2⽉27⽇は絆の⽇!夜の一工夫で「快眠」と「家族の絆」が 実現⁉イタリア⼥性の夜の過ごし方から学ぶ魔法の習慣とは。 エルゴン・ジャパンがイタリアで聞き取り調査を実施

イタリア⽂化に精通する⼥性経営者・⼤学講師 ⻑⾕川悠⾥による『イタリア通信 』第6弾。

 『イタリア通信』の編集長 長谷川悠里が代表を務めるエルゴン・ジャパンでは、2024年2月にイタリア女性を対象に<夜の過ごし方>に関する聞き取り調査を実施しました*²。

 家族の時間を大切にするイタリアでは、必然的に、女性の夜のプライベートタイムは短くなる傾向にありますが、思い思いに、イタリア人らしい一工夫をしていることがわかりました。日本でも大いに活用できる実例をご紹介します。

家族の絆を優先!孤食を避けて遅く始まるイタリアの夜、その過ごし方は?

 日本人の孤食頻度は世界的に見て高いというデータがあります。ただ「一人で食べたくないが、仕方がない」が約66%*¹(農林水産省調査)に上ることから、仕事で帰宅が遅いなど事情がある場合が多く、日本人が孤食を好んでいるわけではないことがわかります。

 一方で、イタリアの家庭では「働くパパ・ママを待って、家族そろって20時以降に夕食」が一般的です(保健省調査)*³。そのぶん子供の就寝時間も遅くなりますが、家族の絆を尊ぶキリスト教国家のイタリアでは、一日の終わりを共に過ごすことをとても大切にしています。

 ところで夕食が平均20時以降と遅いイタリアでは、どのように夜の時間を過ごしているのでしょうか?

ダ・ヴィンチの名言「本当に物事が分かっているひとは○○」

■「悩み解決のため、古典を数行だけ読んで寝る」/ジュリアさん(教員・34歳)

 私たちもよく耳にするソクラテスやアリストテレスに始まる古典。いわば紀元前からの書物で、<数千年も読み継がれてきた名言集>です。イタリアの一般家庭では、必ず西洋古典を所蔵しています。

 《本当に物事が分かっている人は、大声を出さないのだ。》というダ・ヴィンチの名言に、ジュリアさんはつい最近も反省したそうです。たった一言なのに魔法のように「腑に落ちる」とのこと。

 寝る前にぱっと開いて数行読むだけでも、教訓と名言に満ちている名著。仕事に、子育てに、夫との関係に悩んだときに、昔から伝わる言葉の数々に解決のヒントを見つけたりと、役立ちそうな魔法の習慣ですね。

■「人格と快眠のための夜ストレッチ」/ラウラさん(経営者・42歳) 

 「靴はその人の人格を表す」という有名な諺があるほど、イタリア人は足の健康と美しさを重要視します。ラウラさんも、身体を温めて痩せる作用を引き出すため、足裏・ふくらはぎを重点的に行っていました。

 夜遅い夕食でもイタリア人女性が太らない秘訣ですね!寝る前の足ストレッチは、自律神経を整えるほか、毛細血管の血行促進をして、快眠とダイエット効果を導き出します。日本でも「睡眠負債」を抱える方は参考にしたいです。

■「夕食づくり中に、ハチミツ&オイルを髪に塗る」/フェデリーカさん(会社員・37歳)

 イタリアらしい夜の習慣としては、イタリアの常備品であるハチミツやオリーブオイルを使った髪のヘアパックでした。「夕食を作るときに、適当にハチミツやハーブ、美容オリーブオイルを混ぜて髪に塗り、そのまま寝てしまいます」。ポイントはべたつかないように「毛先から少量をなじませること」。

 オレイン酸とアミノ酸が浸透して、翌朝の毛先の質感がまったく変わるそうです!日本のキッチンでも気軽にできるイタリア式の簡単ヘアケア方法ですね。

*¹農林水産省による調査
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/wpaper/h29/h29_h/book/part1/chap1/b1_c1_1_03.html
*²2024年2月10日~18日調査結果 イタリアにおける女性8名対象 
*³イタリア共和国保健省調べ

【編集後記】

 イタリアのダンテの言葉に「自負、嫉妬、貪欲がひとの心の火花となる」がありますが、職場トラブルもこれらの感情から生まれます。こんな格言もマネージメントの気配りの参考になりますね。イタリア人の夜の過ごし方はどれも採り入れやすいもので、健康や美容に、メンタルヘルスに大きく影響がありそうです。ぜひ快眠のために日本に広めていきたいですね。

 また慶応義塾大学ではイタリア語一般講座の申し込みがスタートします。
イタリアの生活風景の中には、日本でも活用できる一工夫がたくさんあります。そんな魅力的な生活に根付いたイタリア文化を日本に広めていく、イタリア語の入門&初級一般講座が開講いたします。

イタリア語はオペラ発祥のとても音楽的な音色を持ち、イタリア文化の豊かさや人生哲学の深さを映し出す美しい言語です。まるでイタリアを訪れている気分になれるような楽しい内容です。

慶應義塾大学外国語教育研究センター公開講座『イタリア語文法』
https://fls-keio.sa-advance.com/lectures

【⻑⾕川悠⾥】 

株式会社エルゴン・ジャパン 代表取締役 
13歳でイタリアへ渡り、約20年に渡りイタリアで過ごす。ボローニャ国⽴⼤学卒業。ミラノ国⽴⼤学⼤学院修了。司⾺遼太郎奨励賞。現在は東京・港区で会社経営をしながら⼤学でイタリア文化⾔語の講師として教壇に立つ。⽇本とイタリアの交流を⽂化⾯だけでなくビジネス⾯からも促進している。2024年4月には自身がプロデュースする日本オリジナルのヘアケアブランド「YUTALY(ユタリー)」をローンチ予定。イタリアの⽼舗ブランドと本格的にビジネス展開する⽇本では数少ない⼥性経営者。イタリア⽂化や健康のトレンドを伝える『イタリア通信』を配信中。

【「eLGON」】

エルゴンはイタリア・ミラノ創業で50年の歴史を持ち、プロフェッショナル・サロンを中心に世界93か国に展開。すべての製造工程で、自社直営のもと、厳格な安全基準を守って生産。世界でも評価される徹底した品質管理体制を維持し、ISO22716やISO90001など厳しい安全・品質管理の国際認証機関の審査をクリア。サスティナブルな未来を目指し、SDGsを推進するグローバル・コスメティックブランド。

▼『イタリア通信』 編集長:長谷川悠里

■第1弾 『秋のイタリアでブームの新健康法とは!?⽇本⼥性にも最適!“キャロブ”“パレオ”で腸活とダイエットを実現。イタリア⽂化に精通する⼥性経営者による「イタリア通信」がスタート』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000057060.html
■第2弾 『9⽉30⽇は世界翻訳の⽇!「⼈⽣が豊かになる魔法の⼀⾔」を考察。イタリア⽂化の象徴「〇〇がない愛は美しくない」の〇〇とは?!』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000057060.html
■第3弾『10⽉25⽇は世界パスタの⽇!“幸せホルモン”はパスタから⁉イタリアのトレンド「炭⽔化物リバイバル」!<低GI⾷品パスタと幸せホルモンの関係値>を考察。』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000057060.html
■第4弾『イタリア⼈有名シェフも驚愕!いま注⽬の「ナポリタン」が将来は⽇伊の架け橋となるパスタに⁉「トマトソース」と「ケチャップ」のルーツを考察。』
https://newscast.jp/news/6598267
■第5弾『ディカプリオ出資のファストフードからヴィーガンヘアカラーまで。年末のイタリア最新事情を現地リポート』
https://newscast.jp/news/8050347

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社エルゴン・ジャパン マーケティング部 谷川由香里
電話:03-4577-6521  ytanigawa@elgon.jp
お問い合わせフォーム:https://elgon.co.jp/f/contact_us

画像・ファイル一覧
NC動画生成サービス
Copyright 2006- SOCIALWIRE CO.,LTD. All rights reserved.