第1回えほんみらい大賞授賞式を大阪・関西万博会場で開催!
未来に響く絵本を発掘、80作品以上から大賞受賞作が決定!
絵本未来創造機構は、2025年8月20日(水)、大阪・関西万博会場内フェスティバル・ステーションにて、第1回「えほんみらい大賞」授賞式を開催しました。本賞は、未来を担う子どもたちの想像力と感性を育み、世代を超えて心に響く絵本を発掘することを目的に創設されたものです。初開催となる今回は、全国から80作品以上の応募がありました。「いのち」をテーマにした心温まる作品が多数集まりました。審査の結果、各部門の大賞が決定し、会場では受賞者への表彰と講評が行われました。
次の世代へ“手紙”のように届く絵本として、“いのち”をテーマにした物語は、子どもも大人も心に響きます。本賞はゴールではなく出発点です。えほんみらい出版は、作家の想いを確かな一冊にして読者へ橋渡ししていきます。

【第1回 えほんみらい大賞 受賞作品】
■ 絵本部門 大賞
作品名:『ぼくのなまえは』(作者:よこみち けいこ 様)
講評: 『ぼくのメイメイノート』
作品のテーマは「命名」です。その名前をつけてくれた人の思いや願い、あふれる愛情が込められています。そして、何気ない日常の中での情景が、あたたかい絵の色づかいや表情で描かれ、読む人の心にほっこりとした安心感と「私は私でいい」「あなたはあなたでいい」という誇りを届けてくれます。 シンプルでありながら、読む人の心に余韻を残し、未来へとつながる普遍的なメッセージを持った作品です。
■ ストーリー部門 大賞
作品名:『オレ様、ステッキ!』(作者:ゆうき まこと 様)
講評:おばあちゃんの足はオレ様が支えている!と威張っていた「ステッキ」が、「相手がいるからこそ自分の存在が活きる」と気づき、感謝を知る物語です。ユーモラスな発想と軽快な語り口で、子どもにも大人にも“支え合うことの大切さ”を自然に伝えてくれます。読後には、日常の中にある「ありがとう」を見つけたくなる、心に残る作品です。

【審査員と総評】
本賞の審査は、一般財団法人 絵本未来創造機構のEQ絵本講師および全国の保育士の皆さまにより行われました。
総評: 「初開催にもかかわらず、多様なテーマの作品が集まり、いのちの尊さや未来への希望を描いた力作が多く見られました。これらの絵本が子どもたちだけでなく、大人にとっても新たな気づきと感動を与えることを願っています。」
【今後の展開】
絵本部門の大賞作品は、新時代のオンデマンド絵本出版社「えほんみらい出版」より出版されます。
■ えほんみらい出版について
えほんみらい出版は、2025年に誕生するオンデマンド型絵本出版社です。作家の想いを大切に、一冊からでも高品質な絵本をお届けします。出版された絵本は公式サイトで購入可能なほか、一般財団法人絵本未来創造機構が主催する講座や研修でも活用され、より多くの人々のもとへ広がります。
【本件に関するお問合せ先】
団体名 : 一般財団法人 絵本未来創造機構
代表者 : 代表理事 仲宗根 敦子
事業内容 : ・絵本講座のコンテンツ開発・絵本講座の開催
・EQ絵本講師(R)育成・絵本子育ての講演
・絵本文化の啓蒙活動・海外での絵本講座の開催
・絵本を活用した企業研修の実施(えほんみらい総研)
EQ絵本講師 : 約850名 ※2025年5月末時点
設立 : 2020年8月28日
財団HP: https://eq-ehon.com/
えほんみらい総研HP: https://ehonmirai-lab.com/
