有老協 登録ホームインタビュー!ご入居前から最期まで、真心こめたサービスを

有料老人ホームへの入居を検討されている皆様にあんしんできる住まい選びをしていただくため、全国有料老人ホーム協会(有老協)では【サービス第三者評価】の普及に取り組んでいます。今回は、【サービス第三者評価】を受審した介護付有料老人ホーム「エレガーノ摩耶(兵庫県神戸市灘区)」の入居ご案内グループ主任である吉田哲康さんにホームでの取り組みについてお話をうかがいました。

「エレガーノ摩耶」外観写真
「エレガーノ摩耶」外観写真

背景

今回ご紹介するのは2022年度にサービス第三者評価を受審された介護付有料老人ホーム「エレガーノ摩耶(兵庫県神戸市灘区)」です。神戸市東部の新都心として開発された街全体がバリアフリーの「HAT神戸」という地区に立地し、JR「灘」駅から徒歩13分(約1㎞)、阪神「岩屋」駅から徒歩10分(約800m)とアクセスも良く、徒歩圏内にショッピングセンター、兵庫県立美術館などがあります。海沿いのハーバーウォークという遊歩道では、潮風を感じながら散歩を楽しむこともできます。南に神戸港、北に六甲山をのぞみ、神戸らしい環境を満喫することができます。運営元は住友林業グループで、木のぬくもりを感じられるお部屋も特徴的です。一般居室と介護居室を備え、自立した生活が困難になった場合は、介護居室に住み替えていただくことができます。「エレガーノ摩耶」の入居ご案内グループ主任である吉田哲康さんにホームでの取り組みについてお話をうかがいました。

日常生活の中の社会的な交流を大切に

事務局:エレガーノ摩耶さんの特徴の一つに、「多世代が交わる豊かな暮らし」というものがありますが、その具体的な内容を教えてください。

吉田(「エレガーノ摩耶」入居ご案内グループ主任。以下、吉田):エレガーノ摩耶と近隣のマンションの間に「クラブハウス」という共有施設が建っていて、マンションの住人の方とエレガーノ摩耶のご入居者が自由に出入りして交流できる場所になっています。喫茶室、図書室、オーディオルーム、陶芸ルームなどを備えていて、一緒にイベントやサークル活動などを楽しんでいます。特に、カラオケやコーラス、ピアノ、卓球や陶芸などが人気です。マンションには子育て世代もたくさんいらっしゃるので、小さなお子さんとご入居者が楽しそうに話している姿もよく見かけます。

事務局:地域との交流は大切ですし、近隣住民の方と日常的に気軽に交流できる場所があることは、とても魅力的ですね。それでは次に、第三者評価結果の「優れた取り組みと思われる点」に、認知症新型ユニット連携ケア「ケアド・コモン」を開発し実践しているとありますが、こちらはどのような取り組みなのでしょうか。

吉田:まず「ユニットケア」とは、ご入居者とスタッフによる少人数のユニットをつくり、家庭的な雰囲気の中で一人ひとりの生活にあった個別ケアを行うものです。当ホームでもユニットケアを実践してきましたが、身体的なケアは充実するものの、個々の認知症状に合わせたケアまではなかなか行き届かないというジレンマがありました。そこで、大阪市立大学と連携したプロジェクトチームを結成し、ユニット連携ケア「ケアド・コモン」というケア手法を3年かけて開発し、2016年から4階・5階の認知症フロアで実践しております。このケア手法は、ユニット同士を繋ぐ社会活動の場を作ることで、家庭と家庭外といった一般社会に近い日常空間を実現します。そこでの活動や交流を通して五感を刺激することで、認知症状の安定化や生活の質の向上を図るというものです。そのため、当ホームでは認知症の専門フロアを改装し、社会的交流が生まれる場所をフロア内に設けました。

事務局:社会的交流が生まれる場所として、どのような空間を作ったのでしょうか。

吉田:ご入居者やスタッフが集い、お茶をしたり、おしゃべりをしたり、アクティビティを行えるスペースとし、寂しくなったらそこに行けば誰かがいるという安心感が得られる場所になっています。中心には大きなシンボルツリーのモニュメントがあり、春は桜、秋は紅葉などの飾りつけをし、季節を感じてもらっています。

事務局:「ケアド・コモン」のためのスペースをつくった効果はいかがですか?

吉田:認知症で他者とお話をすることがほとんどなかったご入居者様同士が、「ケアド・コモン」のスペースでおしゃべりする光景を見かけるようになりました。スタッフ側は、交流の様子を見守ったりお話に加わったりすることで、心身の状態の変化に気がつきやすくなり、効果的なケア方法のヒントをもらえるようになりました。また、ご両親が認知症で入居を検討されているご家族が、認知症フロアの見学をされると、以前はこのフロアへの入居に躊躇いがみられましたが、今では安心してご入居を決めていただけるようになりました。

事務局:認知症になられても、家庭的な場所と社会的な場所がある「普通の暮らし」を大切にされているのですね。

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サービス第三者評価とは、第三者の専門家による評価を受けることで、自分たちでは見えなかった改善点に気付き、質の向上に励んでいただくことを目的としている事業です。
詳細は「https://user.yurokyo.or.jp/home/tag/22」をクリックしてください。

※「エレガーノ摩耶」の評価結果は下記よりダウンロードしてご覧いただけます。

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