六甲高山植物園 園内を彩る春の妖精 「カタクリ」と「ミズバショウ」が見頃を迎えました!

六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:宮西幸治 阪神電気鉄道株式会社100%出資)が六甲山上で運営を行っている六甲高山植物園では、春の妖精「カタクリ」と「ミズバショウ」が見頃となりました。

4月初旬まで寒い日が続き、昨年より開花が遅れておりましたが、先週の暖かな日差しを受けて園内のカタクリが一気に咲き始め、六甲山に本格的な春が訪れました。園内各所に群落を作っており、晴天時には淡い紫色の花びらを大きくそりかえし、うつむきかげんに可憐な花を咲かせます。

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◆カタクリ(ユリ科)

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北海道~九州の山林原野に広く群生し、晴天時のみ開花する多年草です。6枚の花被片を大きくそりかえし、うつむきかげんに咲くやさしい春の花です。高さ10~20cmの花茎に1輪の花を咲かせますが、種から開花するまでは7、8年ほど要します。昔は片栗粉の原料として用いられ、この根茎より製した質の良い澱粉が使用されていましたが、現在は、ジャガイモの澱粉が代用されています。園内では約5,000株が随時開花し、4月中旬まで見ごろとなる見込みです。

◆ミズバショウ(サトイモ科)
ミズバショウも昨年より1週間ほど遅れて咲き始めました。北海道や東北地方など北国では、春を告げる花は「サクラ」ではなく、「ミズバショウ」や「コブシ」の花と言われています。北海道南部の気候に相当する六甲山でも、近頃は昼間の気温が10℃を超え、春らしい陽気になり、次々に春を告げるミズバショウが開花しています。

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唱歌「夏の思い出」で有名なミズバショウ。尾瀬では初夏に見頃を迎えますが、当園では春を告げる花として人気を博しています。最も目立つ白い部分は「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる葉が変形したものであり、その中に包まれるように咲く黄色い部分が花の集まりです。
六甲高山植物園では、約600株のミズバショウを自然に近い環境でご覧いただけるよう栽培しています。湿生区に広がる白く華やかな景色は、4月下旬ごろまでお楽しみいただける見込みです。

開花記念イベント「ミズバショウまつり」も開催!

ミズバショウの開花を記念して、4/14(日)までの期間中、ミズバショウを含む珍しい山野草の苗販売を毎日開催するほか、週末は音楽ライブやあったかメニューの屋台の出店などのイベントを行います。

(1)山形名物!芋煮屋台の出店
当園のミズバショウの故郷、山形県の名物「芋煮」の屋台が毎週末に出店します。
【日時】4/13(土)、14(日)各日11:00~16:00(売切れ次第終了)
(2)ストリートJAZZライブ
【出演】米倉 百ほか
【日程】4/13(土)、14(日)
【時間】12:00~/13:00~(各回約30分)

◆沖先生のぶらぶら園内ガイド
【日時】4/13(土)11:00~/14:00~各回1時間程度
【講師】沖 和行(前職 神戸薬科大学薬用植物園)
◆はじめてのスケッチ絵手紙講座
【日時】4/20(土)10:30~15:00
【料金】300円(道具・手紙代込み)※入園料別途要
【定員】20名(予約先着順) ※電話予約受付中
【講師】糟谷 恵(日本絵手紙協会公認講師)
◆森先生の特別ガイド
【日時】4/20(土)11:00~/14:00~各回1時間程度
【講師】森 和男(当園特別アドバイザー)

◆営業概要(2019年)
【開園期間】3月16日(土)~11月24日(日)※9月5日(木)、12日(木)は休園
【開園時間】10:00~17:00(16:30 受付終了)
【入園料】大人(中学生以上)620円/小人(4歳~小学生)310円

六甲山ポータルサイト http://www.rokkosan.com

リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/6732_d70111e31143959e0e447c84e96ca3d90c1ebb81.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
    大阪市北区芝田1-16-1


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