東京ガスｉネット、アシスト提供の「Micro Focus LoadRunner Professional」と「JENNIFER」を大規模基幹システムで活用、社会インフラの品質担保と安定稼働を実現
株式会社アシスト（本社：東京都千代田区、URL： https://www.ashisuto.co.jp/ 、以下：アシスト）は、東京ガスｉネット株式会社（本社：東京都港区、URL： http://www.tg-inet.co.jp/ 、以下：東京ガスｉネット）が契約管理や料金計算、請求管理などを担う大規模基幹システムのオープン化にあたり、アシスト提供の「Micro Focus LoadRunner Professional」（開発元：マイクロフォーカス、以下LoadRunner Professional）と「JENNIFER」(開発元：株式会社ジェニファーソフト)を組み合わせて活用し、システム性能問題の早期解決とシステム安定稼働を実現したことを発表します。
【東京ガスｉネットの大規模基幹システムオープン化に向けた課題】
東京ガスグループ唯一の情報子会社として、ITの側面からグループの事業を支える東京ガスｉネットでは、1,000万件以上の顧客の契約管理や料金計算、請求管理などを行うグループ中核の基幹システムのオープン化を10年に及ぶプロジェクトで進めてきました。しかし、単なるオープン化ではなく、ガス事業の法的分離の義務化や、電力・導管工事などガス以外の事業への進出など最新の事業環境を考慮した機能も新たに追加しました。そのためシステムのカットオーバー前に、非機能要件や問題発生時の対応に関する次のような課題に直面しました。
・メインフレームで稼働していたシステムを、新たに約20台のUNIXサーバで動かすにあたり、サーバやデータベースの適正なスペックやリソースを正確に評価する必要があった。
・アプリケーションのログ出力がシステム全体のパフォーマンスを著しく低下させる場合があり、ログによる問題切り分けや性能調査に限界があった。
【LoadRunner ProfessionalとJENNIFERの組み合わせで性能に関する問題を本番前に解決】
東京ガスｉネットはこれらの課題を払拭する手段として、アシストが提供する負荷テストツール「LoadRunner Professional」とAPM（Application Performance Management）ツール「JENNIFER」を導入しました。LoadRunner Professionalによる負荷テストで本番環境に限りなく近い処理負荷を与えると同時にJENNIFERによるアプリケーションモニタリングを実施し、次のような効果を得ました。
・正確かつ効率的な負荷テストにより、インフラの性能を的確に評価できるようになった。
・アプリケーションログに頼らずに、JENNIFERの管理画面から簡単・確実に、性能問題の原因を排除することができた。
この結果システムの性能問題を全てテスト段階で解消させることができ、10年越しのオープン化プロジェクトは無事成功し、現在システムは安定稼働を続けています。また、カットオーバー後も本番環境のモニタリングにJENNIFERを継続利用することで、システムに影響を与えずに本番環境で発生した性能問題の原因を数クリックで特定し、即座に解決できる体制を実現しました。
▼本事例の詳細
URL： https://www.ashisuto.co.jp/case/industry/public/tg-inet_lr-jennifer_2021.html
■「LoadRunner Professional」と「JENNIFER」の組み合わせ連携イメージ
■「LoadRunner Professional」と「JENNIFER」連携ソリューションに関するお問い合わせ
株式会社アシスト ビジネス推進本部
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