近畿大学経営学部と青木松風庵がZ世代に和菓子の魅力を発信 「月化粧」のミルク餡を使った、新しいどら焼きを期間限定販売
近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)キャリア・マネジメント学科講師 岩井 貴美ゼミは、みるく饅頭「月化粧」で有名な老舗和菓子店 株式会社青木松風庵(大阪府阪南市)と、「月化粧」の認知度を高め、Z世代に和菓子の魅力を知ってもらうことを目的とした共同研究を行っています。研究の一環として、岩井ゼミの学生が企画した若者向けの和菓子を、令和5年(2023年)1月10日(火)から20日(金)まで、東大阪キャンパス内の近畿大学生協にて期間限定で販売します。
【本件のポイント】
●経営学部生が老舗和菓子店と共同開発した、「月化粧」の餡をはさんだどら焼きを、キャンパス内で販売
●Z世代に「月化粧」の魅力を伝える産学連携プロジェクト
●学生は商品企画等のマーケティングや、組織で働く人々の考えや仕事への想いを実学で学ぶ
【本件の内容】
近畿大学経営学部の岩井ゼミは、株式会社青木松風庵と共同研究を行っています。同社の代表取締役社長である青木 一郎氏(平成17年 理工学部卒)が本学の卒業生であることをきっかけに開始した本研究では、2025年(令和7年)大阪・関西万博までに青木松風庵の人気商品であるみるく饅頭「月化粧」の知名度を高めることを目的として、SNSなどを活用した若い世代への情報発信方法の検討や、新商品の開発に取り組んでいます。
この度、学生らは「月化粧」のおいしさを知ってもらうために、キャンパス内で試食会を開き、スイーツに関する若者の意識調査を行いました。その結果を分析し、キャンパス内で気軽に食べられる和菓子として、産学連携で開発したどら焼き「月化粧の餡はさんじゃいました」を、期間限定で販売することになりました。みるく饅頭「月化粧」の餡を使用したどら焼きという、ありそうでなかった商品です。
【販売概要】
商品名 :どら焼き「月化粧の餡はさんじゃいました」
日時 :令和5年(2023年)1月10日(火)~20日(金)10:00~17:00
販売場所:近畿大学東大阪キャンパス 21号館1階
フードコンビニ「Plum」(大学生協)
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
販売価格:1個190円(税込)
販売個数:1日あたり20個
【株式会社青木松風庵】
大阪と和歌山に27店舗・2工場を展開し、伝統的な和菓子だけでなく、みるく饅頭「月化粧」や元祖関西風苺大福「おしゃれ」など、100種類以上の四季折々の和菓子をお届けしています。
所在地 :大阪府阪南市黒田453‐15
代表者 :代表取締役社長 青木 一郎
事業内容 :和菓子、洋菓子の製造及び販売
創業年 :昭和59年(1984年)1月
設立 :昭和60年(1985年)10月16日
資本金 :2,000万円
ホームページ:https://www.shofuan.co.jp/about/company/
【参加学生のコメント】
経営学部キャリア・マネジメント学科 3年 冨阪 颯(とみさか そう)さん(プロジェクトリーダー)
この度、私たちはみるく饅頭「月化粧」を用いた新商品を企画・提案しました。ターゲット層はZ世代に絞り、大学内でアンケート調査を行って、大学生の生の声を集めました。普段、私たちが何気なく購入する商品がどのように企画・販売され、購入へ繋がっていくのかを体感し、素晴らしい経験になりました。チームで最高の新商品が作れたと思いますので、沢山の人に食べていただきたいです。
【関連リンク】
経営学部 キャリア・マネジメント学科 講師 岩井 貴美(イワイ タカミ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2304-iwai-takami.html