正則学園の新コンテンツがスタートアップ!2021年2月1日配信開始
閉塞感を打ち破れ!奪われし学校行事を取り戻す、新生徒会の秘策
見えざる敵の襲来により、失われてゆく学校行事の数々。嘆き悲しむ生徒たち。
閉塞感を打ち破るべく、新生徒会メンバーが立ち上がる。果たして彼らの秘策とは…。
次回、「新企画、始動」。
今年の2月末より猛威をふるい続ける新型コロナウイルスにより、本学園も5月末まで休校を余儀なくされました。そして6月の学校再開後も、体育祭や学園祭、室内球技大会など、ほとんど全ての学校行事が、悉く延期や中止に追い込まれていきました。生徒たちは有り余るエネルギーを発散する場を失い、もどかしさを募らせる毎日を過ごしていました。
こうした状況下の今年9月改選により、新生徒会が発足しました。
もはや悲観に暮れている場合ではありません。むしろこんな状況だからこそ、それを逆手に取って実施可能な、新たな学校行事を自分たちで作り出せないものか。あくまでも「生徒主体の学校行事」を作ろうと意気込む新生徒会は、議論に議論を重ねた上で、ついに一つの結論に達しました。それが、「クラス対抗映像作品コンテスト」の実施だったのです。
昨今の情勢を受けて、リモートワークやオンラインミーティングが急速に普及しただけでなく、アーティストのコンサートや学校の文化祭など、催し物の開催もまた、次々とオンライン化されています。また、子供たちの娯楽にしても、スマートフォンやパソコンで動画を視聴するなど、オンラインで手に入る情報を消費するという形態がますます広がってきました。
そのような時代において、今回の新企画は生徒自ら映像作品を作り、インターネット上に発表して、社会の評価を問おうというものです。教員も必要に応じて手を差し伸べはしますが、基本的に今回は企画、撮影、編集、発信後の拡散や広告まで、全て生徒が自らの力で行います。
また、学校行事である以上原則全員参加とします。もちろん、中には映像に映りたくないという生徒もいるはずですが、その場合もどのような形であれば作品づくりに参加できるのかを自分たちで考えることになります。
消費する側ではなく、発信する側となる実体験を通して、この時代を生きていく者としての意識が育まれることと、進路を考えるきっかけとなる新しい学びの場となることを期待します。
作品テーマは自由、そして目標はいわゆる「バズる」です。流行を観察し、メディアリテラシーを守りつつも高校生の柔軟な発想と美意識をもち、挑戦する行動力(失敗は成功のもと)を掲げ引き出しをより多く作ってほしいと思っておりますので、たのしんで取り組んでもらいたいと考えております。
【スケジュール】
11月9日(月)各クラス実行員に説明
11月16日(月)各クラスからの要望や意見交換会
11月19日(木)各クラスへの伝達
11月23日(火)準備委員会発足(各作品最長10分と決定)
11月30日(月)朝礼時に全校生徒への企画発表及び準備開始
12月4日(金)第1回ミーティング
12月10日(木)第2回ミーティング
12月18日(金)第3回ミーティング
1月12日(火)実行委員会発足及び審査基準の最終確認
2月1日(月)映像作品納期
映像作品公開開始
3月24日(水)公開一時停止
再生回数集計
3月25日(木)終業式にて優秀作品発表
映像作品は、2月1日に本学園の公式YouTubeにて配信されます。3月下旬までの再生回数で優秀作品を決定しますので、気に入った作品がありましたらぜひ応援してください。同時に映画制作同好会とpupa2020、教員フィルム劇場に加えて、正則学園ガンプラコンテストが同時開催予定です。この取り組みについての続報は、本学園の公式 note で随時発信していきますので、ぜひそちらもご覧いただけたら幸いです。