10代のスマホ利用率は90%以上、親子でSNS投稿によるリスク管理の理解を! 拡散トラブルが潜む「デジタルタトゥー」を防ぐには?

セントラルメディエンス、コラム更新のお知らせ

 医療従事者のマッチングや医療品の卸、医療機関のトータルサポート事業を展開する株式会社セントラルメディエンス(本社:東京都港区、代表取締役:中川隆太郎、以下「当社」)は、「親子のスマホトラブル」に関するコラムを更新しましたのでお知らせいたします。

 先日、親子間のスマホによるトラブルで、お子さんがお母さんを刺殺してしまったというニュースや、SNS上での悪ふざけ動画によって、運営会社が法的措置をとるとのニュースがありました。
今回のコラムでは、10代のスマホ依存や、ネットトラブルに遭遇した際の相談窓口、親子のための相談LINE窓口についてなどをご紹介いたします!

 


 

■10代のスマホ利用率は90%以上

 総務省の情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書によると、スマホを使用している割合は10代で91.5%と、9割以上の方がスマホを使用してインターネットを閲覧しているということになります。 

 

 

 年代別に見ると、10代の「動画投稿・共有サービスを見る」平均利用時間が平日でも約90分、休日は130分を超過していて、多くのお子さんが長時間利用しています。 

 

出典:総務省 令和3年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
https://www.soumu.go.jp/main_content/000831289.pdf

 

■インターネットは不特定の人と関われる

 メッセージアプリやSNSは、友達以外にも不特定多数の人と関われるツールです。内輪で盛り上がるつもりであげた動画が炎上したり、軽はずみな書き込みでトラブルになったなんて話を聞いたことがある方も多いと思います。
会話をするように投稿、書き込みをしている10代の方は発信者責任を意識して利用していないと思います。単なるつぶやきや再投稿でも内容次第で社会的信用を失い、就職など将来に影響を与えることもあります。一度ネットに公開したら、消すことは限りなく不可能です。動画や写真、つぶやきでも、不適切投稿は未来の自分に負の遺産として残り、一生背負うことになる「デジタルタトゥー」となってしまいます。親が設定できるフィルタリングなどもありますが、お子さん自身も下記のポイントに注意を払って書き込む、アップロードする必要があります。

●誹謗中傷

「あの人・あのお店が気に入らない」と、軽い気持ちで投稿した攻撃的な言葉(誹謗中傷)が名誉毀損や侮辱罪などの罪になることもあります。リツイートなどの再投稿でも、誹謗中傷に加担したとみなされて、刑事・民事的な責任を負う可能性があります。

●著作権の侵害

「みんなと共有したい!」という気持ちでも、漫画・書籍、音楽、写真・画像、映画、テレビ番組、ライブ動画などを許可なくアップロードしたり、それをダウンロードすると罪に問われることがあります。待ち受け画面などの私的利用なら可能なアイドルやキャラクターの画像も、不特定多数の目に留まるネットでの無許可利用はダメ!というのをご存知でしたか?

●脅迫・犯行予告

「冗談のつもり」「単なる悪ふざけ 」「匿名だからバレない 」などの感覚で投稿したメッセージが、脅迫や業務妨害などの犯罪になることもあります。

 

「ついうっかり」「知らなかった」という言い訳が通じないのはリアルもネットも同じです。
いざという時のための相談窓口を内閣府がまとめていますので、参考になさってみてください。

 

出典:内閣府 青少年の保護者向け普及啓発リーフレット 「保護者がおさえておきたい4つのポイント(生徒編)」
https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_use/r03/leaf/pdf/leaf-print.pdf

 

■自治体の相談窓口を活用しよう

 お子さんにスマホを持たせる際にはルール決めをしているご家庭も多いと思います。しかし先日の事件のように親子間でのトラブルが生まれてしまう場合もあります。スマホや家庭内のトラブル、悩みなどを気軽にLINEで相談できる窓口があるのをご存じでしょうか?
厚生労働省が推奨している「親子のための相談LINE」は、子育てや親子関係について悩んだときに、子ども(18歳未満)とその保護者の方などが相談できる窓口です。匿名(LINE上のアイコンとニックネーム)でも相談ができ、相談内容の秘密は守られるのでぜひ活用してみてください。
各都道府県の自治体では、親子のトラブルに関する相談窓口を設置しているところも増えてきています。下記ページからも確認できますので、ご確認ください。

  

 

もしトラブルになってしまったら、ひとりで悩まずに、ご家族や相談窓口に速やかに相談しましょう! 

 

■まとめ

 10代だけでなく大人でもイライラした衝動で「自分が書いたとはバレないだろう」と気軽にお店や企業・有名人などの悪口などを書き込んだ結果、あっという間に特定されて個人情報が拡散されてしまったり、相手から訴えられてしまったりなんてこともよくあります。
産業医ラボでは契約者様向けにLINE相談窓口も設けていますので、イライラした時や話を聞いて欲しいと思った時はいつでも気軽に相談できますので活用してみてはいかがでしょうか?

 


 

株式会社Central Medience

代表者:代表取締役 中川隆太郎
所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング EAST棟8階
事業内容:メディカルサポート、メディカルキャリア、医療経営等のソリューション提供 他
公式HP:https://centralmedience.com/ 

 

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