市役所へ行かないマイナンバーカード交付-リモート窓口設置による革命
角田市×郵便局×LoopGateの三位一体モデル
2025-08-04 11:00
庁舎内の「距離」と「心理的な壁」をなくすために─

宮城県角田市役所では、業務効率化とコミュニケーション改善を目的に、リモート窓口システム《テレ窓》を導入しました。
従来のような都度接続ではなく、“つないだまま”で部署間を気軽に行き来できる常設接続により、
朝礼や業務連絡の円滑化はもちろん、部門を超えたちょっとした対話の機会が自然と生まれるように。
「階層やフロアを越えて、同じ空気が流れる感覚がある」──そんな実感が、庁内に少しずつ広がっています。
詳細な背景や効果は事例記事をご覧ください
宮城県 角田市役所 様
宮城県南部、仙台市から南へ約40 kmに位置する角田市は、人口約2万6千人・面積147 km²のコンパクトシティです。阿武隈川の豊かな水が育む米どころとして知られる一方、市内にはJAXA角田宇宙センターがあり、液体ロケットエンジンの研究開発拠点として“宇宙のまち”の顔も併せ持ちます。近年は道の駅かくだや農産加工施設を中心に、宇宙・農業・観光を融合した地域振興に力を注ぎ、ふるさと納税でも高い人気を誇ります。しかし公共交通はJR東北本線と路線バスが主で自家用車依存度が高く、共働き世帯や高齢者からは「行政窓口をもっと身近に」という声が根強くありました。こうした課題の解決と、デジタル田園都市構想を見据えたDX推進が急務となっていました。
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