リフロー実装対応 MS系リチウム二次電池を発売開始

~3.3V耐圧・高容量・優れた充放電サイクル特性を実現~

セイコーインスツル株式会社

セイコーインスツル株式会社(略称:SII、社長:小林 哲、本社:千葉県千葉市)は、実装工程におけるリフロー実装を可能にしたマンガンーシリコン(MS)系リチウム二次電池「MS621R」を発売開始し、2019年11月より出荷いたします。

製品画像

マンガンーシリコン(MS)系リチウム二次電池は、主に機器の内部にてリアルタイムクロック(時計機能)のバックアップ電源、記憶保持機能の電源として使われる二次電池です。

今回発売の新製品MS621Rは、従来はマンガンーシリコン(MS)系リチウム二次電池においては不可能だったリフロー実装を可能にしたものです。本製品により、お客様の実装効率向上に貢献します。また、サイズの小さいMS421Rも量産の準備を進めております。

なお、本製品は、10月15~18日まで幕張メッセにて開催される CEATEC 2019 (ホール4 G034) に出展します。

主な仕様

MS621RMS421R最大充電電圧3.3 V3.3 V公称容量3.0 mAh1.5 mAh内部インピーダンス400Ω600Ω動作可能温度範囲ー20℃~+60℃ー20℃~+60℃
直径6.8 mm4.8 mm高さ2.1 mm2.1 mm標準質量0.24 g0.10 g
以上