最高賞「厚生労働大臣賞」受賞!第27回「人に優しい地域の宿づくり賞」|温泉宿が取り組むサステナビリティ
第27回「人に優しい地域の宿づくり賞」において、「株式会社一の坊(イチノボウ)」(本社/宮城県仙台市 代表取締役 髙橋 弘行/タカハシ ヒロユキ)は、最高賞の「厚生労働大臣賞」を受賞しました。
名称 第27回「人に優しい地域の宿づくり賞」最高賞「厚生労働大臣賞」
主催 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会
受賞対象 株式会社一の坊(宮城県で温泉リゾート運営)
表彰式 2024年6月19日(水) 第102回全旅連全国大会(北海道開催)
背景 ~人に優しい地域の宿づくり賞とは~
全国各地の旅館ホテル組合、組合員旅館・ホテルが主催、参加する活動の中で、全ての人に優しい配慮がなされている活動を表彰するものです。
フードロス削減の取り組みや、経営者・全社員の省エネ取り組み、働き方の改善など「地球環境に優しい取り組み」が評価されました。
【評価ポイント】
・オーダービュッフェスタイルによるフードロス削減
・フードマイレージ(食物を輸送する距離)削減
・廃棄されていた温泉熱を利用した再生可能エネルギーの導入・運用
・既存施設の省エネ改修、IoT活用など設備運用の工夫
・宮城県の宿泊業で初、子育てサポート企業として「くるみん」認定
オーダービュッフェスタイルによるフードロス削減
食品の廃棄や在庫過多などの「フードロス問題」。
松島温泉松島一の坊、作並温泉ゆづくしSalon一の坊の食事提供スタイルは、お客様がオーダーをしてから調理を開始する「オーダービュッフェ」。出来たてのひとさらをお好きな順番で楽しむことができる食事スタイルです。
お客様からオーダーを受けてから調理スタッフが目の前でお作りし、作り立てを「ひとさら」で個別提供することで、お客様が食べたいメニューを食べられる適正量でオーダーできるため、作りすぎることもありません。従来のビュッフェに比べ、残食による食品ロスを大幅に削減することができ、松島一の坊では、2019年度からオーダービュッフェスタイルの本格運用にともない、フードロスを36%削減しました。
地産地消でフードマイレージ(食物を輸送する距離)削減
オーダービュッフェは料理の内容を毎日変えることができるため、食材の端材や規格外の野菜なども積極的に仕入れて有効活用できます。規格外で廃棄されてしまう地元の食材も生産者とタイアップし、積極活用することで、地産地消やフードロス削減に貢献しています。
食材への理解を深めるとともに、生産者様の想いをお客様へ届けるため、生産者様のもとを料理長達が訪ねる「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊™」を定期的に実施しています。
宮城や山形など地元の海で獲れたものや山や畑で育てたものを消費することは、海洋資源や陸の資源の保護にもつながります。地元食材を多く使用することによりフードマイレージ(食物を輸送する距離)も削減できるため、運搬におけるCO2削減などの環境負荷の低減にもつながっています。
「温泉の熱」を利用した再生可能エネルギー
作並温泉ゆづくしSalon一の坊では、浴槽からあふれ出るなど活用されないまま廃棄されてしまう「温泉の熱」に着目、その熱エネルギーを回収し利用する温泉廃熱利用システムを導入・運用しています。
客室露天風呂21か所と大浴場から廃棄されてしまう温泉の温度は35℃程度で、毎分90リットルにも及びます。この廃棄されてしまう温泉を、二重管式熱交換器に通して熱回収し、浴槽保温のための加熱、貯湯槽補給水の予熱、冬季積雪時のロードヒーターなどに活用しています。
こうした廃湯の熱を使い切る工夫により、既設ボイラーの稼働を抑制し、重油使用量を大幅削減でき、再生可能エネルギーの活用と環境負荷の低減を実現しました。
地球の恵みである温泉資源を無駄なく活用することで、「カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」に向け、地球環境にやさしいリゾートホテルの実現を目指しています。
「温泉という恵みを地球からもらう以上、環境に配慮する責任がある」と考え、使用電力の再エネ率を高めていく方針です。
【2023年度 省エネ大賞】全国の温泉宿で初めて「資源エネルギー庁長官賞」受賞
お客様にご支持いただいて受賞できた賞だと思っております。
これからもお客様に理想の日常℠をお過ごしいただける温泉リゾートを目指して、スタッフ一同取り組み、精進してまいります。
一の坊リゾート・SDGs取組み事例
【一の坊リゾートのSDGs#13】
省エネ法の定期報告に基づく評価制度で、2021年度~3年連続『Sクラス』優良事業者認定
【一の坊リゾートのSDGs#4】
宮城の宿泊業で初認定。子育てサポート企業「くるみん」取得
宮城の豊かな自然と愉しむ、温泉リゾート
心地のいい葉音を聴きながら里山を静かに眺める特等席で、本を読んだり、淹れたてのコーヒーを飲んだりと、何日でも居たくなる、”理想の日常℠”が過ごせる温泉リゾート
所在地 :〒989-3431 宮城県仙台市青葉区作並字長原3
電話 :0570-05-3973(宿泊予約)
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
公式HP:https://www.ichinobo.com/sakunami/
日本三景松島の海を一望できる絶景、静かな松島と心ひとつにする、オーシャンビューの温泉リゾート
ひとさらずつ楽しむオーダービュッフェレストラン「青海波(セイガイハ)」では三陸の海の幸が楽しめる
所在地 :〒981-0215 宮城県宮城郡松島町高城字浜1-4
電話 :0570-05-0240(宿泊予約)
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
公式HP:https://www.ichinobo.com/matsushima/
一の坊温泉リゾートのご滞在は、オールインクルーシブ。
湯めぐりを楽しんだ後は、くつろぎSalonや海の見えるラウンジへ。
挽き立てコーヒーやジェラート等のおやつをお供に、四季折々の美しさを愛でながらほっとひと息、暖炉を囲んでお休み前の読書など…お客様一人一人が自由に過ごせるよう、過剰なサービスは避け、必要な時にそっとお手伝いします。
リリースに関するお問い合わせは…
株式会社⼀の坊 営業推進本部
〒980-0013
宮城県仙台市⻘葉区花京院2丁⽬1-10
TEL:022-222-0178(平⽇ 11:00〜16:00)
Mail:press@ichinobo.com
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