近畿大学と(株)イチネンホールディングスが包括連携協定を締結 共同研究や人材交流などを推進、人材育成も視野に

イチネン高知日高村農園のミニトマト畑の様子
イチネン高知日高村農園のミニトマト畑の様子

近畿大学(大阪府東大阪市)と株式会社イチネンホールディングス(大阪府大阪市、以下イチネンホールディングス)は、本日、令和3年(2021年)5月25日(火)に、包括連携協定を締結しました。
イチネンホールディングスは、自動車リース関連事業を軸に、ケミカル事業や機械工具販売事業など幅広い分野で事業を展開しています。また、平成28年(2016年)からは農業分野にも参入し、今回の包括連携協定に先立ち、近畿大学薬学部とトマトの出荷における品質保存に関する委託研究を実施しています。14学部48学科を擁する総合大学である近畿大学と、多角的な事業を展開するイチネンホールディングスが包括連携協定を締結することで、共同研究や人材交流等を通して技術革新や人材育成を推進します。

【本件のポイント】
●学術的根拠に基づく実証研究を実施することにより、産学連携の成果を社会に還元
●第1弾として、イチネン高知日高村農園でミニトマトの品質保存に関する委託研究を実施
●近畿大学生がイチネンホールディングスでインターンシップを行うなどの人材育成にも取り組む

【本件の内容】
イチネンホールディングスは平成28年(2016年)から農業分野に参入し、高知県高岡郡日高村のイチネン高知日高村農園でミニトマトの生産に取り組んでおり、現在、関西地区、中部地区、関東圏、四国地区、東北地区に出荷しています。近畿大学薬学部医療薬学科教授の多賀 淳は、このトマトの出荷における品質保存に関する委託研究を受け、安定した品質のトマトを安価で出荷することをめざし共同研究しています。学術的根拠に基づく実証研究を産学連携で実施し、技術革新や商品価値の向上、社会貢献につなげています。
今回の包括連携協定は、この共同研究をきっかけとして、14学部48学科を擁する近畿大学と幅広い分野で事業を展開するイチネンホールディングスがお互いの知見を生かし、より広い分野での共同研究・試験研究、人材交流・研修などを推進することを目的に締結しました。今後は、近畿大学生がイチネンホールディングスでインターンシップを行うなどの人材育成や、SDGs達成に貢献できる連携事業にも取り組み、産学連携の成果を社会に還元することをめざします。

<株式会社イチネンホールディングス>
所在地 :大阪府大阪市淀川区西中島四丁目10番6号
代表者 :代表取締役社長 黒田 雅史
創  業:昭和5年(1930年)6月1日
資本金 :25億29百万円
従業員数:66名(グループ計 1,349名)
事業内容:自動車リース関連事業、ケミカル事業、パーキング事業、機械工具販売事業、合成樹脂事業、農業

【近畿大学】
所在地:大阪府東大阪市小若江3丁目4番1号
学 長:細井 美彦
設 立:大正14年(1925年)
学生数:33,234人

【関連リンク】
薬学部 医療薬学科 教授 多賀 淳(タガ アツシ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/806-taga-atsushi.html

薬学部
https://www.kindai.ac.jp/pharmacy/


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