【親の介護問題】「高齢の親の年金額や貯蓄額を知っているか?」Surfvoteで投票開始

老親介護を長年取材した太田差惠子氏が多く耳にした「親子とはいえ、お金の話はしづらい」の声。親の金融資産の把握は介護サービスや施設を決定する際の判断材料にも有効。

2023-04-13 07:30

SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は新イシュー「高齢の親の年金額や貯蓄額を知っているか?」について、当社が運営するSurfvoteでユーザーの意見投票を開始しました。

■背景
 親が入院や介護サービス、高齢者施設を利用する場合に、親の金融資産を家族が把握しているかどうかは非常に重要なポイントです。なぜなら、親の経済状況に合わせて利用可能なサービスや施設が変わってくるからです。特に認知症などで親の判断能力や意思確認が難しくなってくると、実際に手続きを進める家族の負担が大きくなります。また、たとえ家族であっても本人の意思確認を無しに預金口座からお金を引き出すことは容易ではありません。家庭裁判所から選任された後見人が本人のお金の管理を代行できる成年後見制度がありますが、利用者総数はまだ少ないのが現状です。また自分の親であっても、お金のことなどプライベートなことは聞きづらいといった声もあります。
 Surfvoteではこのような背景を踏まえて、親の金融資産を把握することが容易であるか、またそもそも把握しているかを問うイシューを発行し、ユーザーの意見投票を開始しました。また本イシューは介護・暮らしのジャーナリストとして長年、老親介護を取材されている太田差惠子氏に執筆いただきました。

■今回ご協力いただいたオーサー 太田差惠子氏
京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。「遠距離介護」「高齢者住宅」「仕事と介護の両立」などの情報を発信。AFP(日本FP協会)の資格も持ち「介護とお金」にも詳しい。著書に『親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第3版』『高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第2版』(以上翔泳社)『遠距離介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版)『知っトク介護 弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門』(共著,KADOKAWA)など。

■Surfvoteとは?
 当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果は適宜、関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。https://surfvote.com/

■Polimill 株式会社
 Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するITCスタートアップ企業です。
Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。https://polimill.jp/

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