2025年度定時総会　開催結果について

公益社団法人全国有料老人ホーム協会（理事長：中澤　俊勝、所在地：東京都千代田区/以下「有老協」）は、6月24日に2025年度定時総会を開催しました。
当日は、以下２つの議案についての決議が行われ全てが承認可決されました。
第1号議案　202４年度事業報告
第2号議案　202４年度決算報告
今年度は、厚生労働省老健局高齢者支援課長　峰村浩司様によるご講演のほか、総会終了後に、「資生堂のＤＥ＆Ｉ・女性活躍推進について～多様性でビューティーイノベーションを実現する～」をテーマに、株式会社資生堂 ＤＥ＆Ｉ戦略推進部長　山本真希様による講演会も実施しました。

2024年は、有料老人ホームを取り巻く様々な課題が顕在化した年となりました。

4月の介護報酬改定では全体で1.59％引き上げられましたが、個別では訪問介護は報酬が引き下げられ、サービス種別で影響に差が生じました。事業者の国に対する収支差率の報告が要因とされ、経営実態調査への正確な回答の重要性が改めて浮き彫りとなりました。

また、複数ホームで職員の一斉退職により入居者が取り残されるという事案は、社会に大きな衝撃を与えました。さらに入居者紹介事業における高額な紹介手数料が問題視され、厚生労働省により紹介手数料の適正化に関する通知が出されました。

このような中、当協会では、慢性的な人材不足、物価上昇など、介護業界を取り巻く厳しい経営環境を背景に、事業者支援を一層強化してまいりました。

「あんしん宣言」やサービス第三者評価の受審を促進し、会員のサービス品質向上の取組みを広く発信するとともに、消費者向け講座への講師派遣なども積極的に推進したことにより、「リビング倶楽部」から47名の会員ホームへの入居が確認されました。

これらの取り組みをさらに強化するため、2025年度は、業界唯一の施設長研修のカリキュラムを刷新するとともに、サービス第三者評価事業の評価基準も全面的に見直して、実施します。

2025年度も引き続き、入居者保護と、会員ホームの運営支援に努めてまいりますので、より一層のご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

◆有老協は、有料老人ホームの運営に関する様々な情報を発信しています。
◆有老協の運営法人向けサイト情報（ホーム運営にあたって必要なマニュアルや書式、研修・セミナー等の案内を掲載）
https://www.yurokyo.or.jp/
◆有老協の消費者向けサイト情報（高齢期の住まいの種類やサービス、選択時のチェックポイントを掲載）
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◆有老協公式X（旧Twitter）（最新の情報やイベントのご案内を定期的に発信）
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◆有老協チャンネル（高齢期の住まい選びに必要な情報を動画で配信）
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〇商号：公益社団法人全国有料老人ホーム協会
〇目的：有料老人ホームの入居者の保護と有料老人ホーム事業の発展
〇設立：1982年2月/1991年 改正老人福祉法に規定/2013年4月 公益社団法人へ移行
〇理事長：中澤俊勝
〇所在地：東京都千代田区外神田2-5-15外神田Ｋビル４階
〇事業：入居者生活保証制度の運営
有料老人ホームの入居、苦情に関する相談事業
契約内容の適正化と入居者の保護
職員の資質向上のための研修事業
自治体からの業務受託事業
調査研究事業、啓発普及事業 等

〒101-0021 東京都千代田区外神田2-5-15外神田Ｋビル４階
公益社団法人全国有料老人ホーム協会 事業部
電話／03-5207-2761 E-MAIL／info@yurokyo.or.jp