アシスト、Internet of Knowledgeソリューションの第2弾、システムの使いこなしを実現する「テックタッチ」を販売開始

2020-10-01 10:30

株式会社アシスト（本社：東京都千代田区、URL： https://www.ashisuto.co.jp/ 、略記：アシスト）は、2020年7月22日に発表した「Internet of Knowledge構想」*に基づくソリューションの第2弾として、「テックタッチ」（開発元：テックタッチ株式会社）の販売を本日付けで開始します。

知識と人をつなぐInternet of Knowledge構想の中で、アシストが注目しているのは「知識」です。テックタッチはDigital Adoption Platform（DAP）と呼ばれるテクノロジーで、システム利活用の「知識」を循環させることにより、誰もがシステムを使いこなせる世界を実現します。テックタッチを利用すると、経費精算や営業支援システムなど普段利用しているシステムの画面上に、カーナビのようにリアルタイムに操作ガイドが表示されるため、利用者は操作に迷うことなくシステムを使いこなすことができるようになります。

テックタッチの導入により、新システム導入時や新入社員向けシステム操作説明のためのマニュアル作成やセミナー・研修が一切不要となることに加え、利用者から操作に関する問い合わせが減ることで、教育コストやシステム担当者の負荷を大幅に軽減します。また、新システムの活用度・定着度を高め、導入効果の最大化を実現します。

アシストでは、2019年9月より社内システムにてテックタッチの検証を重ね、2020年春より開始したテストマーケティングにおいて顧客企業の評価が非常に高かったことから、このたび正式に販売を開始することになりました。テックタッチに関する各種支援サービスも順次提供しながら、2021年末までの販売目標として顧客企業30社への導入を目指しています。

「Internet of Knowledge」：東京大学大学院人文社会系研究科准教授大向一輝氏が提唱している「知のインターネット」を表す用語。アシストでは社員自身が持つ「知識」をデジタル技術を活用し社内外に循環させることで、人とのつながりを進化させ、企業をさらに強くすることを「Internet of Knowledge構想」と定義。

■「テックタッチ」について

＜主な機能＞

(1)容易なガイド作成

テックタッチでは、システムを実際に操作しながら誰でも間単に操作ガイドを作成できます。簡単なガイドであれば数分で作成完了します。

(2)迷わないガイド表示

利用者が操作に迷わないように、次にすべきことを常に案内可能です。不要なボタンやテキストボックスに触れないようにするマスキング機能もあります。また、「?」マークを任意の位置に設置して使い方のヒントや説明を表示することもできます。

「テックタッチ」によるナビゲーションイメージ。不要な箇所には触れないようにするマスキングも設置可能。

(3)入力チェックが可能

プログラミングなしで「全角文字列のみ」「英数字のみ」といった入力チェック設定が可能です。

(4)複雑な条件分岐にも対応

例えば、入力した金額によって次の案内を変更したり、部署や権限により案内を変更するなど、条件によって次の案内を変えるといった高度な説明にも対応できます。

＜システム構成図＞

作成したガイド情報はクラウド上の「テックタッチ」サーバで管理します。管理するのはガイド対象のURL、オブジェクト情報（XPath、ID、classなど）のみで、ガイド対象システムの情報（画面、入力内容、DB情報など）は保持しません。ガイド再生端末のブラウザにはプラグインを導入し、プラグインが「テックタッチ」サーバから情報を取得してガイドを行います。