AIを活用して個人の好みを分析!自分好みのフォトブックを自動で作成 「Personalized Select(パーソナライズド セレクト)」、「Personalized Layout(パーソナライズド レイアウト)」技術 新開発

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、AIを活用し、ユーザーが撮りためた画像の撮影傾向を分析し、その分析結果にもとづいて個人の好みに合った画像を自動選択する技術「Personalized Select」を開発しました。また、フォトブックなどの過去の注文情報をもとに、そのユーザーの好みに合ったレイアウトのフォトブックに仕上げる技術「Personalized Layout」も開発しました。これらの新技術によって、たくさんの画像からユーザーの嗜好に合ったフォトブックなどのプリント製品を、簡単に、短時間で作成することができるようになります。なお、9月26日から29日までドイツ ケルン見本市会場にて開催される「フォトキナ2018」に本技術を出展いたします。

◆詳細はWebページをご覧ください。
https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1342.html?link=atp

昨今、スマホの普及にともない気軽に写真を撮影する機会が増加しており、ショット数が飛躍的に増えています。そのような中、撮影したたくさんの思い出の写真をアルバムなどにまとめたいけれど、画像選択やレイアウトが面倒で時間がかかるというという声が多く寄せられていました。そこで、当社は、撮影された大量の画像から簡単にフォトブックなどのプリント製品をユーザーが作成できるように、画像のピント、色、明るさといった客観的な観点で“良い画像”をお勧め画像として自動選択し、優先的に大きく表示するなどメリハリのあるレイアウトを自動作成する技術を搭載した製品・サービスを提供してきました。一方、個人の価値観や嗜好が多様化する中、「個人の嗜好に合ったフォトブックを自動作成してほしい」というユーザーニーズが高まっています。当社は、このニーズにおこたえするために本技術を開発しました。

今回開発した「Personalized Select」技術は、これまでのように客観的な観点で“良い画像”を選択するのではなく、ユーザー個人の撮影傾向を分析し、個人にとっての“良い画像”を自動選択します。「Personalized Layout」技術は、ユーザーの過去の注文情報からAIを活用して好みのレイアウトの傾向を分析し、ユーザーにとって最適なレイアウトのプリント製品を自動で作成します。ユーザーが注文を繰り返す度に、AIによって個人の好みをより精度高く反映させることができるようになります。これらの技術を組み合わせることで、スマホなどに保存された大量の写真から、短時間で個人の好みに合ったフォトブックなどのプリント製品が簡単に作成できるようになります。例えば、ペットを被写体とした写真が多いユーザーであればペットが主人公のフォトブックが、旅行で風景写真を多く撮影するユーザーであれば風景写真を優先的に選択、大きなサイズに引き伸ばしてキレイに配置したフォトブックが自動で作成されます。
また本技術は、フォトブックに限らずカレンダーやシャッフルプリントなど他のプリント製品へも適用できるため、ユーザーの好みに合わせたより魅力的なプリント製品の作成が可能となり、ユーザーによる編集作業時間の大幅な削減が可能となります。

富士フイルムは本技術を搭載した製品やサービスを来春に提供することを目指します。今後も、さらに多様化するお客さまのニーズにおこたえし、より便利で付加価値の高い製品・サービスを継続して提供するために新たな技術を開発し、写真文化の発展に貢献していきます。

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