空き家をテーマにした絵本『あきやにあかり』を全国の学校・図書館・福祉施設等へ寄贈　現在も応募受付中

2025年8月上旬、オハナホーム株式会社（本社：千葉県八街市、代表取締役：菊池聖雄）は、一般社団法人空き家再生協会と共に、空き家を題材にした絵本『あきやにあかり』の寄贈を発表しました。現在も全国の学校・図書館・福祉施設などを対象に、計50冊の無償寄贈について応募を受け付けています。

2025-09-16 11:19

■絵本制作の背景

空き家再生の現場では、暮らしの痕跡や残された想いに何度も胸を打たれてきました。そこには声にならなかった「ありがとう」や「ごめんね」が確かに残っています。
「この感情を、制度や支援ではなく “ ことば ” や “ 絵 ” で伝えられないか」――その想いから、“空き家の気配”を詩的に描く絵本づくりに取り組みました。空き家に「あかり」を灯していきたい。その願いから生まれたのが、絵本『あきやにあかり』です。

■絵本の内容

夜のまちに、眠るように佇む空き家たち。暗闇に人々は戸惑い外に出られずにいました。あるとき、人々が灯りを手に集まりはじめます。その灯りは「ありがとう」や「ごめんね」、「願い」や「希望」など、心の光をあらわすもの。やがて小さなあかりが空き家に灯り、まち全体がやわらかく輝きはじめます。読む人の心に、じんわりとやさしいあかりが灯る一冊です。