検索エンジン順位変動と動向(2017年12月)
2017年12月の検索エンジン順位変動(モバイル・PC)とその動向をまとめました。
【2017年12月の順位変動について】
(添付画像参照)
【順位変動観測指標の説明について】
下記URL参照
http://www.irep.co.jp/press/whitepaper_sup/rank_introduction.html
人材・旅行・小売/通販・不動産・メーカー・金融の、各業界別順位変動状況についてもまとめています。
https://www.irep.co.jp/press/whitepaper/2018/20180122.html
【2017年12月の総括】
2017年12月の順位変動は、モバイル検索・PC検索とも中旬に非常に大きな順位変動が発生しました。
検索エンジンの動向では、日本独自の医療・健康に関するアルゴリズムアップデートや、検索結果の更新、SEOスターターガイドの更新、モバイル ファースト インデックスの公式発表など、いずれも重要な発表がありました。特に医療・健康に関するアルゴリズムアップデートは、発表前後の定点観測している範囲内では大きな変動は発生していませんが、特定のWebサイトの評価が大幅に下落している事象を当社内で確認しました。
【2017年12月検索エンジン動向】
2017年12月1日
■米Google 、検索結果に表示される説明文の平均文字数が増加
2017年12月1日、米Google は検索結果の説明文を長くする変更実施の旨をSearch Engine Land の取材に対し回答しました。2017年11月末から、PC版検索結果に表示される説明文の平均文字数が160文字程度から230文字程度まで大幅に増加しているのが確認されていました。
米Google は「ユーザーに検索キーワードとWebページの関連性を理解してもらうため役立つ説明文にした。その結果、説明文の平均文字数が若干長くなった。」と変更理由を述べています。
<添付図参照>
※Google検索(www.google.co.jp)にて「株式会社アイレップ」の検索結果の表示例
(上段が2017年11月30日時点、下段が2017年12月27日時点)
https://searchengineland.com/google-officially-increases-length-snippets-search-results-287596
2017年12月5日
■米Google 、3つの検索結果の機能アップデートを発表
2017年12月5日、米Google は3つの検索結果の機能アップデートを発表しました。強調スニペット、ナレッジパネル、関連するコンテンツが対象となります。
- 強調スニペット
より多くの画像や関連検索リンクを追加(12月21日時点で日本未実装) - ナレッジパネル
カルーセル形式の「他の人はこちらも検索」機能を追加(日本実装済み) - 人物名などの特定のトピック検索
カルーセル形式の「他の人はこちらも検索」機能を追加(日本実装済み)
<添付図参照>
※Googleモバイル検索(www.google.co.jp)にて
1.「minimalist architecture」、2.「SEO」、3.「福澤諭吉」の検索結果の表示例
(2017年12月28日時点)
https://www.blog.google/products/search/improving-search-and-discovery-google/
2017年12月6日
■Google 、医療や健康に関する検索結果の改善を発表
2017年12月6日、Google は日本語検索におけるWebページの評価方法をアップデートしたと発表しました。本アップデートは医療や健康に関する検索結果の改善を意図したもので、2017年12月4日週に実施されました。
本アップデートにより、医療従事者や専門家、医療機関等から提供される信頼性が高く有益な情報が上位に表示されるようになります。 影響範囲は医療・健康に関連する検索のおよそ60%とのことです。
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/12/for-more-reliable-health-search.html
2017年12月12日
■Google 、SEOスターターガイド を改訂
2017年12月12日、Google は検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド を改訂し公開しました。2010年9月に更新して以来、約7年ぶりの改訂になります。
改訂版のSEOスターターガイド は、旧版のスターターガイド とウェブマスターアカデミー に代わるものです。これまで公開していたドキュメントに加え、検索エンジン最適化の必要性、構造化データマークアップの追加、モバイルフレンドリーなWebサイトの構築などの章を新たに設けました。
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/12/a-revamped-seo-starter-guide.html
https://support.google.com/webmasters/answer/7451184?hl=ja
2017年12月19日
■米Google 、リッチリザルト テスト ツールを公開
2017年12月19日、Google はリッチリザルトに使用される構造化データを検証するための新しいツール「 リッチリザルト テスト 」を公開しました。
本ツールは、公開した時点でベータ版となり、以下の構造化データにのみ対応しています。
・求人(Job posting)
・レシピ(Recipe)
・講座(Course)
・映画(Movie)
Google は、これまで検索結果の強調表示を「リッチスニペット」や「リッチカード」や「エンリッチ検索結果」という名称でしたが、今後は「リッチリザルト(Rich Results)」の名称に統一すると合わせて発表しています。
https://webmasters.googleblog.com/2017/12/rich-results-tester.html
https://search.google.com/test/rich-results
2017年12月19日
■Google 、モバイル ファースト インデックスに向けた準備について発表
2017年12月19日、Google はモバイル ファースト インデックス(以下、MFI)に向けてWebサイトを準備する方法を公開しました。
MFIにあたって、レスポンシブウェブデザインで構築されたWebサイトや、動的な配信を正確に実装(PC版ページと同等のコンテンツがモバイル版ページにあり、構造化データやmeta要素のマークアップもモバイル版ページに記述されている場合)しているWebサイトについては、特に何もする必要はないと述べたうえで、MFIに向けて確実に準備していくためのヒントを紹介しました。
Google は、MFIに対応しているかどうかをWebサイトごとに評価し、準備が整ったところから移行を開始する予定です。MFIへの移行については、一部ですでに開始されているものの、ロールアウトが完全に完了する時期は定めていません。
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/12/getting-your-site-ready-for-mobile.html
以上
■株式会社アイレップ について
アイレップは広告主のマーケティング成果を最大化するデジタルマーケティングエージェンシーです。国内圧倒的ナンバーワンのSEM領域に、データを起点とした新たな広告事業・ソリューション事業を加えることで、「ユーザーへの最適な情報流通により、国内外のクライアント企業の成果を最大化へと導くエージェンシー」の立場を確固たるものにしていきます。
━━ 会社概要 ━━
【社名】 :株式会社アイレップ
【所在地】:東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー7F
【URL】 :http://www.irep.co.jp/
【代表者】:紺野俊介
【設立年月】:1997年11月
【資本金】:5億5,064万円(2017年9月末現在)
【事業内容】:
・広告代理事業
・ソリューション事業
・ツール事業
・その他(デジタルメディア事業等)
【記事転載・引用等に関する問い合わせ先】
●株式会社アイレップ
TEL:03-3596-8050 FAX:03-3596-8145
【報道関係問い合わせ先】広報担当 E-MAIL: pr@irep.co.jp
【弊社サービス内容に関する問い合わせ先】 E-MAIL: contact@irep.co.jp
※アイレップは、D.A.コンソーシアムホールティングスの100%子会社です
■D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社
【代表者】: 島田雅也
【所在地】: 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 YGPタワー33F
【URL】 : https://www.dac-holdings.co.jp/
【設立年月】: 2016年10月
【上場市場】: 東京証券取引所市場第二部(証券コード:6534)