データエンジニアリングやノーコードによる機械学習を実現するパッケージ
・AI and Machine Learning
機械学習を中心に利用するユーザー向け。ノーコード、フルコードの機械学習開発を実現するパッケージ
・Enterprise AI
企業全体のデータ活用を推進し、ガバナンス機能を強化したフルパッケージ
また、SaaS版とインストール版の2形態で提供。環境によって異なるため、詳細価格については要問い合わせ。
■「Dataiku」に関するお問い合わせ
株式会社アシスト DX技術本部 DX技術統括部 担当:津田
URL: https://www.ashisuto.co.jp/pa/contact/dataiku.html
■プレスリリースに関するお問い合わせ
株式会社アシスト 広報担当:曽根原、吉田
TEL:03-5276-5850
URL: https://www.ashisuto.co.jp/corporate/press_room/
※記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
※プレスリリースに記載された製品/サービスの内容、価格、仕様、お問い合わせなどは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。