コロナ禍の就職活動を乗り越えた先輩が伝える よりリアルな経験談を後輩へ「就活サポーター」始動
~希薄になった先輩・後輩関係に終止符を~
麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)では、有志の4年次生が下級生の就職活動を支援する「就活サポーター」が始動しました。
就活サポーターとは、「就職活動を実際に経験したばかりの自分たちだからこそできるサポートがあるはず。後輩学生のために自分の経験を役立てたい」という熱い想いを持った学生たちが集まった学生主体の就活サポートチームで、2004年にスタートしてから18年目です。毎年メンバーを入れ替え、10月中旬から翌年2月頃までの期間、個別相談や経験談を伝えるイベントの企画運営等を行います。
2021年度は、6名の就活サポーターが活動しており、彼らは、不動産、IT、介護、住宅、小売りと様々な業界に就職予定のため、それぞれの活動内容を後輩へ伝えることができます。
部活動やサークルなどの課外活動の禁止や、ゼミナールを始めとする授業内において学年を超えた交流の機会が減少するなど、コロナ禍で先輩・後輩の関係が例年よりも希薄になっています。そのような状況を鑑み、身近な先輩としてリアルな体験談とアドバイスを同じ学生の目線で伝えられる存在となることが、就活サポーターの役目です。
キャリアセンターでも、3年次生を対象とした「全員面談」や、厳選した企業にご参加いただき「学内合同企業セミナー」を行うなど、一人ひとりに合わせた手厚い支援をしています。キャリアセンターからの指導やサポートに加え、就活サポーターから等身大のアドバイスを受けることで、よりスムーズに就職活動を進められることが期待されます。
11月22日(月)からは、「自分たちと同じように、就職活動に不安や焦りなどを感じている後輩に寄り添い、気持ちの面からサポートしたい」という想いから、個別面談を開始します。その他にも、パネルディスカッションや就職活動に役立つ情報を発信するSNSの運用なども企画しています。
就活サポーターの担当部署であるキャリアセンターは「数ヵ月前まで『就活生』だった先輩からのアドバイスが下級生にとっては、1番臨場感と説得力があります。また、就活サポーターの学生には、自分たちで考え企画する楽しさや、チームでイベントを成功させて得られる充実感を味わい、今後の社会人生活に生かして欲しいと考えます。」とコメントしています。
就活サポーターの概要は下記をご確認ください。
【就活サポーター 概要】
■活動内容:就職支援イベント等の企画・運営
■活動期間:2021年10月~2022年2月
■メンバー数:6名
【麗澤大学について】
麗澤大学は昭和 10 年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘) に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグ ローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。「THE 世界大学ランキング日本版」の国際性分野では 2017 年から連続して千葉県 1 位の評価を受けています。